千樹櫻
七彩蝶歌千樹櫻,
至今不識難爲情。
天涯有士介和樂,
從此夜聽天女聲。
千樹櫻
七彩の
蝶
(
てふ
)
は歌ふ 千樹の櫻,
今に至るも
識
(
し
)
らず
情
(
じゃう
)
爲
(
た
)
り
難
(
がた
)
し。
天涯に 士 有りて 和樂を
介
(
かい
)
し,
此
(
こ
)
れ
從
(
よ
)
り
夜
〻
()
聽く 天女の聲を。
*****
海外の人からのメールで、『千本桜』や『虹色蝶々』という日本の歌曲を知った。
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・七彩蝶:
虹色蝶々。(歌曲名)
・千樹桜:
千本桜。(歌曲名)
・難爲情:
照れくさい。恥ずかしい。
・和樂:
日本の音楽を謂う。
・天涯:
天の果て。地の涯。初唐・王勃の『送杜少府之任蜀州』に「城闕輔三秦,風烟望五津。與君離別意,同是宦遊人。
海内存知己,
天涯
若比鄰
。無爲在岐路,兒女共沾巾。」
とある。
・天女聲:
ボーカロイド。
平成二十八年八月二日
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