兵器&マッドサイエンス~「できるんやから仕方ないっ!」~

 リアリティ
低下フィールド

りありてぃていかふぃーるど

山本弘「ギャラクシー・トリッパー美葉」

チャラライカ人によって発明された、時空の構造を変化させ「嘘っぽさ」を増加させるフィールド。フィールド内では実際の物理法則や確率を無視して、フィクションの世界でしか起こり得ない「嘘っぽい」現象が起こる。チャラライカ人はこれを利用して、防御システムとして「リアリティ低下フィールド発生装置」を使用している。
フィールドは「ドラマ・レベル」「コミック・レベル」「ギャグ・レベル」の3段階に切り替えられ、弾丸やレーザーをかわせたりカッコよさ優先で勝敗が決まったり大爆発の中から煤まみれで出てきたりする事が出来る。防御的にはまず死なないギャグ・レベルが最強だが、こちらの攻撃や思考自体もフィールドの影響下にあるので、事態に応じてのレベルの切り替えが重要になる。また、個人携帯用の装置には約2メートルのフィールド半径を持たせているため、白兵戦では相手にもフィールドの効果が波及するという欠点もある。
なお、装置そのものの構造も「嘘っぽい」が、スイッチを入れる直前にフィールドが展開され、フィールドの影響下で嘘っぽく作動するらしい。

いやあ、素晴らしい。俺の人生で出会った物の中でベスト欲しいモノだ。マジでマジで。突然チャラライカ人がウチにやってきて俺に装置くれないかな。ああ、もうコレさえあれば人生俺の理想通りだよ(笑)。
誰か発明しましたら、是非ワタクシめにも使わせてやって下さい。本気です。 (/1999)