葛生 犬在寒月花月夜
雨夜逍遙還曉霜,
花宵得病又蒼惶。
秋冬春夏如斯過,
惟解中天明月光。
雨夜
うや
の
逍遙
せうえう
還
ま
た
曉霜
げうさう
,
花宵
くゎせう
病
やまひ
を得て
又
ま
た
蒼惶
さうくゎう
たり。
秋冬 春夏
しうとう しゅんか
斯
かく
の如く過ぎ,
惟
た
だ
解
かい
すは 中天 明月の光。
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犬の歌。
雨の夜
、寒風の朝…の(犬を連れての)お散歩。缺かすことの出来ない日課で、夜桜の清艶さも再確認できた。また、病気になってのお医者さん通い
等々。大変に感じるときもあるが、第三者の理解が必ずしも得られるものではないことも分かる。ただ、お空のお月様だけは、毎夜のことなのでよく理解してくれている…という、昨日(2/10)の十六夜の明月の下でのお散歩での感慨。
犬版『葛生』
のつもり…です。
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平成二十一年二月十一日
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