沓形岬です。利尻富士は・・(^_^;
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新湊を出てしばらく走ると、沓形に到着します。こちらは利尻町になります。
見返り台まで往復する気も無いので、とくに見る所もないのですが、とりあえず沓形岬公園まで往復してきました。
この沓形岬公園はキャンプ場も兼ねているので、結構賑わっています。ここからね礼文島はよく見えるんですけどね〜。。。。
沓形を出発して少し走ります。そして「人面石」「寝熊の岩」「北のべんてん神宮」が3つ連なった場所に到着します。
ポツポツと観光客は訪れるようです。観光バスは徐行だけですけど。。。。
とりあえず、写真だけを撮って、その場を出発します。
ポリタン族が続々と・・(^_^;
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また少し・・・というか、しばらく走り続けると、「麗峰湧水」にでます。なんでも利尻山の地下水がここまで流れ出ているようで。。。
観光客、そして地元の方はポリタンク持参と湧水をくんでいきます。結構知れ渡っているんですね〜。。。。
と言うσ(^^;も空いたペットボトルに湧水を詰め込んで出発しましたけどね。。。。(^_^;
でもこの湧水、すごく冷たくて美味しかったりします。日差しも強くなってきたし、恵みの湧水といったところかな。。。
さて、沓形から仙法志にかけてが一番長い区間距離・・・に感じます。そたすら海岸線を走るんですけれど、風が強いんですよ。。。しかも逆風・・・・・(T-T)
で、その風が冷たいんですよ。日差しは強くて日に当たっていると暑いんだけど、風が冷たい・・・と言う不思議な感覚に・・・・(笑)
仙法志御崎公園から見る利尻富士
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また、沓形を過ぎた辺りから、海岸線は昆布の良い香りが漂っています。あちこちで、利尻昆布を日干ししていますからね。
強風に負けず走り続け、仙法志市街で郵便局に立ち寄って少し走って、仙法志御崎公園に到着します。
ここにはゴマフアザラシが3匹ほど飼われているので、少しアザラシを眺めて一休みします。写真撮ろうとチャレンジしてみましたが、ダメでした〜。
仙法志からの景色もなかなか良いんですよ。特に利尻富士がキレイに見える時は、最高かもしれません。とはいえ、今日は雲の中・・・・ですけど。。
さて、島の半分を走破したところで、残り半周に向かいます。
仙法志御崎公園から鴛泊にかけては、かなりアップダウンがきつかったりするんですよ。。ほとんど平坦な道って無いですからね〜。しかも風強いし。。。 何分くらい走ったか。。。。オタトマリ結構手前で、「南浜湿原」があったので立ち寄ってみます。この湿原、ほとんど記憶に無いんですよね〜。かといって、初めて・・・と言う感じでもないし。
ちいさな湖(沼)の周りに散策用の木道が設置されていて、その両脇に花がたくさん咲いています。ほとんどは見頃を終わっていますけど。。。
この湖、鏡のような湖面が美しいですね。その背後には利尻富士がそびえます。山頂に雲がなければ、キレイな逆さ利尻富士が見られる事と思います。この南原湿原、ほかに観光客もいませんし、利尻島でもかなりマイナーなところかもしれません。観光の穴場ですね、かなり気に入ったかも♪
南浜湿原。利尻島の穴場ですね。
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利尻富士が後ろに・・・キレイです♪
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南原湿原を出発してしばらくはきしったところで、オタトマリ沼に到着します。
ここは利尻島でもメジャーな観光地ですから、観光バスやらがたくさん来ていてかなり賑わっていますね。
ここの湖も背後に利尻富士を見る事が出来て、なかなかに美しい風景を形成しています。湖のまわりにはアヤメなどが咲き乱れているんですけど、すでに見頃は過ぎ去っていました。。。。
お昼も当然ウニ丼で♪
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さて、時間もお昼過ぎですので、ここで昼食タイムにする事とします。
ここオタトマリ沼には2軒レストハウスとがあるんですけど、5年前も利用した湖側のレストハウスで、「うに丼」を食べる事にしました。
注文してしばらくしてやってきた「ウニ丼」、バフンとムラサキの両方のうにが入っていてカラフルに見えます。そして、美味しいんですこれが。。。
オタトマリ沼です。後ろには利尻富士
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利尻富士の山頂がチラッと♪
