1/12 ロータス79 製作記 9
燃料タンクを作り直したのでロールバーも作り直しです。3mmの真鍮線を焼き鈍して図面に合わせて曲げます。
エバーグリーンのプラバンを接着、後ろのバーは園芸用の柔らかい銅線です。
右ができあがったパーツ。左が複製したもの。縁が気泡だらけです。エマージェンシープラグなどは後から作ります。
本格的にモノコックをシャシーに合わせます。サスの奥の隔壁の工作です。とにかくピッタリにする必要があるので、シャシー側にセロテープをはり隙間にアルテコパテを充填していきます。
隔壁は内側にかなり傾いています。モノコックは、さらに削って薄くなりました。カウルの合わせも調整しております。
モノコックで目立つ3連の穴、ブレーキのマスターシリンダー用リザーバーの穴(長たらしい日本語)も開けました。これは向かって右へ少しオフセットしております。各点検孔の縁も均一の厚みに削りました。
一番後ろのフレームのみ貼り付けます。レジンパーツを縁を残して一段深く削り、はめ込みます。他のフレームパーツはまだセットしません。
ここもシャシー側にセロテープを貼りアルテコで隙間を埋めました。まだ固定はしません。
わずかに上反角を持ったフロントウィング。前に作ったパーツを複製しました。つなぐ丸棒は実車でも結構太い。ウィングを真鍮線でつないで、太いところのみプラパイプです。
自作パーツはエッジがタレがち。このようにセロテープで土手を作ってパテでエッジを補修します。
複製パーツは、気泡、欠けだらけ。しばらくは地道に補修です。エアアウトレットのフィンも欠けておりました。プラバンとアルテコで修復です。
実車のカウルは当然薄い。こういうところの縁をモーターツールで薄くします。均一にするのは結構大変。
うって変わって、リアウィングの垂直板。0.3mmのアルミ板で作りました。大まかに金切りバサミで切り出して図面に合わせていきます。モーターツールの大型ビットを使えば早いですよ。
カウル先端のパーツ(変な名称)。でも、これでカウルの位置が決まるので、慎重に仮組みし長さを決定します。
地味な作業が続いた(今も続いていますが・・)ので、仮組みしました。とくに各ウイングとタイヤの位置関係をチェックします。あっと、当然リアウイングは真鍮線、極小ネジで着脱可能です。これのみ拡大あります。
サスアームの角度、タイヤとウィングの位置・・etc。まあこんなもんでしょう。でもこのままじゃ、ロワアームはホイールと干渉するなあ。それと、サスのダンパーヘッドは少々違うことが判明したので、修正する必要があります。
前回の最後もこんな写真だったような・・
カウルも被せてみます。フロントとリアカウルはまだ寸法揃えていません。入念にモノコックとシャシーを摺り合わせたので、フロントカウルの‘浮き’はほとんどなくなりました。(リアはまだ)
またパーツをばらしてサフ吹きまで出来るようになるまで補修です。シャシーへのリベット打ちもありますし。次回には灰色になってるでしょう。たぶん。
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