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ほくとの一人旅・3周年記念
37回目・2003 GW春の北海道旅行旅日記−7
リアルタイム旅日記として作成

 [4月27日 出発〜新日本海フェリー] [4月28日 積丹半島〜富良野]
 [4月29日 富良野〜網走] [4月30日 網走〜納沙布岬] [5月1日 納沙布岬〜摩周] 
 [5月2日 摩周・阿寒エリア] (5月3日 オンネトー〜帯広) [5月4〜5日 帯広〜帰路]

5月3日

 
 旅も残すところ、今日を含めて2日になってしまいました。。
今日も雲一つ無い良い天気です。今日から3連休・・・・なんか混みそうな予感・・。

朝日の差し込む内湯。良い雰囲気です♪
野中温泉別館の内湯です。

 6時半過ぎに起床し、お風呂へ。7〜8時の間は清掃のため入浴出来ないので、今のうちに入っておきます。
 朝日が差し込む内風呂、なかなか良い雰囲気なんですよ♪。朝の露天風呂も良いですね。外はそれほど寒くはありません。
 温泉に浸かった後は、食堂で朝食をいただきます。
食後は部屋に戻って窓を開けて一休みします。まだ7時半だというのに、オンネトーへ向けて観光バスが4台・・・・。こんな朝早くから・・・・・(^_^;
 さて、これから糠平・然別を経由して、十勝川温泉に向かいます。
かんじき東雲湖・・・・行けるかな・・・?
                    7時50分作成

 宿を出発して、まずはオンネトー湯の滝へ向かいます。
昨日、オンネトーに到着したときに、入り口を見てきたんですけれど、かんじきを履いていけば、なんとか行けそうな感じでした。宿のおかみさんも、数日前にお客さんが行ったと言ってましたし・・・。

雪の獣道になっていますね。訪問者はかなり多いみたいです。
足跡がずっと続いています。

 湯の滝駐車場に車を止め、靴を履き替えて「かんじき」を履いて、林道を出発します。
雪は結構解けていますけれど、それなりに深い所もあります。少し進んだ所で、雪が深い為に「ロングスパッツ」を履いて歩き出します。
 結構、訪れている人は多いようです。新しい足跡は昨日・・・あたりかな。ほとんど雪の獣道のようです。
 雪は所々固かったり、柔らかかったりしています。「かんじき」が無ければ、かなり歩きにくい事は確かかも。
それにしても、暑いです。雪の上を歩いているから暑い・・・と言うのもあるけれど、日差しが強いので、かなり暑い・・・です。

「オンネトー湯の滝露天風呂」の全景。結構高い場所にあります。
オンネトー湯の滝露天風呂の全景

露天風呂貸し切りです。天気良くて気持ちいいけど、足下の「藻」がちょっと・・・・(^_^;
露天風呂貸し切りです♪

 歩く事30分くらい・・・かな。ようやく、オンネトー湯の滝に到着しました。
うーん、ここだけ別世界です。
ここを訪れるのは初めてなんですけれど、こんなに景色の良い所だったとは。もちろん、僕の他には誰もいません。景色を独り占めです♪
 とりあえず先に、湯の滝露天風呂に浸かる事にします。シーズン中は結構な人が訪れるこの場所も、今日は自分一人だけ・・・。温泉に入った瞬間、湯船の底にある「藻」を踏みつける「ぐにゅっ」と言う感触がイヤですが、湯加減は良い感じです。良いですね〜、こういう所の露天風呂は♪

オンネトー湯の滝の「湯だまり」です。すっごく綺麗です。
湯の滝の「湯だまり」です。

湯の滝を上から眺めます。土は真っ黒です。。
湯の滝を上から眺めます

 温泉に浸かった後は、滝の写真を撮ります。ここオンネトー湯の滝は、地表でマンガン生成が行われる、世界的にも珍しい場所で、地表の土は真っ黒な色をしています。そこに苔が生えてその緑が、いいコントラストを描いています。
 天気も良いですし、この風景を見ているだけで最高ですね〜。。。

ここでマンガン酸化物が生成されているそうで。。。滝は見ていてキレイです♪
ここでマンガン酸化物が
生成されているそうです

一日中まったり・・・としていても、飽きないと思います♪
今度は夏に来てみたいですね。。

 ただ、このまま眺めていたら、日が暮れるまで、まったり・・・してしまいそうなので、後ろ髪を引かれつつも、オンネトー湯の滝を後にしたのです。
 来た道を引き返しますが、途中、エゾシカが林道を走り去っていくのを見ました。
帰りも30分くらいで、駐車場に到着しました。

 かんじきを脱いで、車のドアを開けようとしますが、何か変・・。すぐに異変に気が付きました。助手席のガラスが割られていて、車内が荒らされています。
車上荒らしです。やられました。。。
 茫然自失としているとき、オンネトー茶屋のご主人がやってきて、
「おたくの車かい?、今、向こうでも1台やられてさっき警察呼んだから。うちへおいで・・・」と。とりあえず、車内の状況を確認しますが、室内にガラスが散乱し、ダッシュボードの中にあった車検証がシートの上に置かれている以外、何も盗まれてはいません。
宿代・ガス代の封筒に入った現金も、ノートPCも、カメラのレンズもすべて無事です。車検証入れに挟んでいた現金2万円すら無事でした。。被害は助手席のガラスのみ。。

