蒸気機関車には曲面部分が少ないので、電車や電気機関車に比べて紙での表現には適しているように思います。
しかし、比較的悩むのが煙突やドームのあたりです。
9600のドームは浅くて、一方は裾が滑らか、もう一方は鍋を伏せたような感じ、というのがよく見る形です。 ここは紙の円板を張り重ねて表現してみました。 |
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表面は接着剤などで埋め、削っては塗装して磨き…を繰り返します。パテを使うと楽かもしれません。 化粧煙突はなかなかうまくいかなかったのですが、割り切ってただの円筒としました。これはエンドウの9600と同じ表現です。 |
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砂まき管の座は小さい四角形をカットして貼り付けます。縦横とも1mm前後の紙片ですから、カドを丸くする場合も斜めに気持ちカットするだけです。 |
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左右とも取り付けたところです。 あまりうまくいっていませんね。私の工作ではアップにはとても耐えられませんので、遠くから眺めることにします。 |
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形式によって色々な形のドームがありますが、ほぼ同じ方法で作れるのではないかと思います。 |
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空気溜めは紙を丸めるだけですが、直径3mmほどなので、丸めるのは非常に苦しい工作です。 |
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タンク上の歩み板と、折れ曲がった支柱を外側から別々に接着します。 なお、前の写真では主蒸気管のカバーも作ってあります。 |
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同様に空制関係の機器を作っていきます。もし手持ちのパーツがあれば、それらを使うと楽なのでしょうが、紙工作にロストパーツを買うのももったいないですし、精密度がてんでバラバラになってしまいますので、同じ粒度になるよう紙で作ることにしました。 |
線を直していない図ばかりで見づらいと思いますが、ないよりはましかと思って載せてみました。
よくわからなかったら申し訳ありません。