前夜の、西武ドームで行われた、渡辺美里V14ライブの余韻も冷めないまま、朝を迎える。
10時前には、出発する。通算17回目の、北海道旅行の封が、きって落とされた。
東京駅から、上越新幹線「Maxあさひ403号」に乗り込みます。
本来僕は、北海道へ行くときは必ず、「北斗星」を利用してきた。しかし、去年の春、それまで愛用していた、周遊券が廃止され、周遊きっぷになり、「ゾーン券」の有効期間が5日と設定されたため、事実上行きの「北斗星」利用が不可能となり、やむなく、新幹線利用となったのでした。
しかし、ただ東北新幹線で行ったのでは、面白くない。少しでも、旅の気分を味わうため、上越新幹線経由にしたのです。
Maxの一階席に座ると、窓の外は防音壁・・・。駅弁を食べた後は、昨夜の疲れもあり、そのまま眠ってしまった。
目が覚めると、長岡をすぎていました。そして、まもなく新潟に到着。
特急「白鳥」の乗り継ぎまで、1時間半とってあるので、ここでこの旅最初のお風呂タイムとなります。
新潟駅から歩いて10分程の所に、銭湯はあります。ここの銭湯はきれいで、浴槽もかなり大きく、泡風呂やサウナなんかもあり、お気に入りの所です。
銭湯を出て駅に戻り、ビールや食料の買い出しをして、1番ホームに出ます。
16時22分、大阪からおよそ6時間かけて来た、特急「白鳥」青森行きが到着。
新潟で降りる人、乗り込む人、進行方向が変わるため座席を変換する人で、車内は小パニックに、7分の停車時間はあっという間に過ぎて、16時29分定刻に出発しました。
僕も指定席に座って、「ほっ」と一息・・・・。
特急「白鳥」はこれから、6時間かけて青森に向かいます。僕の列車の旅は始まったばかりだけど、「白鳥」にとっては、コースの半分を過ぎただけ。長い旅です。
車窓に流れる夕日や、日本海を眺めながら、ビールを飲んだりしてのんびりと過ごします。でもこの列車に乗るたび感じるんですが、やっぱり食堂車が欲しいです。食堂車が無理だとしても、ラウンジカーぐらいはつけて欲しいですが・・・・。
酒田を過ぎる頃には、日も沈み、ほとんど夜行列車の感覚です。また、乗客もかなり減って
きていて、車掌さんが冷房の調節に走り回っています。
秋田に到着するも、乗ってくる人はあまりなく、さらに車内を閑散とさせて、深夜の奥羽本線を力走。そして、22時59分定刻、青森駅に到着。
「白鳥」に別れを告げ、札幌行き急行「はまなす」に乗り込みます。
と、その前に、売店で旅の非常食として活躍する(?)、小さい青リンゴ(4個入り500円)を買って、4号車カーペットカーに乗り込み、青森を後にしました。
寝る前に、歯磨き。と、外を見るとなにやら銀色の車体が・・・・・。
「カシオペアだ〜!!」、以外にもこの時初めて「カシオペア」を見たのでした。
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