1/12 ロータス79 製作記 8
上方排気のエグゾーストパイプは自作は大変。あっさりとエレールのリジェのパーツを流用。もったいないので複製を取り、これを修正します。
タイヤキ方式で注型。奇跡的に気泡なしで複製が出来ました。記念写真。
複製パーツの修正です。上部モノコックは内部にフレームがあります。見えなかったら省略しますが、点検孔から良く目立つので、ちゃんと作ります。注型のしやすさを優先して分厚いパーツになっていますので、点検孔周りを中心にガンガン薄く削ります。
フレームの寸法取りです。きっちり対称に削れるわけないので。現物合わせです。フォーマーゲージ(と言うんだそうです。Thank you, ribechan)でパーツ内側を型取ります。
シャシーのほうも採寸。
0.5mmプラバンから切り出します。コックピット側(メーターパネルがつく)のフレームです。
点検孔から見えるフレームには穴が開いています。それも一段盛り上がった縁がついています。
一回り小さい穴を開けて、棒ヤスリで穴を押し広げるように・・・
ヤスリによる‘メクレ’ができます。ちょうどこれが縁取りのように見えます。言われてみれば、そう見えるでしょう?
一応、主要な3枚を作りました。これらが活躍するのはかなり先の話。
サス裏のカバーを作ります。このカバー、省略されているキットが多いですよね。注型に失敗したシャシーにカウルを被せ、ポリパテで作ります。多少非対称でも分からないでしょう。こんなところに時間かけるのいやだし。
ポリパテだけ外れるかと思ったら全然だめで、おまけにカウルは溶けてしまいました。一応、離型剤塗ってたんですが・・。仕方ないのでカウルは廃棄(本番用だったのに・・)、パーツはシャシーごと切り出す羽目に。
まあ無事型はできた。いつものとおり、バキューム!。
はい、こんなもんでしょう。
前サスの部品揃えます。仮組みにはタイヤが必要。軽量化のために内側を削って2個イチです。
悩んでいたロアアームは641/2のがぴったり使えそう。MP4-14のときのアフターサービスのパーツがありました。ただし前側のピボットは進行方向、つまりアーム付根の穴が前を向いていないといけないので、ペンチでぐいっと90度捻りました。当然クラックが入るので、プラリペアで補修しときます。まあ大丈夫でしょう(本当か?)。とにかく、市販パーツが使えて助かりました。
このアームにタイヤを支えてもらうので、取り付けは頑丈に。後ろはシャシーにビスで直付け。後で隠す方法を考えます。前はタミヤのキットでは、おなじみのサスアームのビス受けパーツです。
複製パーツのロッキングアームを仮止めしてバランスを見ます。本当は当然ながら、ロアの長さ調節などで、いままで何度も仮組みをしています。
タイヤ、ポンツーン、アームの角度など破綻がないかチェックします。ここでしっかりと位置決めをしておかないと最後に泣きます。
ついでにモノコック上部、シート、燃タンも置いて気分を盛り上げよう。でもリアはすっからかん。
も一つ、ついでにカウルも被せて・・。うーん、やっぱりピッタリ閉じないぞ。大丈夫かしら。でも、雰囲気は良い感じ。
リアカウルの穴はエンジン位置のチェック用ね。
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