<ア><カ><サ><タ><ナ><ハ><マ><ヤ><ラ><ワ><数>
このページは更新順に香水評をならべていきます。不定期で50音順に移転していきます。
かなり独断で香水を判断していきます。はっきりいって私自身の感覚なので、大間違いしている点も多いと思われますけれど、参考になったら幸いです。
感想は、時間を置くと変わっている可能性があります。そのときは「→訂正!」で追加していますので、参考にしてみて下さい。
性別=「W=女性用、M=男性用、U=ユニセックス」
個人的好み=「BEST!!」「GOOD!」「NORMAL!」「BAD!」の4段階あくまで個人的に、、、です。
番号 | 名前 | 正式名 | ブランド | 性別 | 個人的好み |
594 | サントス | Santos | Cartier | M | NORMAL! |
593 | アリュールオム リフレッシングミスト | ALLURE HOMME REFRESHING TONIC | CHANEL | M | GOOD! |
592 | ソー ピンク | so pink | GAP | W | NORMAL! |
591 | サン メン | SUN MEN | JIL SANDER | M | GOOD! |
590 | ラコステ プールオム | LACOSTE POUR HOMME | LACOSTE | M | GOOD! |
589 | デザイア ブルー | DESIRE BLUE | dunhill | M | NORMAL! |
588 | ホワイト・タイ・アンド・ティアラ | White Tie and Tiara | Jo Malone | W | GOOD! |
587 | インモーション | IN MOTION | HUGO BOSS | M | GOOD! |
586 | バンディ | BANDIT | ROBERT PIGUET | W | GOOD! |
585 | センティメント プールオム | SENTIMENT POUR HOMME | ESCADA | M | GOOD! |
584 | ボラボラ フォーメン | BORABORA for men | LIZ CLAIBORNE | M | GOOD! |
583 | プライヴ プールオム | Prive Pour Homme | JEAN PATOU | M | BEST!! |
582 | ラブ エトセトラ | LOVE ETC | Corinne Cobson | W | GOOD! |
581 | イルバチオ | Il Bacio | Borghese | W | GOOD! |
580 | ゲス | Guess | Marciano | W | GOOD! |
579 | エフュージョン マン | EFFUSION MAN | ICE BERG | M | GOOD! |
578 | アイグナー プールオム | AIGNER pour homme | AIGNER | M | GOOD! |
577 | シック | CHIC | CAROLINA HERRERA | W | GOOD! |
576 | キュイー ドゥ ルシー | CUIR DE RUSSIE | chanel | W | BEST!! |
575 | ジャガー | JAGUAR | JAGUAR FRAGRANCES | M | GOOD! |
574 | サンバ ジップド | SAMBA ZIPPED | the perfumer’s workshop | M | GOOD! |
573 | サンバ アンジップド | SAMBA UNZIPPED | the perfumer’s workshop | W | GOOD! |
572 | バザールプールオム | BAZaR pour homme | CHRISTIAN LACROIX | M | GOOD! |
571 | ボウリング グリーン | Bowling Green | GEOFFREY BEENE | M | GOOD! |
570 | メモアール ドム | MEMOIRE D’HOMME | NINA RICCI | M | GOOD! |
569 | バニブ | BUNIB | ENRICO GI | M | GOOD! |
568 | ノア | NOA | cacharel | W | GOOD! |
567 | ナエマ | Nahema | guerlain | W | BEST!! |
566 | オールドスパイス | Old Spice | SHULTON | M | GOOD! |
565 | ティーローズ | TEA ROSE | perfumers workshop | W | GOOD! |
564 | ヴェネチア ウォモ | VENEZIA UOMO | LAURA BIAGIOTTI | M | GOOD! |
562 | オートリード | EAU TORRIDE | GIVENCHY | W | GOOD! |
560 | クリストバル プールオム | CHRISTOBAL pour homme | BALENCIAGA | M | NORMAL! |
559 | ロードゥ トラント | L'Or de Torrente | TORRENTA | W | NORMAL! |
558 | ロー バイローラアシュレイ | L'EAU BY LAURA ASHLEY | LAURA ASHLEY | W | GOOD! |
557 | マジックガーデン | MAGIC GARDEN | LAURA ASHLEY | W | GOOD! |
556 | パナム ド パトゥ | PANAME de PATOU | JEAN PATOU | W | GOOD! |
非常にスパイス感の強いトップから始まる男性的な香りです。このスパイシー感はミドルの様々なウッディ系とシナモンの香りから来ています。はっきりと最初から好き嫌いが分かれる香りでしょう。俗に言う『トニック系』の男っぽい香りが苦手な方には完全に受け入れられない香りでしょう。
ですが、個人的には嫌いではありません。かなりクセのある香りの部類に間違いなく入ると思いますが、かえってそこのところが。(笑)いや、「normal」評価にしていますが「好きな香り」です。
スパイシーさのあるグリーン系+フルーティーなトップから始まります。ここで一番好き嫌いが分かれるところでしょう。ですがこのトップノートはすぐに姿を消し、その後にスパイシーさを持ったエキゾチックさを持った香りに変化します。個人的にはパチョリの香りとモス、アンバー、レザーの香りが強く出る、甘みのある香りだと思います。
