夢仮説  ■01■ TOP 01■02■03■04■05■06■07■08■09■10■ ドリーム ワーク

1)Fisher 仮説:

1966年に提唱 された理論で、「夢は本能的衝動を放散させるために生起する」としている。

レム睡眠は外界の 緊急事態に備えて、あらゆる生存戦略を活性化させる準備状態であり、
夢はその機能的興奮を発散させるように働いている。

夢の中で現在の問 題や葛藤が発散的に処理されるので、覚醒中の生活をより適応的に過ごすことが可能になるという。

レム睡眠を選択的 に遮断すると、食欲や性欲が高進したり、感情のコントロールが不安定になり、
軽躁状態になったり、ひどく怒りっぽくなったりすることは、この説を支持するものと考えられている。

「夢は衝動の放散(Freud,S. 1920)」という概念を支持するもので、精神力動仮説とも言われている。


 

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