おすすめ度マーク
★★★★★
珠玉の名盤。
★★★★
買って損なし。
★★★
余裕があれば
★★
好きなら...

ちょっと厳しい

ダメだこりゃ・・・


アーティスト
アルバムタイトル
おすすめ度
アルバム評
ADAGIO
SANCTUS IGNIS('01)

★★★★
永久なる調べ・・・遥か追憶のアダージョ・・・
新世紀を華麗に彩る男達が、空前絶後のスケールで描く壮大なるファンタジア。話題のビッグ・プロジェクト・バンド、アダージョここに生誕!

フランス人ギタリスト、ステファン=フォルテを中心に結成されたバンドのデビュー作。他メンバーはkeyがリチャード=アンダーソン(ex.MAJESTIC)、dsがダーク=ブルイネンバーグ(ex.ELEGY)、voがデイヴィッド=リードマン(ex.PINK CREAM 69)と錚々たる面々。プロジェクト色が強く、売りは鍵盤魔人の超絶技巧だけじゃないかというこちらの予想を裏切り、じっくりとネオクラ風味を味わえる重厚な作品になっている。これはひとえにステファンのソングライティング・アレンジ術が非常に高いレベルにあるからだろう。もちろん個人・バンド単位の超絶技巧っぷりも凄まじく、これはSYMPHONY Xもうかうかしていられない!個人的な希望を言うと次作では疾走曲も追及してほしい。
ALCATRAZZ
NO PAROLE FROM ROCK'N ROLL('83)

★★★★
イングヴェイ=マルムスティーン(YNGWIE MALMSTEEN)の事実上のデビュー作。全曲作曲。メジャーキーで始まるIsland In The Sunは、後のリーダーアルバムでも聴けないようなタイプの秀曲で、ギターソロも見事な展開。全曲、驚異的な速弾きを駆使しつつも、ちゃんと流れが考えられた美しいラインのソロが多く、まさに革命児の名に恥じない内容。
LIVE SENTENCE('84)
★★★
日本初見参となった'84年のライブ盤。当時をリアルタイムで経験していない自分にもYMのプレイに呆然とするファンの姿が容易に想像できる。Lost In Hollywoodのイントロでフェイドアウトするのは勿体無い。グラハム=ボネットの持ち曲が多く収録されているのも気になる。同ビデオは必見・必携。
DISTURBING THE PEACE('85)
★★★
gはスティーブ=ヴァイ(STEVE VAI)、バンドの雰囲気がまるで変わってしまった。明るい曲調と独自のテクニックからも彼のYM(YNGWIE MALMSTEEN)に対するリスペクトとプライドが窺い知れる。Stripperで聴かせる両手タッピングはまるでキーボードのよう。
ANDY TIMMONS
EAR X-TACY('96)

★★★★
誘惑のギター・マジック。

テキサス出身、元DANGER DANGERのg、アンディー=ティモンズのソロ。当時からプロ、関係者の間ではそのテクニックの凄さ、センスの良さは定評があったのだが今一つブレイクするきっかけがなかったのだが晴れてこの作品でその実力を満天下に知らしめたと言っていいだろう。ジャズ、フュージョン、カントリー、クラシックと多岐に渡るジャンルの素養が表現力の幅広さを決定づけている。Hiroshimaは泣きのギターが堪能できる逸品。インスト。
EAR X-TACY2('97)

★★★★
2nd。自ら歌う歌物も収録し、TOLTAL的に優れたミュージシャンであることを証明した。ただ、やはりすごいのはそのギタープレイで、特にLast Oneでのスティービー=レイ=ボーンのような熱いソロ、Down To The Wireでのレブ=ビーチ(ex.WINGER)とのバトル等聴き所は多い。
THE SPOKEN AND THE UNSPOKEN('00)

★★★★
新世代のテクニカル・ギタリスト、アンディ・ティモンズ、ニュー・アルバム遂に完成!!ポップ・テイスト溢れるメロディ・ライン炸裂の1枚!!

タイトル通り相変わらずギターは歌いまくっている。ボーナストラックのCry For You(LIVE)ではステージでの確かな実力をうかがわせるエモーショナルなプレイが楽しめる。若干刺激が足りないような印象を受けるのはポップテイストを前面に打ち出したからでリラックスしたい時に聴くのがいいだろう。次回は攻撃的ロックナンバーも収録されることを期待。
ANGELICA
WALKIN' IN FAITH('90)
★★★☆
カナダの凄腕ギタリスト、デニス=キャメロンのリーダーバンド作。透明感のあるメロディアスな曲が多いので、TNT(INTUITION当時の)が好きな人にはお勧め。ドラムは打ち込み。
ANGRA
ANGELS CRY('93)

★★★★☆
名作「シアター・オブ・フェイト」リリース後、惜しくもヴァイパーを去ったアンドレ・マトス(vo)のニュー・バンド、”ANGRA”遂にデビュー!!
ヘヴィ・メタルとクラシック音楽が見事に融合、唯一無二の世界が創造された傑作。

クラシカルでドラマティック。VIPERの音楽性を確実に受け継ぎ、さらにパワーアップ。キコのテクニックをもう少し前面に出してほしかった・・・
FIREWORKS('98)
★★★
彼らへの期待が大きすぎるせいか凡作に感じる。が、HELLOWEEN等が好きな人にはおすすめ。
REBIRTH('01)

★★★★☆
豊かな声量と繊細な表現力を併せ持つニュー・ヴォーカリスト、エドゥ・ファラスキと実力派リズム・セクションを迎えた新生ANGRA。スリリング且つ叙情的楽曲が次々と押し寄せる超強力盤!

