おすすめ度マーク
★★★★★
珠玉の名盤。
★★★★
買って損なし。
★★★
余裕があれば
★★
好きなら...

ちょっと厳しい

ダメだこりゃ・・・


アーティスト
アルバムタイトル
おすすめ度
アルバム評
SAVATAGE
THE BEST AND THE REST('97)
★★★☆
'97年に日本のみで発売となったベストアルバム。選曲は日本のHM雑誌"BURRN!"の読者による人気投票によって決定された。 Edel(ヨーロッパ)盤ベスト「From the Gutter to the Stage」がジョン・オリヴァ時代を中心とした選曲だったのに対して、本作はザッカリー・スティーヴンス色の強いものとなった。 初期4作からの収録曲がないのは問題だが、"Gutter Ballet"のピアノの音色から幕を開けるという演出は、本作がドラマティックに発展していったSAVATAGEの道のりを強調するものであることを物語っている。
SCHUBERT
WINTERREISE D.911('91)
★☆

SCREAMING HEADLESS TORSOS
SCREAMING HEADLESS TORSOS('95)

★★★★
黒人、白人混合バンドのデビュー作。ファンクメタル。とにかくデビッド=フュージンスキーのファンキーなカッティングは必聴!
SHADOW GALLERY
CARVED IN STONE('95)
★★☆
初心者向けプログレメタル。CAIROと同じマグナ=カルタレーベルのアーティストだけに一抹の不安を覚えたが見事に的中してしまった。曲がつまらないのである(個人的に)。また、DREAM THEATERのような垢抜けたモダンさが無いところも痛い。
TYRANNY('98)
★★★☆
前作に比べ楽器隊が前に出てくるアレンジで緊張感が出てきた。テクニックもそつなく、アルバム全体の完成度は非常に高いものがあると思うのでプログレファン以外の人にも一度聴いていただきたい。ACT Uからの展開が個人的にはおすすめ。ジェームズ=ラブリエ(ex.DREAM THEATER)、D.C.クーパー(ex.ROYAL HUNT)がゲスト参加。
SHAWN LANE
THE TRI-TONE FASCINATION('00)
★★★
今世紀最後のモンスター・ギタリスト、ショーン・レイン衝撃の日本デビュー!!
驚異的なギター・テクニックと、あらゆるジャンルを統合した音楽性で、多くのプロ・ギタリストのリスペクトを集めるカルト・ギター・ヒーロー、ショーン・レインの全貌が遂に明らかに!!

T.J=ヘルムリッチというギタリストをご存知の方はいるだろうか?完全ピッキング無し、両手タッピングを変幻自在に操るその様はまさにマシーン。GITの講師を務めるほどで一時期注目したが、あっという間に音沙汰がなくなった。いや、どうでもよくなった。テクニックに関しては確かに頂点を極めていると思ったが、肝心の音楽は琴線に響いてこなかったからだ。前置きが長くなったが、この作品・彼にもそれ当てはまりそうだ。ピッキング・フィンガリング共に究極的にまで磨き上げた速弾きはとても人間業とは思えないが・・・もっとロック・メタルしてくれれば・・・インスト。
SHEENA EASTON
MY CHERIE('95)
★★☆

SHIINA RINGO
無罪モラトリアム('99)

★★★★★
何をかいわんや。憂いを含む楽曲、時に巻き舌(ラ行で)のかっこいい歌、ルックスとどれをとってもど真ん中ストライク!捨て曲なし!この作品から感じられるただならぬ才気からこの後の成功が目に浮かぶ。
勝訴ストリップ('00)

★★★★
SINGLEコレクションの様相を呈したMMとは異なり、ほぼ全編が曲間ブレイク無しの一続きの作りからコンセプトアルバムともとれる今回のSS。打ち込みによるテクノ・ハウス系からオーケストラアレンジまで、とにかくサウンドに凝った印象。その為、最重要ファクターの歌詞が少なからずぼやけてしまっているが、こういったアルバム(曲)はライブでやたら映えるというお約束があるので林檎ファンはひとまず安心だろうか。
SHINEHEAD
SIDEWALK UNIVERSITY('92)
★★★
レゲエは大嫌い。でもシャインヘッドみたいにミクスチャーの一要素としてのレゲエなら聞ける。
SHINGYOJI ERI
MONKEY ON MY BACK('00)
★★☆
ポール=ギルバート(ex.RACER X,MR.BIG)が1曲提供している(ポップな曲調、ギター参加なし)という真行寺恵理のフルアルバム。ハイトーンボイスを駆使する元気で疾走感あるロックンロールナンバーが並ぶ。また、「ナイン・インチ・ネイルズ、スカンク・アナンシー等に触発された」という言葉通り、ラップや今時のヘヴィーロック的な要素を取り入れたりもしている。PEARL辺りの女性ヴォーカルのハードポップバンドが好きな人にはおすすめ。
SINERGY
BEWARE THE HEAVENS('99)

★★★★
イン・フレイムスのイエスパー(ギター)とチルドレン・オブ・ボドムのアレキシ(ギター)が参加、女性ヴォーカル、キンバリー・ゴスを中心としたスーパー・バンド”シナジー”デビュー!

