自律神経失調症について…
最近は不定愁訴症候群ということもあります。様々な身体症状が出現しているのに、検査をしても異常はなく、症状は心理的ストレスにより、しばしば動揺することが多いです。
症状としては、全身の倦怠感、疲れやすい、微熱といった全身症状や、頭痛(偏頭痛)、耳鳴り、めまい、筋肉痛、手足の冷え、しびれなどの感覚異常、動悸、息切れなどの呼吸循環器症状、食欲不振、胃のもたれ、腹部不快感、などの消化器症状など、身体の様々な症状があり、腹痛を伴う下痢や便秘を繰り返す、過敏性腸症候群も自律神経失調症といえます。
また、不安やイライラ、不眠、抑うつ気分などの精神症状が伴うことがあります。神経症、うつ病などのほとんどの場合、程度の違いはあれ、自律神経失調症にもなっています。
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