ニセコ五色温泉がスタート地点。
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倶知安駅での乗り継ぎは1時間ほどあるので、とりあえず倶知安郵便局を目指しますが、かなり駅から離れています。。。。それでも局印をゲットして駅に戻り、リアルタイムを書いてしばらく、少し遅れて「ニセコ山の家」行きのバスが到着し乗り込みます。
普通の路線バスタイプなので少しがっくり。。。。
倶知安駅から「JRニセコ山の家」まで約20分程度です。車内では郵便局の帰りにセイコマで買ったパンで、少し遅めの朝食をとります。
車窓にはニセコワイススキー場」のリフトが見て取れます。そして、「ニセコ山の家」に到着します。
森の中を歩きます。
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水路のような登山道・・・
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さてこれから、湯本温泉を目指して沼巡りという名の登山を開始します。日が射してきたので、日焼け止めを塗りたぐり、いざ出発します。
五色温泉の露天風呂を眼下に眺めつつ、いよいよイワオヌプリ登山道に入っていきます。
登り始めてしばらくは、急坂・・・と言うより、階段が続きます。この階段がかなり膝に来るんですよ〜。。。なるべく階段をさけて上るんですけど、少しして岩がゴツゴツとした登山道に変わり、さらにしばらくすると森に囲まれた登山道らしい道になります。その道もしばらく歩くと視界が開け、ふたたび砂利にもどり深くえぐれたような道になったりと、かなり変化に富んだ登山道です。でも歩く方にとってはリズムがつかみづらいので大変です。。。
登り始めて5分と立たないうちに、息が上がってしまいましたから・・・(笑)
こちらがイワオヌプリ。
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スタートしてからだいたい50分くらいでしょうか、ようやくイワオヌプリ山頂方面との分岐点に到達します。
ガイドでは約30分と書いてあるのに、すでに20分オーバーです。湯本温泉まで4時間半という文字に疑問が沸いてきました・・・・・(^_^;
分岐点から大沼方面の登山道を歩きますが、ここもほとんど獣道のような。。。足場は悪いですね〜。さらに木が倒れかかったりして、リュック背負っているとかなり辛いかも。。
しばらくして、背後から男性が追いついてきて、追い抜いていきました。少し年上くらいの人でしたが、かなり身軽です。リュック小さいし。。。。σ(^^;のリュックは重量15kgほどありますからね〜。とても追いつけません〜。。。
しばらく歩くと、急に視界が開けます。かなり高い所まで登ってきました。景色がすごくキレイです。。。高山植物もたくさん咲いていますし。。。
景色がとてもキレイ。。
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かなり標高は高いみたい。。
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川の水が冷たくて気持ちいいです
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この辺りも、歩いていてかなり変化に富んでいますね〜。かるく17日の準備運動程度に予定していたものが、準備運動どころでは無くなってしまいました・・・(爆)
さきほどまでほとんどずっと登ってきたんですけど、こんどはずっと下り坂が続きます。
そして、川が流れていました。こういう川を見つけると、ついつい顔を洗いたくなってしまう習性があります・・・(^_^;。水、すっごく冷たくて、汗をかきまくっていた身には気持ちいい〜です♪。
この川を過ぎると、再び上り坂が続きます。もう・・・・かなりヒザに来ています。運動不足が如実に表れています。。。(^_^ゞ
しばらく登り続けると、再び下りが続きます。そしてしばらくして、目の前に湖が広がりました。「大沼」です。
ようやく大沼までやってきました。。
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見渡せるのはこの場所だけです。。
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ガイドではイワオヌプリ登山道分岐から50分と書かれていましたが、ほぼ50分くらいで到着出来ました。
札幌の駅弁を大沼で♪ |
ただ、湖畔沿いを歩くのではなく、少し奥まった所を歩くので、湖が見えません。。
しばらくして、ようやくビューポイントに到着しました。
なかなか静かで、良い所ですね〜。水もキレイですし、誰もいませんし♪
ちょうど時間も時間なので、ここで昼食タイムにします。
札幌駅で買った「夏のお祭り弁当」をようやく食べる事が出来ます。こういう景色の中で食べる駅弁と言うのも、なかなか良い味を出していて良いものですね〜(^^)
ようく出口が・・・大谷地湿原。
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とはいえ、そんなにのんびり・・・・としているわけにはいきません。。。時間が迫っているので、食べ終わったらすぐに出発します。
しばらく上り坂が続いた後、下り坂が続きます。
いつになれば抜け出るのか・・・と思っていた所、バイクのエンジン音が聞こえてきました。どうやらもうすぐのようです。
道を下りきって視界が開けると、大谷地湿原に出ます。もう、花の季節は終わったかのよう。。。この辺りになると、ずっと木道が続くので、とても歩きやすいですね〜。
そうして、道道に出たのです。
道道に出て、すぐに道を渡り神仙沼に続く登山道を歩きます。
神仙沼へはこの入り口の他、1km先にレストハウスのある入り口もあるようで、バス停はそちらにあるみたい・・・・です。
この神仙沼に続く登山道、部分的に木道が設置されているんですけど、所々なのでかえって歩きづらかったり。。。。(^_^;
神仙沼です。ようやく・・です(^_^;
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鏡のような湖面がキレイですね〜♪
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登って下って・・・そして視界が開けると湿原が目の前一杯に広がっています。
そして、神仙沼はすぐに見つかりました♪
ガイドや写真では見た事あるけれど、やはり生で見る神仙沼は美しい・・・・です。
しばらくボ〜ッと眺めて人がはけるのを待ちます。そして誰もいなくなった瞬間に、写真を撮りまくります。水がキレイで、水草も浮いていて、どことなく羅臼湖の「三の沼」を思い起こさせてくれます。道南も良い場所があるんですね〜^^。
ニセコの夏空。。
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さて、この先どうするか・・・・です。
時間も14時半を過ぎているし、登山道を歩いて湯本温泉は絶望的です。神仙沼バス停からバスを使おうかと思いましたが、神仙沼発の時刻が時刻表に載って無く、さらにレストハウスに向かう木道が何処で別れているのか分からない状態・・・・(^_^;
なので、今来た道を引き返し、道路を歩いて湯本温泉に向かう事にしました。登山道を歩くよりは早いかも・・・・と期待して。。。
登山道を抜けて道道を歩き始めます。ほとんど17日の予行演習になってます。日差しが強いので、日陰を選んで歩きます。
30分くらい歩いた所で、上り坂から下り坂に変わります。「これは・・・・♪」と思いましたが、現実は厳しく、下り坂が延々と続きます。登山道のように直結・・・ではないので、必然と歩く距離は長くなってしまいます。。。
湯本温泉ははるか先に・・
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そうなると、時間も刻一刻と過ぎていきます。とその時、「ニセコ駅行き」のバスが神仙沼の方へ走っていきました。このバスが最終なんですけど、時刻表には最終の神仙沼経由は書いてなかったのに。。。。。。。。(T-T)
で、目的の湯本温泉はまだまだ先・・・・。もうこの時点で間に合わない・・・と覚悟を決めました。バスが来たら手を挙げて乗せてもらおう・・・とも。
と、その時です。一台のワゴン車が止まってくれて、運転していた地元と思われるおっちゃんが「乗っていくかい?」と、逆ヒッチしてくれたのです。これは助かりました〜。
これでバスに間に合います。
結局、湯本温泉より先の「夫婦岩」というバス停まで乗せてくれました。いや〜、助かりました〜。お礼を言って別れました。
そしてしばらくしてニセコ行きのバスに乗り込み、なんとかニセコ駅まで戻ってこれたのです。。。
19時作成 |