ミドル以降の落ち着いてきた香りはむしろ女性的なセクシーさを持った香りになると思います。女性的な肉感的な芳醇な香りに男性の香り特有のスパイシー感を合わせたような、複雑で一筋縄ではいかない香りですね。この組み合わせは好きですが、普段使いには多少難しい感じが強いですね。女性らしいセクシーさを持つ男性的なセクシーな香り・・・・難しいですね。ファッションとしてはセクシーな遊び用のスーツ姿などに合うと思います。個人的に夜のイメージの香り。
成分はトップにグリーンノート、フルーツノート、ラベンダー、アルデヒド、レモン、ジュニパーベリー。ミドルにジャスミン、ゼラニウム、カーネーション、ベチバー、ローズ、シナモン、パインニードル、パチュリ、セダーウッド、サンダルウッド。ラストにモス、アンバー、レザー、オリバナム、バニラ、カストリウムなどです。非常に凝った香りの構成ですね。
アリュールオムのサマーバージョンとでもいうべき香り。アリュールオムのセクシーな部分を残したまま、より爽快感を強めた香りです。実際にはマンダリン、オレンジの香りが前面に出ていてその奥のほうに従来のアリュールオムのセクシー感の良いところを残した香りといった印象です。アリュールオムの面影も残していますが実質まったくの別物と考えたほうが良いでしょう。
従来のアリュールオムに関して個人的に独特のスパイシー感のある甘みとウッディ感の組合せが少し苦手だったのですがこのリフレッシングミストではそうした嫌味のような部分が抜け、使いやすくなっていると思います。とはいえ、セクシーな香りには違いがなく、トップのみの印象でつけすぎる恐れがありますので、その点には注意が必要だと思います。
ファッションはスーツからカジュアルまで比較的幅広く会わせやすいと思います。年代は20代中盤以降向けだと思います。非常にフレッシュで爽快でセクシーな香り。強くオススメできる香りですね。
第一印象としては「使いやすい香り」です。トップで柑橘系のフレッシュな香りとフローラルが主体の香り。とにかくライトな香りで、香水が苦手な方や、香水にあまり馴染みのない初心者の方や春夏向けの軽い香りを探している方に良いと思います。ミドル以降は少しムスクが強くなってきますので、ムスク系が苦手な方はこちらで好みが分かれるかもしれません。
個人的にはムスクが強く出ますがフローラルとのバランスでさほどキツく香りませんが、人によっては意外とキツくなってしまうかも知れません。比較的短調といえば短調。ミドルがあまり長持ちせず、いきなりラストのムスクが出てくるといった感じがします。ライトですが、若干もの足りなさを感じさせます。石鹸っぽさもあり、お風呂上りのような感じの香りでもありますね。
ファッションとしては、やはり「GAP」に代表される明るめのカジュアルなどに合うと思います。カジュアルシーン向けですね。
成分はトップにグレープフルーツ、オレンジ。ミドルはスズラン等のフローラル。ラストはジャスミン、ムスクなどです。意外とつけ方に注意が必要な香りだと思います。つけすぎ注意ですね。
ジルサンダーの夏限定の香り。トップは夏向けの柑橘系に品のあるフローラル、さらに適度にスパイシーさを感じさせます。ラストに含まれている、アンバーとムスクの香りのおかげで、ただ軽いだけではなく、さわやかかつしっかりとした印象のある香りだと思います。全体としては非常にバランスが良く、使いやすい香りだと思います。
実際に使ってみて、トップ〜ミドル〜ラストと、移り変わりにも不自然さは感じず、自然な感じで一番最後の残り香まで楽しめると思いました。ラストに関しては、アンバーやムスク甘さがあり、どちらかというと温かみのある香りになります。スーツ姿にも、キレイめのカジュアルシーンにも使える香りだと思います。
なかなかオススメですが、アンバー、ムスクの甘さなどでもしかしたら好き嫌いが分かれるかも知れません。個人的には非常に好きな香りです。アリュールオムのサマーバージョン、ミラクオムのサマーバージョンなどとはまた違った楽しみ方の出来る香りだと思います。
成分はベルガモット、ナツメグ、カルダモン、アンバー、ムスクなどです。
ここで評価する「ラコステプールオム」は2003年に日本に上陸したバージョンです。これ以前からラコステプールオムはありましたが、そちらとは違うもののようです。
「ブライト スパイシー ウッディ」という香調の香りとのことですが、実際にはシトラススパイシーに上品なフルーティフローラルが香る香りだと思います。実際にはスパイシーな面が強く、ラストにはバニラ系の柔らかさを感じさせる温かみのある香りといった印象です。スパイシーさが強いのですが個人的に肌に馴染みやすく、使いやすい香りという印象が強いですね。人によって好き嫌いがわかれるかも知れませんが、個人的にこうした香りは好きな系統ですね。分類としてはオリエンタルスパイシー+シトラスといった感じでしょうか。
スパイシーな面も強いですがトップから香るベルガモットなどの柑橘系の香りが終始持続しているためさほど嫌味は感じさせず上品で大人っぽい香りになっていると思います。個人的に好きな香りですね。20代前半から30代中盤向けの香りだと思います。カジュアルシーン、スーツシーン両方に対応できそうな香り。持続は比較的長い部類に入ると思います。非常に男性的で骨太さのある反面、上品さも兼ね合わせたイメージです。
トップにグレープフルーツ、ベルガモット、プラム、アップル。ミドルにジュニパーベリー、カルダモン、シナモン等。ラストにラム
アブソリュート、サンダルウッド、バニラ、ムスク等です。
ダンヒルの「デザイア」のオゾン(マリン)系の香りです。が、実はもともとデザイアの独特のクセが苦手な私には、相変わらずこの香りは今一つでした。マリン系の香りがトップから非常に独特の拡散性を感じさせます。悪く言うと、キツイ香り。このマリン系とベースになるアンバーの組み合わせが独特であり、好き嫌いがはっきり分かれる香りになると思います。
全体としては、前作の「デザイア」の香りもしっかり残っていますが、トップ、ミドルをマリン系が支配している感が強く、また違った香りと思って間違いないと思います。独特のしっとりした(しっとりというのが上手い表現とは思えませんが。)フルーティーさに、スパイスの効いたウッディ。それにアンバーの香りが全体の基調となっていて、それにメンソールのような爽快感のある香りが全体に強い香りだと思います。
全体に大人っぽいセクシーさが強く、非常に力強い男らしい香り。上手く使えば、かなりの印象に残る香りではないかと思います。
、、、が、正直「重みのあるサワヤカさ」を持った、個人的に非常に微妙な香り。使い方が非常に難しいのではないかと思います。つけすぎ厳禁。肌に乗せると程よく馴染んでくるのですが、トップの非常に強い香りたちが結構長持ちしてしまい、そのあたりが個人的には馴染めません。お好きな方、申し訳ありません。
年代としては、20代中盤以降から30代後半程度の方まで。カジュアルシーンのほうが会うのかな?