5人中3人が脱退という現実にはさすがに勝てないだろうというこちらの予想は見事に裏切られた。個人的にはAngels Cryに並ぶかそれ以上の印象。新voはマイケル=キスク(ex.HELLOWEEN)か、前任者アンドレ=マトスかといった具合にひたすら巧い。アクが感じられないその声質は広く大衆にアピールするという点で大きなアドバンテージ。楽曲にしてもアップテンポで激しい曲〜クラシカルな泣きのバラードまでバランス良く、それも歌メロがいいから歌そのもので充分に楽しめる。うん、是非JOY-SOUNDに追加してもらいたいものだ(笑)。個人的に一番嬉しいのが、キコ=ルーレイロが遂にギターヒーローとしての自覚に目覚めたといえる烈奏の数々。今までのコンパクトソロが嘘のように粘り気たっぷりに弾き倒していて、それが全ての曲のハイライトとなっている。
ANTHEM
HEAVY METAL ANTHEM('00)
★★☆
グラハム=ボネット(ex.RAINBOW、ALCATRAZZ)をvoに迎えての過去のナンバーをリレコーディングした本作。個人的には、グラハムはともかく、楽曲に魅力を感じない。王道HR/HM好きなら・・・
APOCRYPHA
THE FORGOTTEN SCROLL('88)
★★★
ネオクラシカルっぽいフレーズを多用したダークな雰囲気のヘヴィ/パワーメタル。トニー=フレディアンリ(G)のプレイはスウィープを多用していてスリリング。
THE EYES OF TIME('88)
★★★
もう一人のgが加わり小型RACER Xといった感じに。時折顔を出す東洋風のフレーズはプロデューサーを務めるマーティー=フリードマン(ex.MEGADETH)の影響か。楽曲が弱い。
AREA 54('90)
★☆
才能の枯渇か、はたまたその頃の風潮に迎合したのかHEAVYな要素が強いダークな曲調の曲ばかり。残念。
ARCH ENEMY
BURNING BRIDGES('99)
★★★☆
強力無比!
マイケル&クリストファーのアモット兄弟が奏でる爆裂ギター・サウンド!サード・アルバム登場。

メロディックデスメタルの旗手。曲の構成がより複雑になり、表現力が豊かに。重い曲のゴシック感は圧巻。度々出てくるメロディアスなフレーズにもどきりとさせられる。
WAGES OF SIN('01)
★★★☆
ディヴァ・サタニカ降臨
アモット兄弟率いる超強力ツインギター・アグレッシブ・ヘヴィ・メタル・バンド、アーク・エネミー。新ヴォーカル、アンジェラを迎えての4thアルバム登場!!

新voがアンジェラ=ゴソウという美貌麗しい女性ということで話題の本作。女性という先入観をもって聴いてもあまり違和感が感じられないデスヴォイス。ということで基本的には少しも変わってないといえる。個人的には前作で見せた圧倒的な悲壮感が影を潜めた点は少々マイナス。まあそうはいっても、楽曲の質・サウンド等は他のバンドと比較にならないぐらい高いのでファンは迷わず買い!で問題なし。
ARTENSION
PHOENIX RISING('97)

★★★★
プログレッシブな方向に進んだ2nd。相変わらずのネオクラシカルだが。ジョン=ウェストの声量、ヴィタリ=クープリ(VITAIJ KUPRIJ)のkeyはすごい。ギターは少し雑か。
AT VANCE
NO ESCAPE('99)
★★★
ドイツ出身のギタリスト、オーラフ=レンク率いるAT VANCEのデビューアルバム。王者(YNGWIE MALMSTEEN)風というよりもストラトヴァリウス(STRATOVARIOUS)風のネオクラシカル調ヨーロピアンメタル。オーラフのgはそれなりだが声質がジェフ=スコット=ソート(ex.YNGWIE MALMSTEEN,AXEL RUDI PELL)似のVOCALが弱い。Eye Of The Tiger(ロッキー4のテーマ曲)等のカヴァー曲の方が耳に残るのは問題。ネオクラシカル好きなら必携。
AXEL RUDI PELL
BETWEEN THE WALLS('94)
★★☆
ジェフ=スコット=ソート(ex.YNGWIE MALMSTEEN)がVOCAL。肝心のペルのギタープレイは雑。レインボー調のメロディアスな楽曲が多いのでその手のファンにはおすすめ。