 とりあえず、車内に散乱したガラスを掃除して、オンネトー茶屋の方へ移動し、中で警察がくるまで待たせてもらいます。
ご主人によると、この先の湖畔に止めてあった車1台が被害を受けており、そちらは現金10万円が盗まれていたそうです。僕の方に被害がなかったのは、割った直後に誰かが来たので逃げたのだろう・・・と。
(帰り際に被害にあったもう一台の車を見ましたが、ランクル・・・だったかな。同じように助手席が割られていました。)
 待っている間、電話を借りて帯広の日産ディーラーへ電話してみますが、連休で休みのようです。
 待つ事1時間くらいで、警察の方が3名やってきました。
茶屋の中で被害届に記入し、、別の方は車から指紋の採取も行っています。茶屋の方にお礼を言って現場の方に移動。ここで現場検証と写真を撮ります。
 警察の方から名刺をもらって、一応は終了となります。

 とりあえず、この助手席の窓を何とかしなくては・・・。
この後予定していた糠平・然別・東雲湖はすべて中止。ともかく帯広市内に向かって走り出します。今日はまだ暑いから良いですけれど、風が車内にばんばん入ってきます。まぁ、それはそれで気持ちよかったりしますけど、景色を眺める気すら失せてます。
それでもしっかり、道の駅には立ち寄って、スタンプ押してますけれど。

これで何とか雨風は防げそうです。。。
とりあえず、応急処置完了。

 R241をひた走り、帯広市内に入ります。
まず日産レッドステージを探しますが、2軒見つけて両方とも休み。車のガラス専門店も見つけましたが、やはり休み・・・。どこも休みですね、やっぱり。。。
 そうなると、ホームセンターの様なお店探しに移りますが、埼玉の「D2」や「ドイト」の様な店を探すにも、どの店名がその手の店かが、分かりません。店名だけじゃ判断出来ませんし・・・。ま、当然と言えば当然ですけれど・・・。
 それでも、なんとかR241沿いに見つけ、アクリル板と工具を購入。裏の広い駐車場に移り、そこで応急処置を行います。とりあえず、自宅に帰るまで持てばいい・・・と言う事で。まぁ、なんとか見栄えも良い感じで仕上がったので、今夜の宿、十勝川温泉に向かいます。
                  19時50分作成

 R241から道道73号に入りひた走ります。
応急処置した助手席の窓。風切り音(巻き込み音?)が結構うるさいですけれど、大丈夫みたい。東北道を走るくらいなら大丈夫そうです。風が入ってこないって、良いですね〜。

宿の小さな手作り露天風呂です。気持ちいいです♪
小さな手作り露天風呂。

今夜の夕食。なかなかに豪華でした♪
今夜の夕食です♪

ちなみにSTVの「日高五郎ショー」を聞きながらです(笑)。
 今回の旅で、一番早い時間に宿に着きました。まだ17時過ぎです。。。
今日の、そして今回の旅最後の夜となる宿は、十勝川温泉にある民宿・田園です。

 今日はなんか疲れましたね〜。
宿のリビングで、ご主人と今日あった事について、いろいろと話して過ごします。
食事時間が遅くなるとの事で、とりあえず温泉に浸かる事にします。
 ここ十勝川温泉は、日本で唯一、世界でも2つしかない「植物性モール温泉」です。美人の湯とも言われ、肌がすべすべになるそうで。。。
 温泉自体は食塩泉に似た茶色系の温泉。クセのない良い温泉ですね。なかなかに良い湯です。ここは小さいながらも露天風呂も備わっています。やはり内風呂より露天風呂ですね〜・・・♪

十勝中央大橋も見えます。道内最後の夜は十勝川温泉で。。。
道内最後の夜は帯広の夜景で♪

 7時頃、夕食タイムになります。
食堂で食べるのは、民宿ならでは。料理は量もあって、なかなかに美味しかったです♪
食後は、自室に戻り、リアルタイムの更新を済ませた後、ちょっと行ってみたい・・・と思っていた、十勝川展望台の方へ出かけます。
おかみさんに行き方を教えてもらい、この旅最後の夜間ドライブに。とはいえ、展望台は車で10分と掛からないすぐ近くです。
 街灯も無い小高い丘の展望台ですけれど、市街地の明るさで星空はそれほどでもありません・・・。でも、帯広市街の夜景は、めっちゃキレイですね〜。。。
 北海道最後の夜・・・。帯広の夜景で閉めてみました。

 明日は、いよいよ最終日になってしまいます・・・(T-T)朝、愛国・幸福駅でMくんとミニオフのあと、苫小牧港へ向けて走ります。
                                                  23時40分作成

       メーター 75,004km    走行距離  147km

 

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