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D51/D61

天賞堂 D51

2001.6.10/2016.11.6

国鉄蒸機の現役時代からKATO製品が存在していました。幾度も再生産され、特に標準型は探せばたいてい入手できるので、多くの方がお持ちだと思います。
20年以上経った1996年には、マイクロエースが突然D51とD61を合計6種発表して、9mmゲージに本格的に再参入しました。
その後色々なメーカーから特色あるD51が多数発売されましたが、2010年にはKATOから37年ぶりに完全新規製作のD51 498が発売されて話題となりました。

1-大きさ | 2-キャブ・フロント3-ドーム・発電機・煙突4-テンダー・バックプレート・他
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横から

発売されている種類がとても多いので、代表的なものを載せました。

D51は下廻りやモーターの都合で、全長が長めになっているものが多かった形式です。
KATO製品には、1973年からの旧系列もありますが(現在は一部セット品のみで存在)、こちらは全長約1/140と大きくできていました。下の写真の旧製品を見ると、今の製品とは全長が大幅に違っていたのがわかります。

■標準形

KATO・旧 KATO・旧
D51 標準形(拡大写真)
KATO KATO
D51 標準形(拡大写真)
KATO D51 498 KATO
D51 498(拡大写真)
マイクロエース D51 498 マイクロエース
D51 498(動力改良品)
(拡大写真)
マイクロエース D61 マイクロエース
D61 3(拡大写真)
天賞堂 天賞堂
D51 498(拡大写真)
リアル・ライン リアル・ライン
D51 710(拡大写真)
やえもんデザイン やえもんデザイン
標準タイプ(拡大写真)

下廻りの動輪径と動輪の軸距離は、天賞堂とKATO(旧製品除く)のみ、ほぼ1/150にできています。それ以外は多少の違いこそあれ長くなっています。
マイクロエースやリアル・ラインも先輪〜従輪間で1/140程度となります。
走行性能に余裕を持たせるには、ある程度のフランジ高と動輪間隔を確保したいので、全長を長くしたほうがまとめやすいのでしょう。

なお、やえもんデザインはマイクロエースまたはKATO(旧)の下廻りを使うボディーキットです。全長は使用する下廻りに依存します。上の作例はモーターをキャブ内に収めて機炭間隔を詰めてあります。

■なめくじ

KATO KATO・旧
D51 なめくじ(拡大写真)
KATO KATO
D51一次形(東北仕様)(拡大写真)
マイクロエース マイクロエース
D51 なめくじ(拡大写真)
中村精密 中村精密
D51 スーパーなめくじ(拡大写真)
天賞堂 天賞堂
D51 北海道型(拡大写真)
リアル・ライン リアル・ライン
D51 1(拡大写真)
やえもんデザイン やえもんデザイン
なめくじ標準タイプ(拡大写真)

前から

■標準型

KATO・旧 標準形 マイクロエース 498 天賞堂 498 リアル・ライン 北海道型 やえもんデザイン 標準タイプ KATO D51 498
KATO・旧
標準形(拡大写真)
マイクロエース
498号機(拡大写真)
天賞堂
498号機(拡大写真)
リアル・ライン
710号機(拡大写真)
やえもんデザイン
標準タイプ(拡大写真)
KATO
498号機(拡大写真)

おおむねエンジン部の全長が長いものは、高さも高くなっています。天賞堂とKATO 498号機(新系列)は低く抑えられています。
前面の顔つきや格好は各社で色々です。498号機が3つありますが、印象はすべて互いに異なります。
マイクロエースはライトの形が変更された最終製品です。リアル・ラインは細かい部品の強度アップが図られた2次出荷のものです。

■なめくじ

KATO・旧 なめくじ アリイ なめくじ 天賞堂 北海道型 リアル・ライン 1号機 やえもんデザイン なめくじ標準タイプ KATO・新 一次形(東北)
KATO・旧
なめくじ(拡大写真)
マイクロエース
51号機(拡大写真)
天賞堂
北海道型(拡大写真)
リアル・ライン
1号機(拡大写真)
やえもんデザイン
なめくじ(拡大写真)
KATO
一次形(東北)(拡大写真)

高さに関しては標準形と同様です。なめくじは煙室前面の外周に丸みがついているので、各社ともそこは作り分けられています。
マイクロエースもよく見ると、ほんの少し丸みがついています。
(例外的に、マイクロエースのD51スーパーナメクジの改良品は、この丸みがなくなっています)

後ろから

KATO・旧 標準形 KATO 498 アリイ 498 天賞堂 498 リアル・ライン 北海道型 やえもんデザイン 標準タイプ
KATO・旧
標準型(拡大写真)
KATO
498号機(拡大写真)
マイクロエース
498号機(拡大写真)
天賞堂
498号機(拡大写真)
リアル・ライン
710号機(拡大写真)
やえもんデザイン
標準タイプ(拡大写真)

エンジン側の高さの違いに比べれば、テンダーの高さの違いは小さく見えますが、テンダーごしに見えるキャブの屋根の高さの違いはよく分かります。マイクロエース製品は特に高いため、テンダーとの落差が大きく、腰高と言われやすい原因になっています(しかし、原形はもう18年前の製品です)。
やえもんデザインは、マイクロエースまたはKATO(旧)のテンダーをそのまま使うため、それぞれと同じ形になります。

上から

■標準形

KATO・旧 標準形 KATO・旧 標準形
KATO・新 標準形 KATO 標準形
KATO・新 498号機 KATO 498号機
マイクロエース 498号機 マイクロエース 498号機
動力改良品
天賞堂 498号機 天賞堂 498号機
リアル・ライン 北海道型 リアル・ライン 北海道型
やえもんデザイン 標準タイプ やえもんデザイン 標準タイプ

下廻りに合わせて上廻りの形状を調整しているものが多いため、煙突・ドームなどの位置関係も色々です。
各社の498号機はどれもJR東日本で復活後の498号機をモデルにしていますが、原形になった時期には違いがあります。マイクロエースは再生産のたびに少しずつ変化もしています。

■なめくじ

KATO なめくじ KATO・旧 なめくじ
マイクロエース なめくじ KATO 一次形(東北仕様)
マイクロエース なめくじ マイクロエース なめくじ
中村精密 スーパーなめくじ 中村精密 スーパーなめくじ
天賞堂 なめくじ 北海道型 天賞堂 なめくじ 北海道型
リアル・ライン 1号機 リアル・ライン 1号機
やえもんデザイン なめくじ標準タイプ やえもんデザイン なめくじ標準タイプ

縮尺のほか、機関部と炭水車の連結間隔によって全長が大きく変わっています。KATOの新系列は狭い機炭間隔の再現を重視しているようです。


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