災害避難 手作り避難用品等の作り方アンケートページ
本ページは下記、手作り避難用品についてのご意見お伺い(アンケート)ページです
(詳細手作方法についてはご意見をもとに、ページ開設予定です)
避難具についての規格の有無について調査中ゆえ製作待ちにしてください
阪本技術士事務所 阪本 慶二
1. 震災火災用避難梯子(繊維ロープ製梯子)の手作り(自家用)
2 水害津波用 浮きの手作り(自家用)
3 病気療養者等搬送用担架の手作り(自家用)
取りあえず上の3種について 避難梯子から
1. 震災火災用避難梯子(繊維ロープ製梯子)の手作り(自家製)
ロープの引っ張り強さで ナイロンロープ12oの強さを調べると 3.07tf 3070sf
となっています。ロープを結ぶと 結び目で、力が減少します。
減少はロープによって異なり、ナイロンロープの場合は 約30%から40%:減少します。
綿糸製や麻製のロープの場合は約60%:減少。
ですから、ナイロンロープ12oの残存強さを約60%1800sfとします。
さらに、人命に関わるものですから、安全係数を6とすると、1800/6=300sf
左右2本で、600sfの引っ張り力があるとみます。
さらに 手造りを考慮 安全のため補助ロープ 1例 直径6mmを用いるものとして
造り方概要を記します
使用ロープの種類
ナイロン繊維の場合、テグス(釣のり糸)のように1本が太い繊維 モノフィラメント
細い繊維収束(マルチフィラメント)
綿糸のように、みぢかい繊維を紡績してつくる紡績糸等があ
り、今回はマルチフィラメント繊維を用いてつくってあるロープを
用いることとします。
ロープ販売店や量販店に置いてあるナイロンロープは
マルチフィラメント繊維製が主力です。
使用パイプ等 塩ビパイプまたはポリエチレンパイプ、アルミニウムパイプ等
鉄製、鋼管はさびるから用いないほうがよい
網入りビニールホースも利用できます
造り方の概要 (実際製作については、本アンケートの結果、手づくり希望
があり ますときに詳細記します、1項2項3項とも)
左図 パイプ内のロープを捩じる 右図 パイプの両曲がり部を金属線で縛る
赤、黒ロープの白い部分は 赤、黒ロープは主ロープ 1例 直径12mm
夜光テープ パイプに巻いているロープは補助ロープ
1例 直径6o
金属線 銅 ステンレス アルミニウム線
特注 バイプの両端を折り曲げているのは、ロープの曲がり角度を小にするためです、
この程度の折り曲げでロープの引っ張り強さが 約15%ぐらい低下します
パイプに通してある赤、黒ロープを主ロープとし、パイプに巻きつけ主ロープに添
えている細いロープを補助ロープとします。
ロープの切り口処理 切り口を固めて解れないようにする (合成繊維ロープに限り)
金属片 板、棒等をガスコンロで熱する。300度ぐらい
熱した金属片にロープの切り口を当てると繊維が溶ける 金属片からロープを離す 切り口が固まって解れなくなる
。
塩ビパイプの加工
1.パイプを金のこぎり等で適当な長さに切断
2.両端に 縦に3cmのこぎりで切り目をいれる
3.湯沸しで湯を沸かし 湯口から吹き出の高温蒸気でパイプを熱する
4.パイプが軟らかくなった時点で、ペンチで、折り曲げ水で冷やすと固まる
2 水害津波用 浮きの手作り(自家製)
手作りの網にハッポウスチロールを詰める。網は高強度が必要
大きさは、網外形35p 深さ75cm程度
手作り方法は次回ページで。
2.3の網の作り方は 次回ページに記します
合成繊維網の網目 ロープ コード より糸等の結び目、緩み止め1例
湯沸しの湯口から吹き出る高温蒸気で結び目を加熱すると、結び目が
ある程度固定されて緩み(戻り)が少なくなります。
3 病気療養者等搬送用担架の手作り
物干し竿2本と網で製作 この場合も網は高強度が必要 網は伸縮じだいです。
手作り方法は次回ページで。
以上三点につきまして、ご意見をお知らせくださいましたら幸いです。
-ホームページアドレス http://www5a.biglobe.ne.jp/~sakakeij/hinangu
1について
2について
3について
こ意見お伺い先地域 和歌山県 大阪府 奈良県 兵庫県 その他
1 1,2,3につきまして A,B,C のご意見を下記 阪本メール あてご送付くださいましたら
まことに幸いです。
ご参考 ビル等の下部から梯子を順次伸ばして階上の人を救助する。これは、個人では出来
かねます、特許出願しましたが、災害ないころは、注目してくれる人は居ませんでした。
梯子は伸縮できるようになっています