成分は、トップにベルガモット、タンジェリン、ロータスリーフ、ライチ。ミドルにシーブリーズアコード、ローズウッド、オレンジフラワーウォーター、ドリフトウッド。ラストにアンバー、リッチムスク、安息香、トンカビーンなどです。
Jo Maloneのホワイト・タイ・アンド・ティアラは、エルトン・ジョンのエイズチャリティの為に、限定1000本のみ生産された貴重な香りです。ちなみに、オーデコロンのようですが、香りたちや持続性などは、通常のオードトワレと同程度だと思います。成分は、オレンジブロッサムにパイナップル、グレープフルーツ、サンダルウッドなどが入っています。
フルーティフローラルでライトなイメージの香りとのことですが、実際に私が試した感想は、『ベースがしっかりとしているフローラルフルーティで、若干サンダルウッドのスパイシーさがあり、オレンジブロッサムとグレープフルーツの柑橘系の芳醇でさわやかな香りと程よいバランスでマッチしている香り。セクシーさと柔らかいみずみずしさのある、なかなか正統派の香り』といったところです。ミドルからラストにかけては、ややフロリエンタルに近いのではないかと思います。非常に出来の良い香りで、文句無しです。
ビジネスシーンにはやさしすぎる印象があるかも知れませんが、どんなファッションでも幅広く使える香りではないかと思います。ただ軽いだけではない香りで、フルシーズン使えそうな香り。フォーマルな席でも嫌味なく使用できると思います。なかなかオススメ。機会があれば試されてみることをおすすめします。
ヒューゴボスのメンズ。インモーションは適度なスパイス感を持った甘みのあるサワヤカなシトラス系と、フルーティな感じのトップから、ムスキーさとややエキゾチックなウッディ感を感じさせる香りに変化します。
バランスの良いサワヤカさ、スパイシーさ、ウッディ感を併せ持った香り。全体的なイメージとしてはサワヤカだけれど、甘みを持っていて、その甘みがスパイシー感とバランス良く共存している感じ。季節的にはほぼフルシーズン使えそうですね。ラストはベチバーとムスクの印象が強く、スモーキーな感じです。今までのヒューゴの香りの中では、比較的使いやすいと思います。無難な感じのする香りですね。特に使いにくさもないと思います。
ビジネスシーンにも使えそうな香り。カジュアルシーンでも合うと思いますが、ビジネスシーンにより合うのではないかと思います。対象年齢はおそらく20代前半から30代前半。成分はトップにベルガモット、バジルフラワー、バイオレットリーフ。ミドルにピンクペッパー、シナモン、カルダモン、ナツメグ。ラストにサンダルウッド、べチバー、ムスクなどです。
最初、男性用だと思っていたのですが、女性用ですね。
ドライ感のフローラルに加えたアルデヒドが芳醇で、しっかりと主張をする正統派な香り立ちに温かみのあるレザリーな香りが特徴的(実際の成分として正式にはレザーは確認していません。)さらにそれに非常に深みとセクシーさを与えているのが、パチュリ、ベチバー、アンバー、シベットなどの香りです。この動物的な香りと先にあげたフローラルアルデヒドの芳醇な香りにより、全体としては非常にセクシーさの強い香りだと思います。
それでも、ただセクシーなだけではなく、どこか清潔感というか、凛々しいというか上品な香りを感じさせます。軽い香りでは物足りない方や男性用香水を苦手な男性で、俗に言う名香系の深さのある女性用を好きな方は試してみると良いかも知れません。対象年齢は20代前半からそれ以上。意外と幅広く使えると思います。
成分はトップにアルテミシア、ベルガモット、ガーデニア、アルデヒド。ミドルにジャスミン、オリス、カーネーション、ローズ。ラストにカストリウム、パチュリ、ベチバー、モス、アンバー、シベットなどです。
甘酸っぱくなかなかに刺激的なイメージのフルーティ+ウッディ系の香り。シトラス系のさわやかさを持ち、なおかつ刺激的でスパイシー感を感じるフルーティなトップとミドル。落ち着いてくるとベチバー系とサンダルウッド系の両方を持ったウッディに変化していきます。
非常にセクシーな男性的な香りですが、それが嫌味になっていなく、表立ったあからさまなセクシーさを感じさせない香りになっていると思います。夜のデートに使いたい香りですね。年代としては20代中盤以降向け。ビジネスシーンにはセクシーすぎるので、大人っぽいカジュアルファッションに合うと思います。良いと思いますよ。男性用としてはかなりセクシーさの高い香りのひとつだと思います。
成分はトップにジャックフルーツ(何でしょうね、これ?)ライム、ジュニパー。ミドルにレッドチリ、ピンクペッパー、メース、ナツメグ。ラストにベチバー、アトラスシダー、マイソールサンダルウッドなどです。同じくエスカーダのセンティメントとペアで使いたい香りです。是非。(笑)
「リアリティ」が有名なアメリカのブランド、リズクレイボーンのオーデコロン、ボラボラフォーメンはシトラス系のサワヤカなトップからはじまり、温かみのあるムスキーな香りとドライ感のあるややスパイシーなウッディな香りの両方の性質を持った香りに変化します。オーデコロンというものを個人的にあまり付けないのですが、付けてみた感覚としては、若干ライトなオードトワレといった程度の香りで、通常のオードトワレと同じように使って問題はないと思います。
シトラス、ムスク、ウッディの比較的シンプルな香りの構成が主体になっている感じのする香りですが、ムスク、ウッディの調和により、軽すぎず、重過ぎずバランス良い香りだと思います。
私個人が使ってみての感じでは、この香り自体のスパイス感は比較的しっかりしていてトップがサワヤカに一瞬感じるだけにつける量に多少注意が必要だと思われます。(でも、使いやすい香りの部類に入ると思いますよ。)ムスクの香りが強いものが苦手な人にはあまりおすすめできません。ミドルからラストはムスクが主役になりますが、ラストでは若干ウッディが勝ってきますね。
上記のムスク、ウッディの効果でしょうか、意外とセクシーなイメージがミドル以降には顔をのぞかせます。アフタースポーツなどに軽めにつけるのが良いかも知れませんね。スーツにも合うと思いますが、個人的イメージとしてはカジュアルシーン、アフターシーンに活躍する香りだと思います。
肌になじむと非常に柔らかみ、温かみのある香りになってきますね。どちらかというと秋冬向けの香り。秋冬ものにしては濃厚さよりも比較的ライトな感じが強いので使いやすいのではないでしょうか。ところで、このコロン、名前がスゴイですよね。ボラボラって。(笑)
