ミール・ホワイトロータス 【Mir Whitelotus/МирWhitelotus】 (17才、♀) 月生まれ |
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: | 身長:176cm 体重:59kg B/W/H:93/58/97 血液型:O 肌:ミルクホワイト 髪:ウェーブしつつ輝く銀色 瞳:シャインブルー 「芸術」と「戦闘」という一見正反対の事に異能を発揮する天才。 第X回LBTの決勝ブロック出場者(ファイナリスト)。 ニビル戦役ファイター選抜DNAをもち、 生え抜きの戦士としてプロジェクトLBTで育成された 第一世代の最優秀個体であり、 LBT、ニビル戦役を通じ、格闘・射撃ともにいかなる状況下、 どのレンジにおいても比類ない実力を発揮。 特にLBTでは12才で初出場した第5回大会以来、 第9回までバトル5連続優勝という空前絶後の大記録をもつ。 しかも、ニビル戦役のため中止された第X回LBTも 決勝ブロックが仮にそのまま行われていた場合、 ミールが6回目の優勝をとげることは絶対確実だった、 というのが評論家ならずとも一致した見方である。 故に、本来“女王”は代々の「LBTクィーン」に与えられる称号であるが LBTに関する記述で、“女王(The Queen)”とある場合には ミール本人を指す言葉として扱われる。 “女王”として観衆を魅了する美貌、気品、知性、教養、 ずば抜けた身体能力はいうまでもなく、 数多くの技芸で異能を発揮するミールは ピアノにおいても超一流の演奏家・作曲家でもある。 スキルテストの制度が始まって以来、あまりの適性の多さと高さに テスト自体を断念した人間はミールとセルゲイの二人しかない。 ミールは、10歳からすでに育ての親と同居しない 完全自立の生活を送り、人類の将来を担う一人として IEOからも最高の環境と教育を提供されてきた。 後の戦闘空母アレクサンドロス、 コマンドシェル飛行小隊ムジカノーバ隊所属ドライバー。 思考速度、反射速度、判断能力、操縦技術などの諸戦闘能力は ファイナリストの中でも飛び抜けていたが、独断専行の傾向があり、 生来のプライドの高さも手伝って、ニビル戦役では 思いがけない窮地に陥ることとなり、本編でも、 負傷した後は人型シャフト・メインドライバーの座を、不本意ながら (ヒロトが関わると未知数の力を発揮する)ミカに譲ることになる。 ニコライとも旧知の仲であり、セルゲイとは公私共に互いに 依存している関係(早い話が相思相愛)である。 当然、機密にも触れる機会は多く、第X回LBTまでに、 将来、ニビル戦役が勃発すること、 セルゲイらがニビル破壊論者であること、さらにまた、 いずれ戦場において、自らが人類最強の兵士として 先陣をきって戦う(具体的にはシャフト・ドライバーとなる) ことは承知していた。 10歳からホワイトロータス邸を住居・活動拠点としていたが、 ニビル戦役後はこの邸を市(ヌービウム・シティ)に寄贈し、 セルゲイと共に消息をたつ。 二人で地球のどこかに隠棲しているらしい。 |
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本文:金子良馬、山口恭史 初出:I-p16 「未完兵装ルナシャフト設定資料集・人名集」 ※当ページに含まれる全ての画像・文章について、一切の無断引用、複製、配布等を禁じます。 |