huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye

                                          


同小狗過一年

季還臘月朔風天,
小狗踞廬度一年。
今作家中談笑核,
同過浮世由何縁。


津堂城山古墳にて 弘川寺の桜山にて
石川にて
飛鳥の橘寺にて 石川にて
津堂城山古墳にて 高天の不動滝にて
高天の不動滝にて 武庫川にて
石川にて 応神天皇陵附近にて



ときめぐる 臘月らふげつ  朔風さくふうの天,
小狗 いへきょして  一年を わたる。
今 る 家中  談笑の核と,
ともに 浮世 ふ せいを ごすは  いかなるえにしにかる。

       *****************************      
 我が家に犬が来て、この十二月で一年になる
 すっかりと我が家の暮らしに融け込み、毎日を楽しく送っている。

 この犬の姿を見ていると、ふと、この前読んだ中野孝次著『犬のいる暮し』(岩波書店)の中で、歌人・平岩米吉の作品が紹介されていたのを思い出した。感じるところがあり、ここに掲げる。

    わが庭に 一生ひと よ をすごす 生命いのちゆゑ 時の惜しみ 共にあそばむ                               
 
    大いなる うつろおもひ 常にあり おのれを犬と いとほしみつつ
 
    新開の 宅地にいこふ 冬の日を わがおいの しあはせとせむ
 
    犬は犬、我は我にて 果つべきを 命りつつ むつぶかなしさ                         
(平岩米吉著:歌集『犬の歌』(動物文学会)
                                                        (平成20.12.7)

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  (附記:全くの蛇足になるが、中野孝次氏の『ハラスのいた日々』だったろうか、犬が大事に骨を隠しているのを「私有財産の発生」と書かれていたのが印象的だった。我が家でも、似たことが起こっていた。
  清正が来て間もなくの頃のことだった。清正は「ここを開けて。」と障子を指さした。当然のことながら、大きな穴がブスッとあいた。家内は「キャー!」と反射的に悲鳴をあげ、その後「駄目でしょ…」と注意していた。その後すぐ、清正は家内の前に、自分の大切な茶色の熊さんの人形とボールを持ってきて、並べた。
  わたしには、それが清正にとって、かけがえのない財産を、家内にお詫びとして差し出したように見えた。「お詫びのためのプレゼント」というか、貢ぎ物というか……。驚いた。        (平成22.3.9)


平成二十年十二月七日




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