メロデス界の”帝王”と”皇帝”が全面協力した結果は言わずもがな、他の正統派HMバンドを軽く蹴散らす作品となって表れた。HELLOWEEN等が好きで、メロデスは苦手という人には是非聴いて頂きたい(※このバンドは王道HMバンドでメロデスに属するものではない)。きっと遡ってメロデスというジャンルも探求していかざるを得ないだろう。
TO HELL AND BACK('00)

★★★★☆
ヘヴィ・メタル界の女神、キンバリー・ゴス率いるシナジー。
C.O.B.のアレキシ・ライホ全面協力のもとセカンド・アルバム登場!

アレキシのペンに統一されたことで楽曲のベクトルが一方向にまとまり、アルバム単位で大いに楽しめる作品に仕上がった。前作では多少引っ込み気味に感じられたゴスのヴォーカルも、歌メロの素晴らしさも手伝い、表現力・扇情力ともに倍化していてまさに圧巻。ゴスの容姿・アレキシの女性の趣味以外は文句なしの凄い作品だ(笑)。
SOILWORK
A PREDATOR'S PORTRAIT('01)

★★★★☆
ソイルワーク、この何物にも例え難し怒涛のアグレッション!
単なるメロディック・デス・メタルの範疇を凌駕した、最強のモンスター・アルバム遂に完成!常に進化し続けるバンド、ソイルワークが提示したこの一枚がシーンに衝撃を与える!

とにかくギター隊の織り成す縦横無尽なリフワークがかっこいい!曲展開も非常に練られていて、一曲ごとにわくわくさせられる。MATTIAS IA EKLUNDH(ex.FREAK KITCHEN)もgソロで参加ということで天才も一目置くスーパーバンドだということか。メロデスという狭い枠に収まりきらないこれぞヘヴィーメタルという会心の一作。
SONATA ARCTICA
ECLIPTICA('00)

★★★★
神秘の輪舞が誘う「様式美の王国」・・・
フィンランドより北欧叙情派メロディック・パワー・メタル最後の砦
「ソナタ・アークティカ」衝撃のデビュー・アルバム!!
極上の哀愁美溢れる美旋律メロディーの洪水に君は耐えられるか!?

フィンランド出身。曲調としてはSTRATOVARIOUSに非常に近いネオクラシカル/様式美系北欧メロディックメタル。それもそのはず前身バンドはストヴァリのコピーバンドだったとか。しかしながら、その卓越したテクニックと垢抜けたメロディ、緻密な曲作りはデビューアルバムにして前述のバンドを既に上回っている感がある。My Land、FullMoonの出来は特に素晴らしく、ラストに大作Destruction Preventerをもってくるあたりにも思わず唸ってしまった。
SILENCE('01)
★★★☆
メシア再び・・・
新たなる伝説を刻むために生まれた5人の救世主「ソナタ・アークティカ」待望のセカンド・アルバム堂々完成!!
「エクリプティカ」をも凌ぐ極上の美旋律で構築された最高傑作「サイレンス」ここに誕生・・・

デビューアルバムの衝撃からして当然だが、この2ndアルバムへの期待はそれはそれは大きく、果たしてその出来はというと・・・何も変わってない(笑)。新keyにミッコ=ハルキン(ex.KENZINER)が加入・楽曲の幅が多少広がった・・・という程度で、剛球一直線(?)「泣きクサ劇メロスピ」メタルをより深く追求していくその姿勢はいささかも変わっていない。前作を気に入った人は、WOLF & RAVENで感涙・失禁必至だろうなあ。☆を減らした理由は、ジャケのイモくささが許せない(笑)ってだけなので、ファンは疑いなく買い!
SPIRAL ARCHITECT
A SCEPTIC'S UNIVERSE('00)
★★★☆
螺旋の如き深層心理の謎・・・
世紀末に登場したテクニカル・プログレッシヴ・メタル・バンド「スパイラル・アーキテクト」待望のデビュー・アルバム。
名門「レーザーズ・エッジ」レーベルが送る「CYNIC」「WATCH TOWER」タイプの超絶技巧アルバム遂に完成!!

ほとんど病気。変拍子・転調の嵐で頭がくらくらする・・・。そんなやりすぎとも言える混沌の中にも、プログレッシブの真髄を極めたようなめちゃかっこいい曲が数曲存在する。単なるテクニックひけらかしバンドとは言えない潜在能力は大いに感じるので、次作に期待!
STEVE VAI
PASSION AND WARFARE('90)

★★★★
ギターの表現領域を覆すギタリスト、スティーブ=ヴァイのソロ。For The Love Of Godは断食してソロに挑んだという逸話がある。ギターの魔術師の名にふさわしいプレイ、楽曲が楽しめる。特にでのワウを使ったしゃべりには唖然。インスト。
ALIEN LOVE SECRETS('93)