ジャンパトゥの男性用の香り、プライブプールオムはドライ感のあるフローラル系の香りを主体としたオリエンタル系のエキゾチックさ、セクシーさのある香りで、文句なく私の好みの香りです。ベルガモットとラベンダー、それにその他のフローラル系を主体としたドライ感のある香りに、ミドルからラストにかけてアンバーのセクシーな甘さ、パチュリのエキゾチックな香りを感じさせます。これは非常に良い香りだと思います。パチュリ独特のホコホコした感じも少し感じます。ドライ感のありながら柔らかみのある上品でセクシーな香り。
男性用らしい、男性的なセクシーさを感じさせると同時に、この香りは香りの構成的には女性でも(実際につけられるかどうかは別として)好きなになる方は多いのじゃないかなあ?スーツでもカジュアルでもどちらでも合う香りだと思います。文句無し。ですが、ある程度のスパイス感がありどちらかというと多少クセがあると思います。そのあたりでもしかしたら多少好き嫌いが分かれるかも知れません。20代中盤以降の方向けの香りだと思います。
多少のクセがあってもセクシーさのある香りが好きな人には良いと思いますが、男っぽさのある香り全般が苦手な人にはオススメできません。私個人としては、男性用でフローラルとアンバーの香りを楽しめる香りで、なおかつ嫌味のない上品さも感じさせてくれる、非常に良い香りだと思います。というわけで、どなたにもオススメできる香りとは思えないところもありますが、「BEST!!」を付けました。
成分は、トップにベルガモット、ラベンダーなど。ミドルにサンダルウッド、パチュリなど。ラストにバニラ等です。
甘みのあるフロリエンタルもしくは、コンフェクショナリーっぽい、お菓子のような香りです。かわいらしいセクシーさを持った香りで、スパイシーさ、やさしいフローラル、バニラ等の甘さが主体になった香りです。若いコが使うと甘さがあるセクシーな香りとして活躍してくれそうです。比較的肉感の少ないセクシーな香りだと思います。
秋冬向けの香りとして、使いやすくて良いと思います。ただ、後半、ラストノートで比較的スパイス感が強く、スパイシーな香りの苦手な人はここで苦手に思ってしまうかも知れませんね。独特の甘みのあるスパイシーさですが、私個人としては使いにくい香りには感じません。また、ラストの印象は甘い香りの系統としては比較的軽い(アンバー系ではなく、ウッディ系のため)香りなので、深みのある香りの好きな人には物足りないかも知れません。
ですが、全体としてはバランス良く、比較的使いやすい香りで良いと思いますよ。ファッションとしてはカジュアル向け。年代としては10代から20代中盤くらいの方向けではないでしょうか。秋冬向けの香りにどうぞ。とっつきやすい香りだと思いますよ。成分は、アイリス、シナモン、ペッパー、ETC...です。(笑)
甘みのあってセクシーな感覚のフロリエンタルノートの香りです。フロリエンタルの香水とは言っても様々な香りがありますが、このイルバチオは甘みのあるフルーティフローラルにアンバーの甘みの加わった、アンバー系のフロリエンタル系の香りです。ちなみに、イルバチオの意味は「くちづけ、接吻」まあ、「キス」ということですね。名前からしてセクシーな香りです。
甘みが強く、それをフルーティさでバランスを上手にとっている香りだと思います。セクシーでかわいらしさを併せ持ち、かつ嫌味の無い香りだと思います。ミドル以降はスパイスも効いてきますが、そのスパイシーさも前面に出ているわけではなく、あくまでアンバー系のフロリエンタルの香りにメリハリをつけている感じです。全体に忘れがたい香りの印象があります。文句の無い出来の香りだと思います。香りの持続は長く、ミドルからラストにかけて、フルーティフローラルにアンバーの香りなのですが、セクシーさが甘い香りの奥に見え隠れするといった感じの香りです。
年代的には20代中盤以降の人向けの香りで、ファッションとしては、カジュアルシーンを中心に比較的幅広く合わせられると思います。季節的には秋冬向けの香りかな?フロリエンタル系の好きなひとは試してみると良いと思います。成分はブルーノーツさん参照で、トップにハニーサックル、ローズ、フリージア、プラム、ピーチ、ミドルにメロン、洋梨、アイリス、ラストにアンバー、サンダルウッド、バイオレット、ムスクなどです。お勧めできる香りですね。
珍しくアメリカのブランド、ゲスの女性用の香りです。EDTとEDPがあるようですが、私の試したのはEDTのほうです。入れ物の形が3角柱をひねったようなボトルで、色が恐ろしいほど毒っぽい赤色をしていて、少し外見でマイナスになってしまっているような気がします。(笑)
さて、香りのほうですが、フロリエンタル系の香りで、オレンジブロッサムやヒヤシンス、その他色々なフローラルとアンバーの香りが主体となった、見た目よりは正統派の香りだと思います。全体的にはなかなかどうしてバランス良く出来た香りだと思います。
伝統的なフロリエンタル系にどちらかというと近く、アンバーのセクシーさが印象的な香りです。香りの印象はとてもセクシーで挑発的、刺激的。ただし、控えめさは感じず、セクシーさを前に出したような香りです。結構派手な香りだと思います。付け方には注意が必要だと思います。
どちらかというと夜の香りで、秋冬向けに使いたい香りです。でも、ちょっとさりげなく使うには難しい部類に入るかな?シナモンのスパイシーさとバニラ、アンバーの甘みも派手っぽいセクシーさを増している要因の一つだと思います。
成分は、トップにベルガモット、レモン、マンダリン、グリーンノート、グレープフルーツ。ミドルにヒヤシンス、オレンジブロッサム、ジャスミン、イランイラン、オリス、カーネーション。ラストにサンダルウッド、パチュリ、アンバー、シベット、モス、シナモン、バニラ、ベンゾインです。
最初に断っておきますと、今回のこのエフュージョンマンに関して、詳しい成分は調べても現時点ではわかりませんでした。あしからず。ネットショップではブルーノーツさんで扱っている香りで、2002年9月18日現在、市場に出回っているのは見ていません。よって、主観的感想を強くしています。
さて、香りのほうですが、柑橘系の爽快感があるトップから始まるのですが、突き抜けるような爽快感ではなく、比較的落ち着きのある、やや温かみというか、ほのかなスパイシー感をともなった爽快感のあるトップです。このトップの感覚はすぐに落ち着いてきて、ムスキーで全体にさらに温かみを伴ったスパイシーな爽快感が強調された香りになり、どちらかというと、落ち着いた、和めるような香りになって安定します。ラストはウッディ系とムスク系をベースにしていますが、ここでも爽快感は持続しています。
全体に上品でさわやかなバランス感を持った香りで、スーツにカジュアルに、どちらでも合うと思います。特にムスクの香りに抵抗を感じる人は基本的に避けたほうが良いと思いますが、今までムスク系の香りをどちらかというと食わず嫌いなところのあった方(?)は、一度試してみると良いかも知れません。年代は20代中盤以降の方に。個人的に秋口から初冬にかけて使いたい香りだと思います。
