おすすめ度マーク
★★★★★
珠玉の名盤。
★★★★
買って損なし。
★★★
余裕があれば
★★
好きなら...

ちょっと厳しい

ダメだこりゃ・・・


アーティスト
アルバムタイトル
おすすめ度
アルバム評
RACER X
STREET LETHAL('86)
★★★☆
当時若干19歳、天才ギタリスト ポール・ギルバート率いるレーサーX。鮮烈のデビューアルバム!

ポール・ギルバート(ex.MR.BIG)率いるRACER Xのデビュー作。voが厳しく、曲も荒いが、演奏はすごい。ギターはまるでマシンガンのようだ。曲調はパワーメタル風。
LIVE! EXTREME VOLUME 1('89)
★★★☆
87年9月、L・Aはカントリー・クラブで行われた白熱のライヴを収録!彼等のテクニックはこのアルバムによって証明された!!

オープニングのLoud And Clearからツインギター隊のステレオハモリで脳味噌を粉砕される。さらにスコット=トラヴィス(ex.JUDAS PRIEST)の重厚なドラムワーク、スタジオ盤より圧倒的にうまいジェフ=マーティンのVOCALが特筆。祈願来日!
TECHNICAL DIFFICULTIES('99)
★★★☆
「オレは速いぜ!」を自負するテクニック志向のギター・キッズもこのアルバムを聴けば一気に自信を無くす(ほどの!)超スピード&テクニック!!ポール・ギルバート率いる、伝説のスーパー疾走バンドついに再結成!

ついに再結成!発案者はDsのスコット=トラヴィス(ex.JUDAS PRIEST)。オリジナルメンバーとしてはgのブルース=ブイエが不参加だが腱鞘炎とあっては同情する他はない。ポール、責任取れや!楽曲としては昔ほどの勢いはないがヴァリエーションが豊かになった。気になるポールのプレイだがSnakebiteでは最近では全く聴けなかったスリリングなネオクラシカルプレイが聴ける。スコットのパワフルなドラミングも健在で安心した。相変わらずジェフ=マーティンのvocalはB級臭くてうれしい。
LIVE AT THE WHISKY:SNOWBALL OF DOOM('01)
★★★
問答無用のスーパー・テクニック、ポール・ギルバートの持てる力を120%出しきったどえらいライヴ・アルバムがこれだ!

尖がっていたあの頃を知っている自分としてはとうてい満足できる作品ではない。オリジナルメンバーに拘った結果だろうが、何故ツインギターにしなかったのか。マイク=ズーターじゃ無理だとしても、ラス=パリッシュ辺りに頼めば不可能ではなかったはず。そして何故ポールはセミアコースティックギターなんかでStreet Lethalなんかを弾いちゃうの!あの汚いトレブリーな音を期待してたのに(泣)。
期待が大きかっただけにCDには色々文句をつけてみたが、DVDの方は収録曲が多いこともあり買いかもしれない。

RICHIE KOTZEN
RICHIE KOTZEN('89)
★★☆
発売当時ティーン・エイジ・ギタリスト、リッチー・コッツェンがベテラン・アーティスト達のサポートを受けて創り上げたデビュー・アルバム。

当時若干19歳のリッチー=コッツェンのデビュー作。シュラプネルからのデビューということで凡百のテクニカルギタリストの一人と捉えられたがとてつもないテクニック、作曲センス、ルックスの良さから将来性が伺えた。サウンドはイマイチ。プロデューサーはジェイソン=ベッカー(JASON BECKER)。インスト。
FEVER DREAM('90)
★★☆
”飛翔の時、来たり”
華麗なる変貌を遂げ、比類なきヴォーカリストとしての才能が初めて発揮されたセカンド・ソロ・アルバム。

VOCALも兼任し楽曲志向になった2ND。曲の出来はまだまだといったところだが歌のうまさは当時から注目されていた。
ELECTRIC JOY('91)
★★★☆
未知なる可能性を求め、常にチャレンジし続ける男リッチー・コッツェン。今度はメローだ!!

ギターをアイバニーズからテレキャスに替え、自分の本来のスタイルであるFUNK、フュージョンの楽曲を並べた3RD。その華麗なプレイには他のギタリストも驚異を覚えたに違いない。インスト。
MOTHER HEAD'S FAMILY REUNION('94)

★★★★★
バンドスタイルとなりより楽曲に重きを置いた作品。これはもう大傑作でしょう。歌といいギタープレイといい文句無しのかっこよさ。SLY & THE FAMILY STONEの名曲Reach Out,I'll Be Thereのカヴァーも収録。
THE INNER GALACTIC FUSION EXPERIENCE('95)
★★★
フュージョン的な色合いを見せるインストゥルメンタル楽曲を中心に再びギタリストとしてのリッチーが表現された最新ソロ・アルバム!

その名の通りフュージョンアルバム。プレイは超絶なのだが楽曲が難しすぎる。本人はこういうアルバムでストレス解消しているのでしょう。インスト。
WAVE OF EMOTION('96)

★★★★☆
”MOTHER HEAD’S FAMILY REUNION”に続くリッチー・コッツェン待望のニュー・アルバム。元ポイズンのギタリストとして、そしてT.M.スティーヴンス・アウト・オブ・コントロールのメンバーとしてそのキャリアを拡げるリッチーの全曲ヴォーカルナンバーによる最新レコーディング作。ギタリストとしてはもちろん、ヴォーカリストとしても確立されたリッチーの最高傑作完成!

