四国U 3日目

四万十川沈下橋を見る!


2002年9月17日

ODO/TRIP
6:00 何故かいつもと同じ時間に目が覚めた。
テレビをつけてみるが、ろくな番組やってない。テレビショッピングのあのわざとらしさはなんぞや?
おもむろに朝食。ホテルならではのバイキング式。なんと誰もいない。泊まっているのは俺だけか?みたいな雰囲気。珍しくご飯+お味噌汁にした。一緒におうどんがあるのは四国ならではだろうか。いくら食べても怒られないので程々に食う。
部屋に戻ってテレビを見ても小泉くん訪朝の話題ばかり。わかったって言うの。
9:00 ホテルを出発。桂浜に向かう。
天気は曇り。雲の切れ間も見える。いいんじゃないだろうか。
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9:15 桂浜着。
ちょっとあいにくな曇天模様。とりあえず浜にでてみる。
いましたよ、いきなり坂本龍馬。「竜馬」と聞くと仕事を思い出すからいやだなぁと思っていたのですが、今週は仕事は関係ないからいい気な感じで眺められた。それでも昨日からさんざん会社からの電話があってうんざりはしていた。だからお盆に休ませてくれれば良かったのに。自分らが休むからじゃん、とか今考えても仕方ない。ここは四国高知県桂浜。ざまあみろ。
桂浜
坂本龍馬像
確かにきれいな浜だ。
行けるところは一通り歩いてみるがまたもや情けないことに息が上がってぜいぜい言ってしまう。
かたつむりが大量にいる。ものすごく久しぶりに見た気がする。
曇っている割に気温は高くて汗がとまらない。「アイスクリン」をそこかしこで売っているのでつい食べたくなるがやめておいた。

お土産屋さんもいっぱいあるが坂本龍馬グッズだらけなので無視して通過。まだ朝が早いせいか人もまばら。
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10:00 桂浜を出発。四万十川方面に向かう。比較的上流側から中村市に川と一緒に下るルートを。
10:40 国道56号線土佐市高岡で給油。
294q走って16g、燃費18q/g。
12:00 国道381号線を走る。四万十川沿いをずっと。
途中で四万十川対岸沿いに走る道を見つけて橋を渡ってみたが、そこは昨夜の雨でパリダカ状態のいい感じなグラベルコース。昨日四国自動車博物館で見たランチャ037のVTRを思い出す。音と気分だけはトイボネン。アクセルはゆるめずオープンなのに水しぶきを舞い上げながら突き進んだらそこは工事現場行き止まり。また来た道を戻る。

国道に戻ったところで川を眺める。ちょうどお昼になった。
そう言えば朝エンジンをかけるとかけ始めがやたらかしゃかしゃうるさいと思っていたのでエンジンオイルをゲージで見てみると・・・・なんと先っぽにちょこっと付くだけ。しかも真っ黒。どこかで補充だけでもしなければ。
この辺から数十分停まらず走りっぱなしのブラボードライブコースになる。最高。俺はこれをしにここまで来たんだな。

10分ほど走ったところで沈下橋発見。車で降りれそうなので降りてみる。
「沈下橋」、四万十川と言えばこの橋のある風景が欠かせないのですが、実はそれに気がついたのはほんの少し前。ザ・鉄腕ダッシュを見ていて山口が橋から四万十川に飛び込んでいるのを見て「そういえばそんな橋あったよな」と思った。るるぶを見るとちゃんと載っている。川の水量が増えても流されないように、そのまま沈んでしまうように低い位置に欄干のないコンクリートの橋が掛けられています。昭和30年〜40年頃に掛けられた物が多いらしく年季が入っていますが今も生活道路として使われているようです。最近は高い位置に代替え橋が接地されて取り壊されてしまった沈下橋もあるようですが、逆に保存活動も起きているようです。
で、最初に見つけたこの沈下橋。今も立派な現役橋ですが名前がわかりません。たぶん上宮沈下橋です。とりあえず渡ってみる。

足下は昨日の雨でだいぶ増水して清流ならぬ激流と化している四万十川。ビートだからいいようなもののプレリュードだったらかなり怖いと思う。途中で車を停めてドアを開けても結構怖い。夜とかどうしているんだろう。
ここを出てすぐ下流にもきれいな形の沈下橋発見。何となく丸い。が、いいスピードで走っていて通り過ぎてしまった。
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12:20 道の駅・四万十大正で休憩。
四万十川沿いにあり、川岸にも降りられる。すぐ脇に大きな橋が架かっているのですが、その下には撤去されたとおぼしき沈下橋の跡が。

