旅行日程も折り返しです。早いですな。。。
朝起きて外を見てみると、とても良い天気でありす。予報では暑くなるらしい。そして、今日がこの旅のメインイベントになります。7年前のリベンジ。
今日も良い天気
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朝食は、メンメの雑炊♪
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シカと接触した場所
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朝食後、ご主人が相泊へちと出かけるというので、同行させてもらいました。前日に行けなかった相泊なので。
ご主人が管理しているオープン前の相泊温泉も案内してもらいました。温泉小屋の建つ場所は 小石で埋まっており、唯一浴槽のコンクリが顔を出している程度。大波が来るとすぐこんな状況になるそうで。だから、夏限定。
ちなみに、公衆トイレは使用禁止となっていました。
番屋に戻って、荷物まとめて8時に出発。セイコマで買いだしして、ビジターセンターでご主人の車に乗り込み、ゲートの列に並びます。まだ30分ありますが、すでに車1台にバイク1台が並んでいました。
時間が経つにつれて、ゲート待ちの車の列はどんどんと長くなっていきます。
先頭はこんな感じ
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ゲートオープンは9時30分
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待ち列は長くなっていきます
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20分過ぎ頃に、ウトロ側から道路パトロールの車がやってきて、職員がゲートを開ける作業を始めました。
そして、9時30分ちょうどにゲートオープン。知床横断道路に入ります。
道路パトがやってきました
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手動でゲートを開けます
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ゲートオープン
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羅臼湖入り口バス停に到着して、とりあえず荷物を下ろしてご主人は知床峠駐車場に向かい、その間に準備していると15分くらい経って、自転車でご主人到着です。
ちなみに、σ(^^;達の他に、2組5名の人達か同じように、知西別岳に向かいます。
そう、今回のツアーは「残雪の羅臼湖」ではなく、羅臼湖のその先、知西別岳に向かうバックカントリースキーツアーであります。
15年前、羅臼湖に着いたとき、知西別岳に向かう人を見て、行ってみたいな・・・と思ってから、15年経ち、ようやく実現した今回のツアーになります。
10時ちょうどに入り口をスタートします。ちなみにスキーブーツは自分のブーツで、バックルは全開で歩きやすくしており、スキー板はバックカントリースキーのレンタルであります。
スタートしました
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振り返ると羅臼岳
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三の沼です
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スタートから17分程度で、見覚えのある地形。。。。三の沼に到着。
湖面はまだ雪に覆われています。夏ルートのコースが変わった今、この角度から三の沼を見る事は今の時期だけになります。
三の沼からは夏ルートとほぼ同じコース取り。ただやはり例年よりかなり融雪が進んでおり、クマザサが姿を出している場所がちらほら。
湿原のあたりはほぼ雪が無くなっていて、夏ルートの木道が姿を現している場所も結構あります。
湿原のあたり
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夏ルートが顔を出しています
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上の方に人の姿。。
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融雪による薮こぎは、湿原から五の沼、そして羅臼湖に掛けて続いており、これがボディーブローのように、体力を奪っていきます。また、融雪によって例年より遠回りのルートになるのも、仕方ありません。雪が多ければ、もっと楽に行けるとの事。
スタートから1時間。五の沼に到着。湖面の融雪が進んでいて、綺麗な色をしています。ただし、風がとても強い。。。暖かいんですが、風が強いとあまり感じない。
五の沼が見えてきました
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ルート上の融雪が進んでいます
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五の沼
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五の沼から薮をトラバースして、15年前に雪滑りをして遊んだ斜面の前を通過して、スタートから1時間半、羅臼湖に到着。
7年前はガスで湖すら見えなかった羅臼湖。今日はとっても良い天気。7年前のリベンジ達成です。
羅臼湖到着
