ミニオロンコ岩、宮津弁天宮。
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奥尻郵便局に立ち寄ってから、レンタカーに乗り込みます。十年ぶりくらいに運転するKカーです。離島ではこれくらいがベストかも。
奥尻市街を出て稲穂方面に向けて走り出します。天気は薄日が射しているものの雨は降ってます。しばらく走ると、宮津弁天宮に到着。超ミニオロンコ岩のような岩の上に神社(?)が祭られています。参拝することも出来ますが、雨が降っているので、写真だけ撮って出発します。宮津漁港の宮津簡易郵便局に立ち寄り、あとは海岸線をひた走ります。
10分くらい走り、稲穂岬灯台に到着します。ここが「賽の河原」と呼ばれる所。
「賽の河原」は海難犠牲者ゆ子供を慰霊する霊場で、海岸にびっしりと石積みが並ぶ光景は、なんとも言えません。。
ここが賽の河原です。
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石積みが並ぶ光景は霊場そのもの。。
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岬だけあってかなり強風が吹き荒れているんですけど、微妙なバランスで積み上げられたような石積みでも、崩れる事は無いようです。不思議ですね〜。
ホントはここのレストハウスで昼食を予定していたんですけど、たいしたメニューも無いので、一度奥尻港まで戻る事にしました。
この旅最初のウニ丼♪
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15分くらい走って奥尻港まで戻ってきました。
フェリーターミナルの前にある食事処「一休」に入り、お目当ての「ウニ丼」を注文しました。
しばらくして、奥尻産うにとのご対面になります。まるで先月の「ココカピウ」のような大盛りの生ウニ丼がやってきました。これで2,000円ですから安いものです。
で、奥尻産の「うに」、そのお味はなかなか美味しかったです。少し甘みが物足りない気がしますが、とろけるようなウニは最高ですね〜。奥尻のウニもめちゃ美味しかったです♪
晴れていれば奥尻島の景色が。。
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うにを食べた後は、再び稲穂方面に向かって走り、宮津で左に曲がって島の反対側を目指して走ります。球島山を越えるこの道は峠道。Kカーの非力なエンジンではべた踏みでも、かなりキツイです。
登り切った所に展望台があるので立ち寄ります。ここが球島山の頂上です。強風が吹き荒れていますが、雲の隙間から奥尻港が見て取れます。快晴ならどんなに景色が良い事か・・・・。
奥尻島のビューポイントです。
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展望台を出発して、あとは下り坂が続きます。しばらく走った後、車窓には海が見えてきました。幌内付近で写真を撮ったりしながらトロトロと走ります。
神威脇温泉を通り過ぎ、しばらく走ると「神威岩」と「かぶと岩」。「かぶと岩」は本来は「兜」の形をしていたそうですが、「北海道南西沖地震」の時に右半分が崩れ落ちてしまったとの事です。
また走り出して少しすると、「モッ立岩」。なんとも言葉にしにくい(爆)形の岩です。。(^_^;
その少し先には「ホヤ岩」があります。近くで見ると柱状節理みたいな形をしています。
後ろの斜面頂上まで津波は達した |
そこからしばらく走ると、「津波到達点」の看板があります。
「北海道南西沖地震」の時に発生した津波が高さ23メートルの所まで達したそうです。
看板の後ろ斜面の上の方に、津波到達点の看板が立っています。あんな所まで達する津波・・・想像すら出来ません。。。
そろそろ時間的にも厳しくなったので、青苗郵便局に立ち寄った後は、だひたすら奥尻港に向かって走り続け、16時ちょうどにレンタカーを返却したのです。
返却した後は、奥尻港フェリーターミナルまで戻って、お土産屋を物色します。結構買ったお土産たちは、そのまま奥尻郵便局から「ゆうパック」で強制送還させて、宿に戻ったのです。天気はだいぶ好転してきたみたいです。。。
20時10分作成 |