ここの背景画像は「QUEEN」さんからお借りしたものを若干加工しました。
国王の指名によって有力な名士を集めた諮問機関。
17871年の名士会 |
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旧制度で、国王が指名する諮問機関。名士とは、王族、高位聖職者、将校、大領主、高等法院の勢力者、知事、州議会と市自治体のメンバーなど144名から成る。聖職者、貴族、平民の三身分の代表者から構成され、国政に関する重要な問題を審議する国王の諮問機関であるが、選挙でなく国王の指名によって選ばれることが三部会と大きく異なっている。
16世紀から17世紀初めにかけていくどか召集されたが、特に革命直前の1787年のものが一番有名。
七年戦争、アメリカ独立戦争で疲弊した国家財政を再建するため、1787年2月22日、時の財務総監カロンヌが打ち出した税制改革(特権階級からも平等に徴税する)を承認してもらうために144人の名士が召集された。カロンヌ自身が国王と相談してこのメンバーを選んだのだから御しやすいものだと思っていたが、特権者である名士達は、自分達の免税の特権を擁護し、新税権限を持つのは三部会のみであるという理由で、カロンヌを支持しなかった。同年4月8日にカロンヌは罷免された。
続いて、カロンヌの敵手として名高かったブリエンヌが財務総監に任命されたが、やはり同じような政策を用いた。名士会は、自分達には税制を承諾する権限はない、と宣言したので、1787年5月、ブリエンヌは名士会を閉会した。
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むすんでひらいて(1)フランス革命直前に、フランス革命に大きな影響を与えた思想家のルソーが作曲した。彼は「社会契約論」や「新エロイーズ」などの本を書くかたわら、オペラなどの音楽も数多く作曲していた。
「むすんでひらいて」はルソーが作曲したオペラ「村の占い師 "Le Devin du Village"」の一部で、日本には明治時代に入ってきて童謡として定着。文部省唱歌となる。
このオペラは、コリン(男の子)とコラン(女の子)と占い師の3人のみが登場する小さなもので上演時間は一時間くらい。「むすんでひらいて」はこのオペラの中の曲で、歌詞や歌はないため、上演するときにも音楽が流れていて踊るだけである。日本では昭和54か55年クレアトール(創造主)企画という学生メンバーが翻訳からおこして初演した。その翻訳担当は死の大天使さん。
「村の占い師」はモーツアルトの作曲した「バスティアンとバスティエンヌ」と双子オペラでもある。ルソーの原作をルソー自身が作曲してオペラにしたあと、モーツァルトがルソーの原作をオペラにしたため、内容はまるっきり同じ。
ルソー原作の「村の占い師」は1752年10月18日フォンテンブロー宮廷で初演。モーツアルトの「バスティアンとバスティエンヌ」は1768年9月ウイーンのメスマー邸で初演。
両方とも男の子と女の子と魔法使いまたは占い師の3名だけの小さな作品。 (Special thanks to Ms Alchange of Death!!)