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       送杜少府之任蜀州
          

                         
   唐・王勃


城闕輔三秦,
風烟望五津。
與君離別意,
同是宦遊人。
海内存知己,
天涯若比鄰。
無爲在岐路,
兒女共沾巾。


   
**********************
       杜少府 任に 蜀州に 之(ゆ)くを 送る

城闕   三秦に 輔
(ほ)たり,
風烟  五津を 望む。
君と 離別の意,
(とも)に是(こ)れ 宦遊(くゎんいう)の 人。
海内
(かいだい)に  知己(ちき) 存すれば,
天涯も  比鄰の 若
(ごと)し。
(な)す 無(な)かれ  岐路に在りて,
兒女と共に 巾
(きん)を 沾(うるほ)すを。

             ******************

◎ 私感訳註:

※王勃:648年(貞觀二十二年 )〜675年(上元二年 )。初唐の詩人。字は子安。龍門の人、或いは太原の人。

※送杜少府之任蜀州:杜少府之任蜀州:杜少府が任務で四川に行かれるのを見送る。 ・杜少府:王勃が送別する相手の官姓(名)。 ・之:行く。 ・任:任じられる。任務で。動詞。 ・蜀州:四川省。「蜀州」を「蜀川」ともする。その場合は、四川省の岷江一帯を指す。

※城闕輔三秦:(わたしのいる)長安城は、三秦一帯の防衛の牙城であり、三秦の安定をたすけている。 *作者王勃と、見送られる杜少府が、首都長安(郊外)で別れを告げたことが分かる一節である。 ・城闕:宮門。城門。ここでは、長安を指している。 ・輔:助ける。 ・三秦:陝西省一帯。項羽が咸陽に入った後、関中=秦の地を三分して秦の将に分け与えたことに基づく、秦の地(陝西省)のこと。雍、塞、。『史記・高祖本紀』の「項羽自立爲西楚霸王,王梁、楚地九郡,都彭城。負約,更立沛公爲漢王,王巴、蜀、漢中,都南鄭。三分關中,立秦三將。」をいう。

※風烟望五津:(たちこめる)雲霧が望まれるところが、(貴君の任地である岷江の)五つの大きな渡し場なのだろう。 ・風烟:風にたなびく霞。 ・望:望まれる。 ・五津:岷江の五つの大きな渡し場で、白華津、萬里津、江首津、渉頭津、江南津をいう。送別する杜少府の任地にある。

※與君離別意:あなたと別れるその思いといえば。 ・與:…と。普通、後には対象の名称が附く。 ・君:あなた。 ・離別:別れる。動詞。 ・意:思い。心。

※同是宦遊人:わたし(王勃)だって、官吏としての旅路の中にあって、貴君同様である。 ・同是:ともに。同じく。 ・是:この用法は、接続詞や副詞の語尾としてのもの。「これ」とは読むが「是」「是」「是」「是」「是」などと同様、語義は第一字目のものになる。  ・宦遊:官吏になって他郷に住む。

※海内存知己:この世界の中に自分を理解してくれる者がいれば。 ・海内:国内。天下。 ・存:いる。存在している。 ・知己:〔ちき;zhi1ji3○●〕自分の心や真価を知ってくれる人。親友。『史記』刺客列傳・豫讓「嗟乎!士爲
知己者死,女爲説己者容。今智伯知我,我必爲報讎而死,以報智伯,則吾魂魄不愧矣。」から出る。

※天涯若比鄰:(そこが)天の果て、地の果て(と、離れていよう)とも、隣(となり)近所のようなものである。 ・天涯:空のはて。極めて遠いところ。 ・若:ごとし。「如」と、ほぼ同義。平仄が異なる。「若」は
。 ・比鄰:隣近所。四隣。曹植の『贈白馬王彪』「心悲動我神,棄置莫復陳。丈夫志四海,萬里猶比鄰。」に基づく。

※無爲在岐路:分かれ道に立って、(子どものように、ハンカチを涙で濡らすようなこと)をなさるな。 ・無爲:…とするな。「無爲」は「在岐路,兒女共沾巾。」にかかっていく。 ・在:…にある。…にいる。 ・岐路:分かれ道。分岐点。

※兒女共沾巾:子どものように涙でハンカチを濡らさないように。 ・兒女:子供達。息子と娘。前出曹植の『贈白馬王彪』に「心悲動我神,棄置莫復陳。丈夫志四海,萬里猶比鄰。恩愛苟不虧,在遠分日親。何必同衾,然後展慇懃。憂思成疾無乃
兒女。倉卒骨肉情,能不懷苦辛。」とある。 ・共:…のように。…と一緒に。 ・沾:ぬらす。うるおす。 ・巾:ハンカチ。涙を拭うもの。後世、辛棄疾は『水龍吟』登建康賞心亭「楚天千里C秋,水隨天去秋無際。遙岑遠目,獻愁供恨,玉簪螺髻。落日樓頭,斷鴻聲裏,江南游子。把呉鉤看了,欄干遍拍,無人會,登臨意。   休説鱸魚堪膾,儘西風、季鷹歸未。求田問舎,怕應羞見,劉カ才氣。可惜流年,憂愁風雨,樹猶如此。倩何人、喚取紅巾翠袖,英雄涙。」と詠っている。





◎ 構成について

  韻式は「AAAAA」。韻脚は「秦津人鄰巾」で、平水韻上平十一真。次の平仄はこの作品のもの。

   
○●○○○,(韻)
   ○○●●○。(韻)
   ●○○●●,
   ○●●○○。(韻)
   ●●○○●,
   ○○●●○。(韻)
   ○○●○●,
   ○●●○○。(韻)

2004.5.2完
2005.5.7補

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