まず敷地ですが、所有や境界をハッキリとして下さい。親の土地の場合は、兄弟などとちゃんと話し合いをしてからでないと後でもめる原因になります。敷地の大きさや方位のわかる測量図もあると良いですね。所有と位置関係などキチンと把握することです。
自分の考えを伝えるときは肩肘張っても仕方ありません。正直に話をしてみましょう。誰でも希望をハッキリと口だけで伝えるのは至難の業なんですから。逆に話をすることで、まとまっていくものです。私たち設計者はそのお手伝いをするわけです。
希望を伝えるときは、部屋数やスタイルばかりに気を取られないように。可能性を狭めます。どういう生活をしたいか、自分たちの中で何が大事かを考えていきましょう。設計者だけでなく家族の中でも、腹を割って話をすることが大切です。こういうプロセスを経ることで、できあがったものを、みんなが自分のものだと思えるようになります。
また設計者と合わない場合もあるでしょう。少し話をして、どうも上手く話ができそうもないとか合わないな、と思ったときはハッキリ断りましょう。お互いに相性があるのですから、仕方のないことです。
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