柑橘系のトップから始まる、シトラスレザリーウッディといった感じの、アイグナーの男性用の香り。何故かあまり流通していないようですが、(2002年8月現在)なかなかの良い出来のオードトワレではないかと思います。
ゆずやグレープフルーツの甘みのある爽快でフルーティさにサンダルウッドやシダーウッド系のスパイスの効いたウッディが香りますが、そこにレザー独特の渋みが加わり、さわやかさとセクシーな男性らしさが感じられます。
柑橘系のさわやかさにフローラルの芳醇さ(フローラルの芳醇さが前面に出ているわけではありません。)、レザーの甘さ、ほどよく控えめだけれど存在感のあるスパイシーさがあります。でも、スパイスが前面に出た香りでは決して無いので、とっつきにくい印象は受けませんね。そのあたりのバランスも良いと思います。シトラスレザリーの男性用としてはシャネルのアンテウスやアラミスのベラミなどがありますが、それらとはまた違った甘みのあるスパイシーレザリーです。
これは秋冬向けに使いたい香りですね、持続も比較的長いと思います。レザーの独特の甘さが心地良いです。スーツにあわせたい香りで、個人的には20代中盤以降の方向けだと思います。
212等で有名なキャロライナヘレラの香り、シックは、フローラルウッディムスクノート。個人的には、ムスクとウッディが香る、ややフロリエンタル寄りの香り。オレンジフラワーの、柑橘系フローラルの芳醇でさわやかさと濃厚さをかね合わせた香りが、ほかのフローラルと合わさり、サンダルウッド等のラストの香りとうまくマッチしていると思います。
ベースに比較的しっかりした香り立ちを感じ、決して軽いだけの香りではありません。どちらかというと秋口から初冬あたりに向いた香りだと思います。個人的に、清楚さ、清潔感、素朴な感じを受けますが、その奥にセクシーなイメージを隠し持った香りであると思います。
比較的バランスの良い香りで、使いやすいと思います。ファッション的にはカジュアルシーン全般向けの香りだと思います。付けすぎるとオレンジ系の香りや、ラスト(ベース)の香りが強く出過ぎてしまうのでその点には注意が必要かも知れません。
成分は、トップにブルガリアンローズエッセンス、レッドフリージア。ミドルにマンダリン、オレンジフラワー、オレンジフラワーアブソリュート。ラストにサンダルウッド、バニラバーボンアブソリュート、ホワイトムスクなどです。
一応、パリの本店でしか手に入らないらしいシャネルの香水のひとつ。日本で手に入りにくいシャネルの香水は「22番」「ガーデニア」「ボワデジル」と、この「キュイール ドゥ ルシー」だと思われます。(2002年8月現在)強いていえば、フローラルフルーティレザリー。
さて、香りのほうですが、レザーの印象が前面に出た、シャネル香水のなかでもかなり挑発的な香りになると思います。レザーのダイレクトなワイルドな香りを楽しませてくれる点においては、男性用ですが同シャネルのアンテウス以上だと思います。普段圧倒的に男性用ばかり使用している私ですが、これならば使っていけるかな、と思います。
ローズやイランイランなどのフローラルの芳醇さ、甘みも感じさせますが、レザーとアンバーの香りが非常に支配的で、そっちの印象が強い香りだと思います。むしろトップからミドルはレザーが主役、ラストはアンバーがそれに迫ってくる、、、といった感じでしょうか。
比較的近いものをあげるとすれば、エトロのパレジャメからティーの部分を抜いて、よりドライにした感じ。系統的に強いていえば、ブルガリのブラックに近い香りだと思います。
レザーが前面に出ていますが、それ以外にもドライなフローラルが香り、全体に非常にドライ感のある使い心地のする香水です。これはほぼ文句なし。シチュエーションを決め付けるとすれば、夜遊びの香りになるのでしょうが、そんな範疇を超えて色々な場所で使ってみたい香りですね。体のどこかからふわっと香らせたら、かなり最高でしょう。大人の雰囲気をもった女性を演出したいときにどうぞ。
成分は、トップにオレンジブロッサム、ベルガモット、レモン、マンダリン、クラリセージ。ミドルにオリス、カーネーション、ローズ、イランイラン、ジャスミン、セダーウッド、ベチバー。ラストにレザー、アンバー、ヘリオトロープ、バニラなどです。
ほのかにスパイス感のある、上品なフゼア系の香り。最近の新作はこのジャガーを問わず、ラベンダーを上品に楽しませてくれるものが多いと思いますが、このジャガーも、柑橘系に上品なフローラルとともに、ラベンダーがうまく調和していると思います。ふわっとしたやさしさとさわやかさの両面を持った香り。
ほんのりスパイシーさがあるのは、ジンジャーやバジルのおかげかな?。ジンジャーはそんなに際立っていません。それと、アニス系の独特の甘さも感じさせますが、カルティエのマストプールオムとはまた違ったアニス系ですね。ラストは一応サンダルウッド系の香りですが、サンダルウッド独特の香りというより、多少の暖かい甘さを感じさせるラストになります。
香りのイメージとしては、上品で知的な男性の香り。品とやさしさを感じさせてくれます。個人的に非常に良い香りだと思います。ファッションとしては、スーツ姿に良く合いそうで、年代は20代中盤以降の方向けだと思います。派手さはないけれどやさしくて印象的な、ふわっとした感じがある香りだと思います。非常にバランスの良い香りであると思います。
成分は、トップにマンダリン、ベルガモット、オレンジ、ラベンダー、バジル、アニススター。ミドルにオレンジフラワー、ロータスフラワー、ジンジャー。ラストにサンダルウッド、ホワイトムスクです。成分はわかばさんのHPを参照しました。
特徴的なボトルのサンバシリーズで有名な、パヒューマーズワークショップの男性用オードトワレ。このサンバジップドは、シャープさの強いフルーティーで上品さの強いフゼア系の香りで、上品さ、気品を感じさせるおしゃれなイメージの強い香りです。この香りは、フゼア系の香りが苦手な人でも比較的抵抗無く受け入れられると思います。
トップは少しグリーン系を感じさせる柑橘系の香り。ミドル以降もこの柑橘系の香りは持続しますが、よりフルーティさ、フゼア系独特のラベンダー系(のような。実際は未確認です。)のフローラルさが加わり、ラストにかけてはそれにサンダルウッド、ムスク、アンバーが入ってきます。香りの構成のトップ〜ラストまでの移り変わりは早く、すぐにこなれた感じに付けこなせる香りだと思います。香りの持続はさほど長くないと思います。できればアトマイザーを使ったほうが良いでしょう。
さわやかな香りですが、つけ過ぎるとフゼア系独特のエネルギッシュさが強く出てしまうので、標準的な量をお勧めします。スパイスはそこそこ効いていると思います。