橋があって、対岸にも道があるようなので行ってみる。
こうやって新しい橋が出来ちゃうと撤去されちゃうんだね。
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13;00 国道381号線十川駅前通過。
い〜い感じのドライブ。

国道が四万十川からそれてしまうところはわざわざ旧道を通ってみたりする。
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13:30 またもや沈下橋発見。老朽化のため2d車以上通行止めとあった。
半家(はげ)沈下橋。あとで調べて名前がわかった。

対岸でカヌーを楽しむ連中がいる。
さっきの橋とは違い、だいぶ川の流れがおとなしい。
すぐ下流に、今度は中半家沈下橋。ここのはちゃんと名前が看板に書いてあった。
代替え橋がすぐ横にあるためか車は通行出来ないようになっていた。

更に下流側にもう一つ。たぶん長生沈下橋。
とりあえず渡ってみる。この橋は交通量がそれなりにあって途中に車を停めて遊ぶなどということは出来なかった。
14:00 国道381号線西土佐村を通過中。
去年来た時に通った道だ。

ところで、国道がだいぶ整備されてきておりすれ違えないような道路が減ってきている。何だか寂しいが地元の人たちにとっては大助かりなのだろう。
ナビの知らない道がいっぱいあった。
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14:30 沈下橋。勝間橋というらしい。ここはもう中村市。
中村市の沈下橋は橋脚がパイプになっていて風情はイマイチ。
それなりに幅もあり、トラックも走っていた。
14:45 珍しく「佐田の沈下橋」の看板があった。旧道にそれて行ってみる。

一番下流にあるらしくさすがに長く、幅もけっこうある。ダンプが豪快に走っていた。橋の中央にすれ違える場所もあるが、水色の橋脚のせいもあって風情は全くない。なんでここが有名なのかわからなかった。
15:00 トンボ自然公園に到着。
確かにトンボはよく見た。ハンパじゃなく大きいトンボも見たし。
が、今日は四万十トンボ自然館は休館。ちょっと休憩してすぐホテルに向かって出発。

国道56号線を高知に向かってひた走るだけ。あまり面白くないドライブ。暑いので幌を閉めてエアコンを効かせて走る。
ビートでエアコン付き走りはなかなか辛い。あんまりエンジンをガンガン回しちゃエアコンに良くないし、かといって踏まなきゃ走らない。走っても明らかにエアコンにパワーを食われているので遅いのなんの。でもちゃんと効いてくれるだけいいのですが。
途中で大きな公園を発見。半端じゃない大きさ。なんとか大規模公園、っていう名前だったのですが確かに大規模。特に何か施設があるわけではなくコートや球技場があるだけ。車無しでは移動出来ないような規模。海の眺めも良い。
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16:00 佐賀町通過中。
白ビートに遭遇。一昨日から今日までオープンにしているビートを一台も見ていない。いかん、いかんよ。でも確かに陽射しがきつい。
高松まではただの都市近郊のバイパスを走っているようで面白くなかった。
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17:00 須崎市のサンクスで買い物。夕食を。
走りながら焼きそばパンを食う。
黄色いビートとすれ違う。やっぱり幌は閉まっていた。
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18:00 ホテル着。
近所の弁当屋でてりやき丼を買う。弁当屋には珍しく高校生位の女の子がレジを打っている。関東では見かけないスタイルの弁当屋だった。いいんじゃないだろうか。
部屋に入るなりまた風呂へ。でてからテレビを眺めつつ弁当を食うがなんとキャベツの千切りの下に大量のマヨネーズが。うげぇ。よけながら食す。夕焼けがきれい。
テレビは相変わらず拉致事件がどうの不審船がこうの。拉致された人々の家族のコメント、見ていて聞いていてだんだん腹が立ってきた。うるせーよ。情報があっただけでもいいじゃないか。「情報が揃わないから何も教えません」と言われれは納得したのだろうか。だいたいどうでもいいんだよこっちにとっては、そんなこと。がたがた言っているのを聞いていてそう思った。不愉快なのでテレビは消した。
明日以降のことを考える。あとは帰るだけなのでどうでもいいのですが、瀬戸内海位見ておきたいのとしまなみ海道から本州に渡るのは決めておく。
なんだかんだで24時過ぎに寝た。
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<4日目>

四万十川沈下橋についてはここが詳しいです。

走行距離 321q
走行時間 約8時間
目撃したビート 2台
目撃した5プレ 0台

<四国U>
1日目 さいたま〜室戸岬
2日目 室戸岬〜高知
3日目 高知県内周遊
4日目 高知〜しまなみ海道〜豊橋
5日目 豊橋〜静岡県内周遊〜さいたま
<総括>
(2001年四国)

独り旅

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