前回、冬の北海道から早くも２ヶ月半が過ぎました。いよいよ待ちに待ったＧＷの帰省です♪夏日の関東から、雪降る北海道へ・・・・。今年もＧＷの帰省は、車で帰る事にしました。
　仕事から帰ってきて、出発の準備を整えて仮眠を取り、１時半頃に起き出します。
そして、午前２時に出発。今回は一路新潟県に向かいます。
　自宅から近くの所沢ＩＣから関越自動車道に入りますが、スキーシーズン以外で関越道を使うのは、果たしていつ以来だろうか・・・・。
　関越道に入り、走り慣れた道を行きます。なんか、北海道に向かう・・・と言うよりは、石打へスキーしに行くような感じさえします（笑）。夏タイヤで関越道を走るのも久しぶり・・・。
　そして、スキーシーズンならこの時間でもかなり混んでいるのに、まるで閑散期の東北道のように、ガラガラです。。。。リヤタイヤが慣らし中という事もあり、高崎付近まではおとなしく走っていましたが、それ以降はいつものペースで走り続けます。
　関越トンネルを抜けて新潟県へ。いつもならナイター照明の下、ゲレンデ整備に励む圧雪車を眺められる「岩原スキー場」も当然ながら真っ暗闇の中・・・。
　「ガーラ湯沢スキー場」の明かりは見えましたが、石打丸山も闇の中です。
　ホントは帰りも新潟着ならば、帰り際に石打丸山寄っていこう・・・と思っていたんですけどね・・・。

　空も明るくなり、途中、越後川口SAと黒崎PAに立ち寄った後、新潟中央ICで高速を降ります。関越道を走り通して北陸自動車道に入ったのって、初めての事でした。所沢から走る事３時間で到着です。
　高速を降りた後は、とにかく新潟駅を目指します。まぁ、たんに記念写真が撮りたかったのと、朝食はやっぱり新潟駅の駅弁が良いですからね〜。
　ただ、駅弁は７時から販売なので、新潟駅の駐車場に入り、待っている間リアルタイムの更新をしたりして過ごしています・・・・。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　６時３０分作成

　さて、新潟駅で待っているときに、急にゴリッという感触・・・・。振り向くと車がリヤタイヤ付近に突っ込んできています。そうです、ぶつけられました・・・・・・・・・去年と同じだ・・・（Ｔ-Ｔ）
　運転していたのは僕と同じくらいの女性でした。傷の具合はコンパウンドかければ落ちる程度と、ほんの僅かな凹みで済んだので、警察呼ぶほどでも無いので、コンパウンド代として2,000円だけ受け取って示談にしました。
去年も松島でぶつけられているし・・・、しかも同じ所ですからね〜・・・（Ｔ-Ｔ）

　７時に売店で「鮭はらす弁当」を購入し、いちろ新潟港フェリーターミナルに向かいます。ターミナルに着いて乗船手続き、なかなかに混んでいます。さすがＧＷです。
外には今年就航した新造船「ゆうかり」が体を休めています。
　手続きを済ませたら、給油するためスタンドをフラフラと探して満タンにしたのち、再びターミナルに戻り、乗船プールに車を止めます。

　車内で「鮭はらす弁当」で朝食タイム。８時45分を過ぎた頃、乗船が始まりました。なかなかに早いペースで乗り込んでいきます。
　いよいよタラップを上り、本州の土とはお別れ、船の中に入ります。車載スペースは太平洋フェリーに比べて、少し狭いかな・・・・・くらいの感じですね。
　船員さんに誘導されながら、車を止めます。フェリーが出航すると、車載スペースは立ち入り禁止区域になるので、必要と思う荷物はすべて取り出しておきます。なにしろ昼間の時間が長いですからね〜。暇つぶしはたくさんに・・・（笑）
　そして、Ｒ３３君としばらく別れ、客室に向かいました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０時１５分作成

　ところで、乗船待ちの時間に、他の車を眺めていたんですが、夏タイヤとスタッドレスタイヤの割合が半々くらいですね。意外とスタッドレスタイヤが多いのにはびっくり・・・。
　さて、客室内に入り、案内所で乗船券を提示して、寝台の指定を受けます。これが２等の場合はそのまま客室へ向かうんですけどね。
　この車載デッキからの階段から客室内に入ってすぐにお出迎えしてくれるのが、吹き抜けエントランスに生えている「たけのこのオブジェ」（笑）。実際には「ゆうかりの木」をデザインしたオブジェらしいんですけどね・・・。

　今日の部屋は２等Ｂ寝台です。２段式の下段の方。広さは太平洋フェリーの「きそ」と変わりないですね〜。このＢ寝台区画の前にＳ寝台区画があるんですけれど、こちらは広々として良いかも。こっちは「きそ」のＡ寝台より移住性は良さそうです。

　ところで、今日の小樽行きの船「ゆうかり」は、今年就航したばかりの新造船です。とにかく、綺麗ですね〜。新しいんだから当然かもしれないけれど・・・。

出航前に少し船内を見て回りましたが、なかなかに豪華です。新日本海フェリーは初めて利用するんですけれど、、設備は周りから聞いていた以上かもしれません。
　「きそ」に比べると、全体的にコンパクトな印象は受けますけれどね。