非常に上品なフゼア系で、ファッション的にはTPO選ばず使える香りだと思います。香りをあまり変えずに使っていきたいという人には、もしかしたらずっと付き合っていける香りになるかも知れません。お勧めできる香りだと思います。対象年齢はおそらく20代中盤から30代前半くらいだと思います。
特徴的なボトルのサンバシリーズで有名な、パヒューマーズワークショップの女性用オードトワレ、サンバアンジップドは、さわやかかつ芳醇な香りたちのトップから始まり、全体的にはスパイスの効いたドライ感のあるフローラルになる現代的な名香といったイメージの香りです。系統としては、フロリエンタル系になりますね、きっと。
往年の名香に通じる香りたちがあると個人的に思います。似た香りがなにかあったのですが、今のところ思い出せません。(汗)とにかく名香系です。
個人的なイメージは、女性的、肉感的なイメージと(ですが、決していやらしい感じ、嫌味なところがまったくないのがすごいと思います。ドライな香りたちがそのあたりを補っていると思います。)、非常に奥深い吸い込まれるようなイメージ、上品さとワイルドさをかねそろえたようなイメージのする香りです。ファッション的には、ビジネスシーンには少しセクシーすぎるかも知れませんが、ほぼフルシーン活躍しそうな香りです。
これ、非常に強くお勧めできます。いろいろな香りを試したけれど何か物足りないと感じている方は試してみる価値があると思います。成分はサンダルウッド、オークモス、カーネーション、ジャスミン、ヘリオトロープ、セダーウッド、マグノリアなどです。
セラヴィ等で有名なクリスチャンラクロワの男性用オードトワレ、バザールプールオムは、ウッディトランスペアレントマリンノート、とのことです。マリン系、オゾン系の香りは意外と重くなりがちなのですが、このバザールプールオムは、比較的シトラス系、グリーン系、ウッディが効いていて他のマリン系と比べ、さほど重さは感じさせません。
個人的に感じるイメージは、近代的で知的でクールな感じといった所でしょうか。ファッションとしては、カジュアルシーン全般に、スーツに合わせる場合は、若い男性、10代〜20代中盤くらいの方に良いと思います。
とは言え、やはり適度の重さがあることと、スパイスが強いのでつけ方には注意が必要だと思います。つけ過ぎると、トップでマリン系独特の重さが、ミドル以降でスパイシーさが強く出てしまいます。
ダンボールのようなパッケージは鉛筆立てにも使えそう、、、なんて冗談は置いておいて、グレイフランネルやオーデグレイフランネルで有名なジェフェリービーンのオードトワレです。作られた年代としては、ボウリンググリーンが1986年、グレイフランネルが1976年となっています。
なかなか特徴的で、クラシックさのある香りで、フレッシュな柑橘系の香りとスパイシーなハーブ、ウッディの利いた香りですね。一応、系統としてはフゼアフレッシュですが、個人的にハーバルで柑橘系とウッディの効いた香りといった印象が強いです。
トップはグリーン系の爽やかな香りですが、全体を通したウッディさとスパイシーさの印象のせいか、個人的にミドル以降は温かみのある香りといった印象が強いです。私個人は非常に好きな香りですが、万人ウケするかどうかは微妙なところです。最近流行しているようなフレッシュでライトな香りとは違う、フレッシュな香り。非常に繊細さを感じる香りでもあります。繊細かつ大人の男性の魅力を持った香りだと思います。ちょっとセクシーな印象は、ラストのパチュリ等のおかげかな?個人的に非常に気に入っている香りです。
ファッションとしては、どちらかというとオフタイム用だと思います。成分は、トップにベルガモット、レモン、グリーンノート、ジュニパーベリー、バジル、フルーツノート。ミドルにラベンダー、カルダモン、アルテミシア、ジャスミン、パインニードル、シナモン。ラストにパチュリ、モス、セダーウッド、サンダルウッド、アンバー、フランキンセンス(乳香。甘く、ウッディでかすかにレモンのような香り)などです。グレイフランネルよりはクセがなく、オーデグレイフランネルだとラベンダーが強く出過ぎてしまう人にオススメですね。
ニナリッチの男性用オードトワレ、メモワールドムは、柑橘系などのフルーティなトップから、スパイスの効いた男らしいやさしさ、強さを感じさせる香りに変化し、その後、温かみをもったウッディ系に変化していく香りです。全体の感想としては非常に完成度の高い近代的な香りだと思います。爽やかさがあるのですが、それだけではなくスパイシーさとウッディの爽やかさ、温かみ、深みのある香りですね。
ミドルくらいでフルーティさは次第に抜けて、ナツメグなどのスパイシーさにシダーウッド、ベチバー系の香りが温かみというか、深みを増してきます。このあたりの香りの移行はなかなか素晴らしいと思います。非常に自然にトップ〜ミドル〜ラストと移り変わり、ちょっと今までに無かった繊細さを感じさせる男性用の香りだと思います。
この香りは終始スキの無い香りといった印象を感じます。完成度高いですね。対象年齢としては、20代中盤以降の方向けだと思います。ビジネス、プライベートどちらでも使えそうですね。ちなみに、ボトルデザインは「均衡を保ちながら並んでいる2つのレクタングル・ガラスが重なり合うボトル。カラーコントラストはフィジカル・センシュアリティーを表すアンバー、スピリチュアリティを表すスモーク・ブルー」だそうです。
香りの系統はフレッシュスパイシーウッディ。成分はトップにグレープフルーツエッセンス、ベンガルジンジャー。ミドルにセドゥラウッド、フローズン・ナツメグ、リコリス・リーブス。ラストにブルーシダーウッド、ベチバー、オポリーヌなどです。良い香りです。オススメです。
甘みのあるものの、全体として非常にシャープなイメージの強い香りです。グリーン系の香りにジンジャーの香り、それに成分はわかりませんが、フルーティな香りがそれぞれ上手く調和していると思います。シャープな香りで、一瞬爽やかに感じるかも知れませんが、実際は爽やかさよりも、スパイスが効いているため、ミドル以降に暖かみのある香りといった印象が強いですね。
比較的バランスよく、日本人向けの使いやすい香りなのではないかと思います。日本の独特のセクシーさを感じさせる香りですね。実際に流行っているかどうかはともかく、なかなか良い香りだと思いますよ。成分は、青シソなども入っているそうです。
トップがグリーン系のフレッシュさのある香り。ミドルがそれにちょっと独特のフルーティさを足して、スパイスを効かせた感じの香り。ラストにはそのフレッシュ感とスパイシーさの両方が残るといった感じの香りですね。対象年齢はおそらく20代中盤から30代前半だと思います。結構独特のクセがあるかも知れませんが、個人的にクセのあるものは好きなので、なかなか良いです。