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そして、ここから先が未知の景色になります。羅臼湖の右側を沿うようにして歩いて行きます。
目の前の知西別岳雪面には、先行する人達の姿を見てとる事が出来ます。みんな早いな。。。というか、良く来る人達は慣れているからか、ホント早いです。
右側の湖岸を進みます
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所々にクレバス。。
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知西別岳の方へ。。
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この辺りから急斜面を登っていきますが、思った以上に足が重い、上がらない。普通の山登りと違い、ブーツとスキー板の重さが体力を奪っていきます。
ちょうど、富士山山頂のお鉢を登っているときの感覚に近い。キツイです。。。
それでも、なんとか1時間、目標となる標高に達して、そこがゴールとなります。
羅臼岳の後ろには、知床連山が。
そして、反対側から初めて見る羅臼湖の美しい事美しい事。
今から25年前、初めて羅臼湖に来てからその魅力にはまり、羅臼湖にはまり知床にはまり、そして初めて見るこの場所からの、羅臼湖。
いやもう、言葉が出てきませんでした。ただただ、その美しさに感動していました。
15年越しの思いの達成、天気も味方してくれて、ホント来て良かった。。
そんな羅臼湖を眺めながら、おにぎりタイムです(^^)♪
ずっとこの景色罠かめていたいのですが、さすがにそう言う訳にもいかずに、撤収の時間になりました。しっかりとこの景色を記憶と写真に焼き付けておきます。
そして、このツアー最大のイベントが、「羅臼湖を見ながら羅臼湖に向かって滑る」という。まさにこの一瞬の滑りのため。
夢の時間はわずかに20秒程度。至福の時間でした。
この時の動画はこちら↓
https://youtu.be/Xoxi2j7vfuE
ご主人の滑り
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降りるのは一瞬です
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来た道を戻ります
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その後は、来た道をひたすら引き返します。
暑さもあり、体力もかなりキツイ状態で、写真を撮る気力も削いでくれます。ただ、ヘルメットの上に取り付けたビデオカメラが、道中の模様を記録しています。
そしてたどり着いたのが、この時期にしか見る事が出来ない「3.8の沼」です。
7年前はガスの中でわずかに見えた湖面、こんなに良い天気で綺麗に見る事が出来るのは、15年ぶりです。
逆さ羅臼岳が見る事が出来て、感動。。。。
中央の茶色い部分が3.5の沼
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このまま、3時間くらい眺めていたいところですが、そう言う訳にもいかず、泣く泣く後ろ髪引かれまくりながら、「3.8の沼」を後にしました。
7年前に見た「3.5の沼」ですが、すでに無積雪となり遠目に湿原として、見る事が出来ました。
あとは、羅臼湖入り口を目指して歩くだけとなります。この後に自転車で知床峠に停めた車を取りに行くご主人は先行し、足跡をたどって・・・というか、すでに車の通過音が聞こえるので、それ目指してラストスパート。
車の走行音が聞こえてきます
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羅臼湖入り口戻ってきました
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撤収します
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15時40分、羅臼湖入り口に到着。往復5時間40分のツアーは終了となりました。しばらくして、ご主人の車が戻ってきて、荷物を詰め込み羅臼湖入り口を後にしました。
羅臼側ゲートを通過したのは16時5分でした。
そして、羅臼ビジターセンターに到着して無事に帰ってきました。
羅臼側ゲート通過
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展望台から見る羅臼岳と、
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羅臼市街
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ご主人とまたの再会を約束し、見送られながら羅臼ビジターセンターを後にしました。
羅臼展望台に立ち寄ってから、今夜の宿泊地である中標津に向かって、知床・羅臼を後にしました。
予想に反して、車がまったく走っていない国道335号をひた走り、途中から道道に入って標津郊外を通過。3年前の夏にも立ち寄った川北展望所で、斜里岳と夕日を眺めたりしつつ、中標津市内で買い物をして、今夜の宿泊地である中標津の常宿である「中標津保養所温泉旅館」に到着しました。
明日は定番コース&移動日になります。今夜はよく眠れそうです。
走行距離−94km
24時25分作成
羅臼湖のコースタイム等、ヤマレコはこちら↓
残雪の羅臼湖
- 2023年05月03日 [登山・山行記録]-ヤマレコ (yamareco.com)
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