うにまる街灯(笑)
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さて今日は、12時半過ぎのフェリーで帰る事になっています。でホントはレンタバイクを借りて走るつもりでしたが、レンタバイクは去年で止めてしまったとの事。事故が多かったようなのです。なのでバイクは泣く泣く諦め、自転車を借りる事にしました。昨日レンタカーを借りた「奥尻観光レンタカー」で自転車を借りて出発します。
昼間のうにまるモニュメント
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うにまる記念碑?
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ところで、奥尻地区の街灯は面白い形をしています。そう、奥尻の名産である「うに」の形を模しているのです。最初気付いたときは、思わず笑ってしまいました。。。。
さて、奥尻地区を出発して、一路青苗の方に向かって走ります。
天気はだいぶ良くなりました。時々晴れています。晴れるとさすがに暑いですね。
最初は昨夜訪れた「うにまる公園」に立ち寄ります。ここには巨大な「うに」のモニュメントがあって、夜間はライトアップされています。
そして少し奥には「うにまる」のモニュメントもあります。写真だけ撮って、出発しますが、この公園内に野球記念館もありますが興味ないのでパスして出発します。
天気も晴れてきました♪
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それからしばらくは海岸線に沿って、海を眺めながら快適に走ります。海岸線という事もあり、ほとんど坂もなく走れるのは良いですね〜♪
それにしても、海がキレイです。透き通るような海は日本海の特徴でもありますし。その海を眺めながらのサイクリングもまた良いものですね〜♪
昨日寄れなかった、松浦漁港簡易郵便局に立ち寄り、奥尻4局を制覇。そしてそれからしばらく走り続け、奥尻地区から1時間20分くらいで青苗地区に到着しました。
津波記念館隣の慰霊碑。
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青苗地区も復興しました。
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青苗での目的地はただ一つ。青苗市街をまっすぐ貫き、青苗灯台を過ぎて「津波記念館」に到着しました。
時間がないので、急いで館内に入ります。入館料金600円はちょっと高いかも。。。
館内では、1992年7月12日に発生したマグニチュード7.8の北海道南西沖地震で奥尻島を襲った大津波・・・。その震災翌日に撮影された写真が展示されています。
それを見るにつれ、言葉すら失うほどです。ここ青苗地区は奥尻島で一番の被害を受けた所、津波により壊滅状態になったところてもあります。また、この地震で「なべつる岩」の上部の一部が崩れ落ちたのも知りました。
今回は時間が無かったので、写真だけ見て映像の方は見なかったんですけど、今度訪れたときはもっと時間に余裕をもって、映像の方も見てみたいものです。
記念館からでて、隣にある慰霊碑に登ってみます。ここには、震災で無くなった方の全員の名前が記されています。
島内は「うにまる」だらけ・・
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時間も11時少し前になったので、青苗を出発して奥尻の方に戻ります。いまこうして青苗の町の中を走ると、よくここまで復興したものだと感心してしまいます。
また、奥尻島の各所には「うにまる」のイラストの入った旗がたなびています。旗だけでなく、ここ青苗にあるコンクリート会社の建物にもでかでかと「うにまる」の絵が・・・(^_^;
まさに奥尻島は「うにまる」に支配されたかのようです(笑)
至る所に避難路があります。
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奥尻島を走っていると、他の離島とあきらかに違うと思わせる景色があります。他の離島にはかなり古い建物とか結構残っているものですが、ここ奥尻島ではほとんどが新しい建物で、古い木造の建物はほとんど見る事がありません。ここにも、震災の爪痕を感じてしまいます。
あと、奥尻島には住宅地にかならず「避難路」ていう看板が立っています。
奥尻島の海、キレイです♪
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その「避難路」の看板の後ろには、背後の高台へ向かう道や、階段が設置されています。ここにも津波対策がみてとれます。
海岸線を走る道道も路肩はコンクリート製の防波堤で守られていますし、そこかしこに津波対策が施されているのが、目に付きます。
さて帰りも海を眺めながら、快適に自転車を走らせます。日差しがかなり強くなってきたので、日焼けに少し怯えつつ・・・(笑)
「なべつる岩」ともお別れ・・
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帰りは1時間で奥尻地区まで戻ってきました。
自転車を返却し、歩いて宿まで戻ります。途中に「なべつる岩」を眺めますが、たしかに左側上部がコンクリートで補強されているのが分かりました。昨日は気が付かなかったんですけど、たしかに一部分だけが他の岩肌と違いますからね。
奥尻島を離れる前にウニ丼を・・
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また来年・・・・帰ってきたい。。
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宿に戻り、リュックを受け取って宿のおかみさんにフェリーターミナルまで送ってもらいました。
フェリーに乗り込む前に、昼食を済ませたいと思い、時間を気にしつつも、昨日入った「一休」の隣のお店に入って、「ウニ丼」を注文します。
少しして運ばれてきた「ウニ丼」、かなり豪華です。で、肝心のうにですが、昨日の「一休」より甘みがあって美味しかったです♪ 身もぷりぷりしていましたし。
でも、のんびりと食べる事は出来ないので、10分ほどで食べ終わると、フェリーターミナルに急ぎます。乗船名簿に記入して、乗船券を購入し、出航ギリギリで瀬棚行きフェリーに乗り込みました。船内はかなり混んでいますが、場所をなんとか確保し、デッキに出て離れゆく奥尻島に別れを告げました。
短い時間でしたが、σ(^^;のお気に入りの場所に、奥尻島が加わったのは確かでした。
15時30分作成
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