★★★★ 前作ほど前衛的な作品ではなく楽曲が聞きやすくなった。一つ一つの曲にテーマが感じられかつコンパクトにまとまっている。傑作。インスト。
FIRE GARDEN('96)
★★★☆ インスト曲意外に自らのVOCALの楽曲も収録。VOCALはあまりうまくない。曲の質はいいのだがもう少し絞ってほしかった。FIRE GARDEN SUITE,WARM REGARDSといったインストの曲は素晴らしいの一言。
THE ULTRA ZONE('99)
★★★ B'Zが参加している曲があるがいまいち。あまりピンとこない。
STEVIE WONDER
CONVERSATATION PEACE('95)
★★★
モータウン時代の初期の作品が好みなのだが本作もなかなかの出来。
STRAPPING YOUNG LAD
CITY('97)

★★★★☆
デヴィン(DEVIN TOWNSEND)の抱えるプロジェクトの一つSTRAPPING YOUNG LADの2NDが本作で、邦題が「歌舞伎町から超鋼鉄重低爆音」である。圧倒的なノイズの洪水の中に構築美が感じられ、非常に聴きやすい。元DEATHのジーン=ホグランのドラムワークは鳥肌が立つほど凄い!傑作。
NO SLEEP TILL BEDTIME: LIVE IN AUSTRALIA('98)
★★★☆ 「豪州から生・・・」ライブなのに、限りなくヘヴィーかつクリアーなサウンドはスタジオ盤通り。各パートの超絶テクニシャンぶりは言うに及ばず、バンド然とした一体感が織り成すグルーブが気持ちいい。見に行って頭振ってきたかったなあ・・・と今更ながら後悔。
STRATOVARIOUS
FOURTH DIMENSION('95)
★★★☆
4TH。VOCALにティモ=コティペルトを起用、ティモ=トルキは本作からギターに専念することになった。個人的には前作の方が曲の出来、ギタープレイともに良かったように思う。
THE PAST AND NOW('97)

★★★★
ストヴァリ初心者には最適なBEST盤。各アルバムの顔となっているFAST TUNEが多数収録。
DESTINY('98)
★★★☆
7TH。ティモ=トルキの言葉通りというか、前作ほどkeyのイェンス=ヨハンセン(ex.YNGWIE MALMSTEEN)の見せ場もなく、他のメンバーの個性は消されてしまっている。曲自体は良いものが多いだけに、バンドとして、インスト面での緊張感がほとんど感じられないのは残念。
SYMPHONY X
SYMPHONY X('94)
★★★
ハードロック、究極の「美学」
崇高な伝説が、華麗な現実を誕生させた

YNGWIE MALMSTEEN MEETS DREAM THEATER? 衝撃のデビュー作。サウンド、VOCALには不満が残るが楽曲・マイケル=ロメオのギタープレイは説得力十分。
THE DAMNATION GAME('95)
★★★☆
震撼のシンフォニー、Xの旋律
「美学」の次章、開幕

2ND。サウンドは改善され、新VOCAL加入。怪しさは減退したが充実した作品。
THE DIVINE WINGS OF TRAGEDY('96)

★★★★☆
ネオ・ドラマティック、衝撃の美学
震撼と旋律が渦巻く、究極の「X」
美しきシンフォニーの第3章、開幕・・・

3RD。サウンド・楽曲・ギタープレイ全てにおいてPOWER UP!ロメオは化け物です。なんと外人なのに俺より手が小さい!もう言い訳はできなくなりました・・・
TWILIGHT IN OLYMPUS('98)

★★★★
進化し続ける彼らの信念と自信に裏打ちされた絶大なる究極のサウンド!

4th。前作より幾分シンプルになった気がする。コーラスや展開、ソロ等が、出るところは出る・引くところは引くといった感じに成長しているからだろう。実際、楽曲の質は相変わらず高い。個人的には、大作Through the looking glassがお気に入り!だれることなく、展開が破綻することなく、お見事!
PRELUDE TO THE MILLENNIUM('98)

★★★★
21世紀への序曲
震撼と旋律、究極の美学
そのエッセンシャルズ「シンフォニー・エックス」初のベストアルバム

4THまでのベストアルバム。1ST収録のMaspueradeのリレコーディングバージョンが聴ける。入門編としては最適。
X('00)

★★★★☆
壮大なるコンセプト・アルバム。シンフォニー・エックス、待望のニュー・アルバム!

その高い音楽性・前衛性から、ついついDREAM THEATER
と比べられてしまうSym X。通算5枚目の本作は、あちらの最新作と同様、壮大なコンセプトアルバム。テーマは”古代文明””占星学”と古典的。陳腐な比較をすると、あちらが”サイコサスペンスものの大傑作”なら、こちらは”歴史ものの超大作”といったところか。ダークなリフ、怪しげなkey、オペラチックなvo・コーラスと目新しいものはないし、傑出した出来の楽曲もないに等しい。だが、聴き込むほどにその世界から逃れられなくなる、アルバム全体の作りこみようといったら素晴らしいというほかは無い。ロメオ(g)も超絶ソロは控えめで、あくまで裏方に徹して内容の充実を図っている様子。対して、ピネーラ(key)は雰囲気作りの為にあらゆるところで弾きまくり大健闘している。ネオクラシカルファンは安心してGETだ!