　ブリッジの下にある展望ラウンジでリアルタイムの更新を済ませた後、１０時３０分定刻に、フェリー「ゆうかり」は新潟港から出航したのです。その様子を展望デッキから眺めていると、何とも言えない旅立ちの高揚感に包まれます。良いですね〜、この感じ♪

　こういう、昼間に出航する船もまた良いものですね〜。景色も良いですし。
出航してしばらくはデッキで海を眺め、その後は展望ラウンジで、雑誌を読みながら「ぼ〜っ」と過ごします。こういう時間、船の旅は良いですね♪

　お昼ご飯はレストランで食べる事に。ここのレストランはカフェテリア形式になっています。バイキング形式の「きそ」とは違いますね。個人的にはこのカフェテリア形式の方が利用しやすいかな・・・と思いました。
まぁ、これが夕食タイムになるとまた違ってくるんでしょうけど。料金もそんなに高くないですし、美味しかったですからね。
　食後は、再び船内を見て回ります。なんとなく、閑散とした感じを受けますね・・・。まだ昼間だというのに、寝に入っている人たちの多い事・・・・。まぁこれは「きそ」にも共通しているんですけどね。。。

　でも船内はホント綺麗です。展望ラウンジが２Ｆ喫煙と３Ｆ禁煙で分かれているのも良いです。ビジネスコーナーと言うコンセントを設置したテーブルがあったのには驚きましたけど・・・（^_^；。ビデオシアターもかなり広いですし、売店コーナーも充実しています。

　ところで、出航してから３時間くらい経った洋上でも、携帯が通じるのには驚きました・・。５時間経った今では完全に圏外ですけど、出航してすぐに圏外になった太平洋側よりも、日本海側の方が携帯の電波状態は良いのかな〜・・・・。
　寝台に戻って少しボ〜ッとしていたら、いつの間にか爆睡タイムになっていました・・（^_^；
海が静かな事もあり、眠気を誘う揺れ具合なんですよね〜・・・・。。。。
　　　　　　　　　　　　　　　　　１５時４５分作成

　１６時を回ってしばらくしたら、お風呂タイムにします。とにかく朝が早いですから、すべてが前倒しで・・・（笑）
　貴重品を案内所に預けて、大浴場に入ります。展望大浴場でサウナ付きですが、入ってみての感想は、キレイ・・・・。ま、当然ですけどね・・・。
ただ、湯船は小さいです。「きそ」の４分の３くらいかな・・・（どうしても太平洋フェリーと比べてしまいますけど・・・）。
とはいえ、日本海を眺めながらお風呂に浸かるのは最高ですね〜。「きそ」だと外は真っ暗だし・・・。こう、お風呂に入れるのはフェリーの魅力ですね＾＾。

　風呂から上がったら、当然ですが晩酌タイムです（爆）。
展望サロンに移動して、ビールをぐいっ・・・と♪。さすがに、旅先で飲むビールは美味しいです〜。僕は船でビール飲んでも、いつもと変わらないですけれど、船に弱い人は最悪だろうな・・・とか思ったりして・・・（^_^；
　そういえば、この「ゆうかり」、トイレに「もどし受け（と言うのかな？）」がありません。太平洋より荒れる日本海航路なのに・・・。船酔いした人は大変かも・・・・。
　明日の走行ルートを確認しながら、ビールを飲みます。船内放送ではレストラン満席の放送も流れていたり・・・。

　さて期待していた日本海に沈む夕日ですけれど、残念ながら雲に遮られてしまいました・・・・。ちょっと雲ってきましたね・・。
　１８時半を過ぎた頃、レストランも空き始めようなので、夕食タイムにする事にします。
レストラン入り口では待ちの列が・・・。でもテーブルには空きがあるようで、流れは良いようです。
　夕食もカフェテリア形式。選んだメニューが「若鶏の赤ワインソース煮」。他にサラダとご飯・みそ汁を付けて1,300円はまあまあかな・・・。「きそ」のバイキングよりは安いかも・・。

　さて、食事中に船内放送で、新潟行き「らいらっく」とすれ違うとのこと。時刻は１９時半過ぎ。残念ながら食事中でデッキから見る事は出来なかったけど、結構近くを通り過ぎていくんですね〜。
　食後、最後尾のデッキから「らいらっく」の点明かりを見る事は出来ました。
晴れていれば満天の星空を見る事が出来るのに、空には一面に雲が掛かっています。でも、闇の中の海を航行・・・・、良い雰囲気ですね〜＾＾。
　さて明日は、小樽港から積丹を回って富良野に向かいます。どうやらニセコへは冬季通行止めで行く事が出来ないようですけれど、おそらくＲ３３君にとっては、これが最後の北海道だと思うので、良い思い出を作ってあげたいですね〜。

明日は３時半起床ですので、もう寝ます・・・・（^_^；
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０時３０分作成

　　　　　メーター　　７２,９１２km　、　　本日の走行距離　　３２２km