Nゲージ蒸気機関車蒸機の工作>前カプラーをマグネ・マティックカプラーに交換する

リアル・ラインD51への取り付け

2007.12.18

基本的には9600などと同じで、MT-7を使ったカプラーユニットを接着するだけです。ただし、前部カプラーはスノープローが邪魔になって、トリップピンを取り付けることができず、自動解放はできません。左右にも首を振らないので少し制限があります(これは元のRカプラーも同じです)。

1.基本形 2.KATO 9600 [3].リアル・ラインD51 4.KATO EF58他 5.KATO C62北海道形 6.KATO D51標準形(新) 7.KATO C12


ワールド工芸のカプラーアダプターを使用する方法

ワールド工芸のパーツを使用してMT-7を組立

ワールド工芸のテンダードライブ蒸機には、KATOのマグネ・マティックカプラーMT-7(品番11-710)を取り付けるためのアダプターが付属しているものがあります。これは通常下側から取り付けますが、高さ調整を兼ねるために、ここでは上から取り付けます。

  1. カプラーは通常通り組み立てます。前部カプラーの場合はトリップピンを付けません。
  2. アダプターにスプリングを入れ、カプラーを前から差し込みます。
  3. ワールド工芸のパーツを上から接着し、カプラーが飛び出さないようにします。

真鍮線などを使用する方法

真鍮線を使用してMT-7を組立

前のページでご紹介したのと同様、真鍮線でカプラーを止める方法です。この場合、高さ調整のために、上側にプラ板などをはさみます。

  1. カプラーは通常通り組み立てます。前部カプラーの場合はトリップピンを付けません。
  2. アダプターにスプリングを入れ、カプラーを前から差し込みます。
  3. 図を参考に曲げた真鍮線を下側から取り付け、カプラーが飛び出さないようにします。

機関車への取り付け

元のRカプラーは、取り付けネジを緩めて外し、そこに組み立てたカプラーをゴム系接着剤で接着します。
特に前方は、先台車に当たらぬように位置を決めます。先台車側の加工は必要ありません。

前部カプラー 後部カプラー
前部カプラー 後部カプラー

いずれも台車マウントではないので、カーブの途中での連結がややしにくい場合がありますが、これはRカプラーの場合も同じです。スプリングによってある程度左右に可動しますから、Rカプラーよりは曲線通過はスムーズだと思います。


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1.基本形 2.KATO 9600 [3].リアル・ラインD51 4.KATO EF58他 5.KATO C62北海道形 6.KATO D51標準形(新) 7.KATO C12

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