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拜聖旨
                         

遠矣昭和白雪夜,
義軍蹶起作國殤。
不聞維新孤臣叫,
聖上何爲人間皇。





            聖旨を拜す

遠矣はるけきかな 昭和  白雪の夜,
義軍 蹶起けっきして  國殤こくしゃう
る。
聞かずや  維新 孤臣 の叫び,
聖上 何爲なんすれぞ  人間の皇と
なりたまひし。



昨日(=平成18.7.22)のテレビニュース偶感。
  ふと、三島由紀夫の『英靈の聲』の最後のページ「などてすめろぎは人間(ひと)となりたまひし」を思い起こした……。
      *************

(後日(平成28(2016).2.20)記: わたし自身、この詩の背景を忘れてしまったので、インターネットで当時の出来事を調べてみた。次のように書いてあった:「2006.7. 19(水)昭和天皇のA級戦犯靖国合祀に対する意思が判明」とあった。 平成28(2016).2.20追記)
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・白雪夜: 二・二六事件を謂う。
・國殤: 〔こくしゃう;guo2shang1●○〕殉国の士。国のために命を捧げた者を傷(悼)むこと。また、その対象。死国。『楚辭』の『九歌』の『國殤』に「…操呉戈兮被犀甲,車錯轂兮短兵接。旌蔽日兮敵若雲,矢交墜兮士爭先。凌余陣兮余行,左驂殪兮右刃傷。霾兩輪兮四馬,援玉兮撃鳴鼓。天時墜兮威靈怒,嚴殺盡兮棄原野。出不入兮往不反,平原忽兮路超遠。帶長劍兮挾秦弓,首身離兮心不懲。誠既勇兮又以武,終剛強兮不可凌。身既死兮神以靈,魂魄毅兮爲鬼雄。」とあり、六朝・宋・鮑照の『代出自薊北門行』に「寵起邊亭,烽火入咸陽。徴騎屯廣武,分兵救朔方。嚴秋筋竿勁,虜陣精且彊。天子按劍怒,使者遙相望。鴈行縁石徑,魚貫度飛梁。簫鼓流漢思,旌甲被胡霜。疾風衝塞起,沙礫自飄揚。馬毛縮如蝟,角弓不可張。時危見臣節,世亂識忠良。投躯報明主,身死爲國殤。」とある。
・維新: 昭和維新のこと。昭和初頭(〜二・二六事件)の頃の国家革新の標語。
・孤臣: ここでは、磯部浅一を指す。陸軍軍人、国家社会主義者。二・二六事件を起こした。
・聖上: 天子様。天皇陛下。≒皇上。
・何爲…: 『英靈の聲』の最後のページ「などてすめろぎは人間(ひと)となりたまひし」。磯部浅一の叫びでもある。
なお、「などてすめろぎは人間(ひと)となりたまひし」を使ったわたしの詩には:
『夢天覽』「紅雲已散碧煙新,九段櫻花空化塵。相隔皇城焉萬里,何爲聖上作賢人。」もある。
・何爲: 〔he2wei2○○〕どうして…のか。なんすれぞ(…や)。

平成十八年七月二十二日

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