夢仮説 ■02■ TOP 01■02■03■04■05■06■07■08■09■10■ ドリーム ワーク
1978年に提唱 された理論で「夢は行動プログラムの作成と模擬演習の内容を反映して起こる」と考えられている。
脳はレム睡眠中 に、遺伝子に蓄えられた情報を読み出して神経回路を機能的に整備し、生存戦略に必要な行動のプログラムを作る。 さらに、出来たプログラムが実際に実行可能なものか、脳内でシミュレーション(模擬演習)が行われる。 夢はこのプログラムの作成とシミュレーション中に生起するという。
プログラムの作成 とテストを円滑に行うためには、脳は実際の感覚入力の処理を最小にしておく必要がある。 また、行動プログラムのシミュレーション中に、テスト指令が実際の行動に移されては、睡眠を安全に維持管理することはできない。 レム睡眠中の脱力現象は、睡眠状態を維持しながら行動のプログラムを作ったり、テストしたりするのに好都合である。 脳が急激に発達する出生前後の睡眠で、レム睡眠が大半を占めることもこの理論を支持するものと考えられている。
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