カジュアル、スーツどちらでもつけられる香りだと思います。
個人的にややオゾン系の香りに感じる、透明感のあるフルーティフローラルにグリーン系の入った香りです。
比較的使いやすい香りになると思います。みずみずしさ、独特の控えめな甘さのある香りですね。清潔感、ナチュラルさを感じさせる香りですね。ノアの箱舟の物語をイメージして作られた香りなのでしょうね。でも、清潔感のあるなかにもセクシーさもほんの少しですが顔を覗かせます。これはきっとコリアンダーとホワイトムスクのおかげでしょう。
シーズンとしては冬場には少しものたりないかも知れませんが、春夏秋と、スリーシーズンは使えると思います。オゾン系の苦手な人にはすこし苦手に感じるかもしれません。女性用をよく使う男性の方ならもしかしたら使えるかも知れません。ファッションとしては、ビジネスシーン以外ならばどんなときにでも使えそうです。
成分はインセンス、コーヒー、ホワイトムスク、コリアンダーなどです。なかなか上品にまとまった香りではないでしょうか。
少し、個人的にゲランに対してひいきにして見ているところも多いと思いますが、それにしても非常に良い香りだと思います。文句の無い、華やかで大人の女性のためのフロリエンタルノートの香水。
個人的にこの香りに神々しささえ感じます。本当に良い香りです。(実は、おすそ分けしていただいたものですが、最初分からずにシャネルのボアデジルと勘違いしていましたが。汗)グリーン系にベルガモット等柑橘系の爽やかさを感じさせつつしっかりとした主張のあるトップから、ローズ、イランイランなどのフローラル系に、バニラやサンダルウッドがメリハリ、スパイシーさを作り上げていき、ラストにかけては、少し枯れたような(これが、ヘイライクというやつか?違うかな?)だけれどしっかりとした主張を残した甘みがありパウダリーなラストに変化します。
現代の流行とかではなく、名香と言われる系統の香りが好きな人向けの香りですね。シャネルの5番、19番の好きな人などが、更に奥深さのある香りを追求したいといった場合には、一度試してみる価値はあると思います。文句無し。オススメ。
ただ、値段が高く、なかなか入手できないのが難点ですね。ある程度以上、香水にはまっている人にオススメです。逆に香りの初心者さんですと、香りたちが強く感じたり「おばさんっぽい」と感じてしまう可能性もありますね。ここ一番というときに大切に使いたい香りだと思います。
どちらかというと夜の香りですね。成分は、トップにピーチ、ベルガモット、グリーンノート、ブロッサムケーレックスノート(?)。ミドルにローズ、イランイラン、ジャスミン、スズラン、ライラック。ラストにペルーバルサム、ベンゾイン、バニラ、ベチバー、サンダルウッドなどです。
1937年に発表された、男性用香水(オードトワレ)の中でも、オリエンタル系として極めて古い作品です(実際、私の手持ちの資料の中だと、もっとも古いものになっています。どのみちオリエンタル系初期の香りには間違いなさそうです)。
香りのほうは、クラシックさを感じさせるところもありますが、むしろ非常によく出来た、スパイシーさとともに奥行き、温かみのある、忘れがたい香りだと思います。個人的な感想として、トンカやセダーウッドなどのスパイシーさにムスクが効いているといった印象が強いですが、それ以外にも様々な成分を上手に使ってあり、丹念に仕上げられた香りといった印象が強いですね。セクシーで温かみのある奥深いやさしい香り。
これ、男性用として個人的にとても使いやすいのではないかと思います。ホカホカした独特のやさしい甘み、スパイス感は個人的にかなり気に入っています。これは、名作ではないでしょうか。男性用としてスパイスの効いたものはよくありますが、このオールドスパイスのような香りというのは他にあまりないと思います。個人的に非常にオススメ。
どこか、ラリックプールオムに似た感じもあるかな?
スパイスの効いたものが苦手な人、トニック臭の苦手な人にはオススメできません。そこそこトニック系の香りになると思います。おとなの男性向け。20代中盤以降の方のプライベートシーンに合う香りだと思います。
成分は、トップにオレンジ、レモン、スパイスノーツ、アニス、クラリセージ、アルデヒド。ミドルにカーネーション、ゼラニウム、ジャスミン、ヘリオトロープ、ピメント。ラストにムスク、バニラ、セダーウッド、トンカ、オリバナム、ベンゾイン、アンバーなどです。
サンバシリーズで有名なパフューマーズワークショップの香りです。ティーローズというだけあって、お茶のようなフレッシュで爽快感のある香りにフローラル系の中でも爽やかさとほどよい甘さを感じさせる香りです。
そして、香りが落ち着いてくるとその爽やかさをそのままにメリハリの効いたサンダルウッドなどのウッディが顔をのぞかせ、非常にバランスよく香ります。ただ、見事なのはただ爽やかなだけではなく爽やかさ、フローラルの芳醇な香りをそのままに、深みのある香りにしてあることです。ミドルからラストにかけてアンバーの甘い香りも出てきて、この移り変わりも見事だと思います。
やさしさ、清潔感だけでなく、セクシーさ、しっかりとした主張を兼ね揃えた香りだと思います。
個人的に文句の無い非常に出来の良い香りだと思います。ファッションはTPOを問わず、それこそビジネスシーンでも使えそうな香りだと思います。年代的には、20代前半からではないでしょうか。成分はトップに、ローズ、ベルガモット、ユリ。ミドルに月下香、ジャスミン、スギ。ラストにアンバー、シタン、白檀です。成分は、ブルーノーツさん参照です。(汗)
ラウラビアジョッティのメンズ、ヴェネチアウォモは、スパイスの効いた男っぽい香りです。独特の甘さに、スパイシーさが効いているフゼア系(個人的には、フゼア+オリエンタル系)の香りで、やさしいイメージと男っぽいセクシーさの両方の面を持った香りだと思います。これ、つけこなすのが非常に難しい香りになると思います。
個人的に甘さとスパイシーさの両方が主張する香りはつけこなすのが難しいと思うのですが(ラガーフェルドのJAKOやカルティエのdeclarationにもそういった感じが感じられます。)そういった系統の難しさを持った香りだと思います。比較した二つの香りに比べれば、断然使いやすいとは思いますけれどね。
非常にセクシーさの強い香りで、ファッションとしては夜のデートなど、ちょっとおしゃれをしたときなどに使いたい香りだと思います。スパイスが強いので、つけすぎ要注意。ほんのり香らせると非常に好感を持たれる香りではないかと思います。対象年齢は20代中盤以降ですかね。大人っぽい香りだと思います。
成分は、ベルガモット、ジャスミン、ラベンダー、セダーウッド、サンダルウッド等です。上級者さん向けかな?