ギタリストとしてよりアーティストとして一般リスナーにもアピールする作品。楽曲、歌ともに洗練された。ロック色が薄くなったのとギタープレイがおとなしいのが残念だがこれでいいのかも。
SOMETHING TO SAY('97)
★★★☆
リッチー・コッツェン通算8作目。前作”ウェイヴ・オブ・エモーション”そして’94年アルバム”マザー・ヘッズ・ファミリー・リユニオン”まで、自らを新たに探求し、ブルース、ソウルそしてギタリスト、リッチーの詩を初めて魂に込めた最新アルバム。

8TH。楽曲がよりブルージーとなり落ち着きすぎの印象を受ける。歌、ギターは相変わらずうまいが。
BREAK IT ALL DOWN('99)
★★★
MR.BIGへの正式参加が決まったリッチー・コッツェンのニュー・ソロ・アルバム「ブレイク・イット・オール・ダウン」完成!!新たなる挑戦を前にした、リッチーの気合いが漲る秀作!!

ソロアルバム出しまくり男、リッチー。本作は、自身のヴォーカルにより焦点を当てたブルースロック(R&B?)アルバム。ファンク・ロック色は薄く、もう彼にそういうものを求めるべきではないと確信させられた。だからといって駄作というわけではなく、メローな雰囲気を充満させる楽曲・ヴォーカルは相変わらずのクオリティーを誇っている。
BI POLAR BLUES ('99)
★★★☆
MR.BIGのギタリスト、リッチー・コッツェンのルーツを探るブルース・アルバム遂に登場!!
”ヤング・クラプトン”と呼ばれる彼のエモーショナルなプレイを聴け!

ロバート=ジョンソン等古典ブルースのカヴァー、オリジナルブルース等を詰め込んだ、まさにブルースアルバム。ハイテクギタリストとして名を馳せた彼が、当たり前のように本物のブルースを体現している。適度なテンションが保たれていてノリが良く、ブルースといっても退屈するような内容にはなっていない。
RICHIE KOTZEN/GREG HOWE
TILT('95)
★★★☆
超絶ギタリスト二人のコラボレイトアルバム。曲としてはフュージョン風なのが中心なのだがやっぱり難しい!インスト。
RING OF FIRE
THE ORACLE('01)
★★☆
揺るぎなき信念が生み出した、旋律の奇跡!壮麗にして剛健、巧みの競演ここに極まる。シーン屈指のシンガー、マーク・ボールズ率いる超強力アクト、リング・オブ・ファイア遂に始動!ファン待望のデビュー・アルバム。

過剰な期待は見事に打ち砕かれた。
バンドのブレイン、keyのVITAIJ KUPRIJ(ex.ARTENSION)が創造するプログレッシブな楽曲群は「歌メロ」という要素への配慮を欠いていて、「YNGWIE MALMSTEENバンド史上最強のvo」といわれる、MARK BOALSを生かしきれていないのだ。また、個人的にその実力(センス・テクニック)を高く買っているgのGEORGE BELLASもギターソロ以外へのインプットは感じられず(バンド加入前に楽曲は完成していたようなのでしょうがないといえばそれまでだが。)、アピール不足に思える。もう1つ気になるのは、サウンドのミックスでkeyに比べてgがかなりおさえられている点だ。例えばkeyと超絶なユニゾンを決めても耳を澄まさねば聴こえないのは残念でならない。
楽曲の中心は「歌メロ」、そして楽曲はgのリフが牽引していく・・・”HR/HMの基本”をYNGWIE MALMSTEENDREAM THEATER等を参考に見つめなおしてから、次作にとりかかってほしい。

RITUAL
TRIALS OF TORMENT('93)

プログレッシブの香りもするが普通のパワーメタル。無意味に弾きまくるGが能無し。「DREAM THEATERが好きな人にはお勧め!」に騙された。
RON THAL
THE ADVENTURES OF BUMBLEFOOT('95)

★★★★
ロン=サールのソロデビュー作。一言で言ってしまえばスティーブ=ヴァイ(STEVE VAI)のような変態系ギタリストなのだがそのジャンルを超越した高度なテクニックは驚異だ。インスト。
HERMIT('97)
★★★☆
VOCALも兼任し楽曲志向になった2ND。音楽業界全体、レコード会社等に対する不満がダークな曲調に表れている。題名が隠者だからね。キャッチーな面も前面に出ているので聞きやすくはなっている。
ROYAL HUNT
CLOWN IN THE MIRROR('94)
★★☆
最初は気に入ったがその臭いメロディーに嫌気がさしてきた。完成度は高いのかもしれないがHMとしては音が軽すぎる。
RUNNING WILD
THE FIRST YEARS OF PIRACY('92)
★★
ベスト盤。究極のワンパターンドラマティックメタル。すべてに魅力がイマイチ。