去者日以疎, 來者日以親。 出郭門直視, 但見丘與墳。 古墓犁爲田, 松柏摧爲薪。 白楊多悲風, 蕭蕭愁殺人。 思還故里閭, 欲歸道無因。 |
古詩十九首の十四******************
去る者は 日ゞに 以て 疎(うと)く,
來(きた)る者は 日ゞに 以て 親しむ。
郭門を 出でて 直視すれば,
但だ 丘と墳とを 見るのみ。
古墓は 犁(す)かれて 田と 爲(な)り,
松柏は 摧(くだ)かれて 薪と 爲(な)る。
白楊 悲風 多く,
蕭蕭(せうせう)として 人を 愁殺す。
故(もと)の里閭に 還(かへ)らんと 思ひ,
歸らんと 欲するも 道に 因し 無し。
◎ 構成について
2004. 9.27 9.30 10. 1完 2005.12.29補 |