ジバンシーの香水、オートリードは、いたってシンプルな甘さのある香りですが、ピーチっぽいフルーティでどちらかというと透明感のある甘みのある香りですね。(ピーチが入っているかは不明)。
トップのほうではこの甘さが前面に出てくる感じがしますが、ミドル以降はこの甘さも落ちついてきて、程よくフレッシュかつ温かみのある香りになってきますね。それにサンダルウッドが程よく効いて、メリハリのある香りになっていると思います。無難といえばそうなんですが、なかなかバランスの良い香りにしあがっているのではないでしょうか。
比較的年代問わずに使えそうな香りだと思います。なかなか良いのではないでしょうか。成分は、マンダリン、ベルガモット、ジャスミン、サンダルウッド等々です。ファッションはビジネスシーン以外ならば比較的幅広く合わせられると思います。
ちょっと独特の甘さがあるオリエンタル系の男性用の香りです。独特のコリアンダーなどのフルーティさに、コロンビアコーヒーの苦味のある香りで、上品さもあるのですが、独特の高級感というか、この香りそのものの世界があり、付け方の難しいというか、つける人を選ぶ香りですね。あまり日本人向けの香りではないような気がします。
全体的に、このフルーティさと、苦味のある甘さが続いていく香りで、個人的にやや単調で面白みに欠けるかな、という感じのする香りですね。私では上手に付けこなせていないだけなのかも知れませんが。似合う男性像、似合うファッションが今一つ思いつきません。甘みがあるので、秋から冬に向けての香りですね。
成分は、アルテミシア、コリアンダー、サンダルウッド、コロンビアコーヒー、ベンゾイン、アンバー、タバコなどです。うう〜ん。もしかしたら、私個人の香りの理解力が不足しているのかも知れませんね。そんなところです。
甘い香りです。ちょっとハチミツっぽい濃厚な甘さが強い香りで、タンジェリンやライチ、キウイなどのほんのりサワヤカな風味もありますが、全体としてはそれ以上の甘みが支配しているかおりだと思います。その甘みは、おそらくマグノリアの影響が強いかな?マグノリアとコーヒーの甘みが前面に出ているような香りですね。
イリス、ローズも入っていますが、甘さが強く、それほど印象はありません。これは、玄人ウケする香りかも知れません。人によっては「ただ甘いだけ」と感じてしまう危険も大きい香りですね。
不思議な、一筋縄ではなかなか行かない香りです。このコーヒー、その他フルーツのほかにバニラも香ります。もしかしたら、非常に良く出来た香りかも知れませんが、今現在の私にはちょっと理解不能な感もあります。ひょっとしたらひょっとする香りかも?またしばらく、じっくり吟味してみようと思います。
ジャスミンティー、グリーンティーの香りを使ったフレッシュフローラル、といった感じのローラアシュレイの香りです。
フレッシュなイメージが強いのですが、その他のフローラル系やほんのりとしたスパイシーさが感じられ、そのあたりでただ軽いだけの香りではないようになっています。非常に良い香りだと思います。比較的シチュエーションを選ばずに使えそうな香りですね。
トップにレモン、マンダリン、プチグレイン、ローズマリーなどの非常にすがすがしい香りたち。ミドルにジャスミン、ラベンダー、スズラン、カーネーション。ラストにパチュリ、サンダルウッド、モス、トンカビーンなどです。季節的に春夏にオススメできます。非常に良いですね。今更ながら強くオススメいたします。
ちょっとトロピカルなイメージのある、ジューシーなフルーティフローラルに、アンバーなどの甘さの入ってくる香りで、なかなか良い香りですが、はっきり言って「最近多い系統in2002年5月現在」といった感じが、個人的には否めません。
バランスの非常に良い、使いやすそうなフルーティフローラル+アンバリーな香りといった感じです。決して悪くは無く、むしろ良い香りだと思います。ローラアシュレイのきれいで清潔感を感じさせる生地の服や部屋の中で使うのには最高でしょう。香り自体の出来は非常に良いです。ただ、最近ありきたりといえばややありきたりの面も個人的に否めず、ややインパクトに欠ける気がしてしまいます。
清潔感のあるカジュアル系のファッションにどうぞ。おそらく、だれからも好かれるクセのない系統の香りであると思います。
ジャンパトゥの香り、パナムドゥパトゥは、個人的な感想としては、フルーティーな甘酸っぱさの印象的なおちつきのあるセミオリエンタル(この場合、フローラルスイートといったほうがしっくり来る気がします。)で、上品でセクシーさのある香りです。
トップのほうでは、サワヤカで甘酸っぱさのあるピーチなどのフルーティさが香り、とてもサワヤカですが、ミドル以降はそれに甘みのあるフローラル(ライラック、バイオレット、リンデンブロッサム等)が甘みをもって香り、そのあとに、サンダルウッド、オークモス、ムスクなどで上品な香りたちになってきます。思ったよりも持続のある香りで、そんなに拡散はしない(と思うのですが)ので、そんなに付けないでも十分に香る香りだと思います。
この甘酸っぱさは、少しだけエリザベステイラーの「パッション」のような感じも感じます。そういった甘酸っぱさのある香り。まあ、なんにしろ良く出来た香りだと思います。文句無し。
年齢はそんなに問わずに使えそうな香りだと思います。TPOもそんなに選ばないかな?どちらかというと、遊びにいくときにつけたい香りですね。なかなかオススメですよ。