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値段は3,500円と高めだけど、その値段なりの味は楽しめます。ここのウニ丼はホントオススメたったりするんですよ。しかも利尻富士を眺めながら食べる事が出来ますし♪
そうこうしているうちに、利尻山の山頂付近の雲が取れてきました。その鋭い山頂風景をようやく目にする事が出来たのです♪
でも、相変わらず山頂付近の雲は取れていないので、一時的なものでしょうね。。。 オタトマリ沼を出発して、一路鴛泊に向けて走り出します。
オタトマリから鴛泊にかけての区間が、一番長い距離を走る事になります。これが結構きつかったするんです。特に見るものもないですし、ひたすら海を眺めながら・・・ですからね〜。しかも、アップダウンは多いし。。。この区間を走っているときは、原チャリの法がいい〜。。。って思っていたりします。
5年前は道路工事していた鬼脇地区で最後の郵便局に立ち寄り、これで利尻島6局を制覇しました♪
鬼脇を過ぎてからしばらくすると、それまで見せていた利尻山の山頂が再び雲の中に隠れ、その雲が中腹まですっぽりと覆い隠してしまいました。。。山の天候は変わりやすいですからね〜。この雲のおかげで太陽も遮られ、結構肌寒く感じてきました。風は相変わらず冷たいですしね。
巨大なテングタケ。。
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走る事40分くらいでしょうか。。。遙か前方にペシ岬が見えてきました。あと少しのようです。この付近で再びサイクリングロードに入ります。ここが起点になっているんですね。
自転車道とはいえ、なにげに坂道はあったりします。
ふとその時前方に異様な物体を発見。近づいてみるとこれがまた巨大な「テングタケ」でした。ここまでデカイのは初めて見ます。参考までにσ(^^;の手のひらも添えて写真を撮ってみました。それにしても、デカイです・・・(^_^;
ここが姫沼です。
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姫沼はグリーンの湖面が特徴。
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それからしばらく走って、姫沼への道に出て、そこの上り坂を歩いて行く事数分、ようやく姫沼に到着しました。
湖自体は5年前となんら変わりないのですが、かつて売店があったところは簡易レストハウスのような建物に変わっていました。売店は無くなっていました。。。
姫沼は一周15分程度の散策路がありますので、当然散策してみます。途中にポン山登山道も別れますが、時間がない為にこちらはパスします。おそらくここを登れば、上から姫沼を眺められると思うんですけど、こちらは次回のお楽しみ・・・と言う事で。。。
またこの散策路の途中に、湧水が湧き出ていてもちろん飲む事も出来ます。ついてにここで湧水の補充もしておきます。冷たくて美味しいです♪
この姫沼、湖面がグリーン色をしているんです。なので森の景色と同色化していて、不思議な感じもするんですね。そこが気に入っていたりします。
立派な橋です。
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姫沼を出発したら、あとは鴛泊港に向けて走るだけです。
ところで、このサイクリングロードには橋がいくつか架かっています。普通の形をした橋があれば、トラス橋やアーチ橋もあったりして、とても自転車専用とも思えない感じもします。
この橋は、フェリーで鴛泊港に入港する時にも、船上から見る事が出来ます。
フェリーから見るとあんな所に道路があるのか・・と思うけど、実はサイクリングロードだったりするのです。。
夕暮れ時の利尻島をあとに・・。
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利尻温泉を通過して、鴛泊市街に出て、ほぼ17時に鴛泊港に到着しました。
自転車を返却し、ターミナル内に戻ります。今回もペシ岬登山は無理でした。。。次回は登れるかな〜。。。と。あの岬に登るには原チャリか定期観光でないと無理ですね。。σ(^^;が登ったときは定期観光利用だったし。。。
17時10分に稚内からのフェリーが到着し、大勢の旅客をはき出します。そして、フェリーに乗り込みます。帰りはさほど混まないので、当然2等船室です。σ(^^;のスペースを確保し、17時30分、利尻島を出発しました。この便で帰るお客がいないため、いつもの「ぐりーんひるYH」のお見送りは無い、寂しい出航でしたが、5年ぶりの利尻島を楽しめたと思います。
8/15、7時30分作成 |