◆ 暴走妄想 ◆
兄上と父に関する妄想をまとめてみました。




殺父妄想第13段――家族の団らん 番外編2

息子達を仲良くさせたいばかりに、間違った方向に暴走しかける父。
よろしかったらこちらから読んでやって下さいませ。




殺父妄想第12段――家族の団らん 番外編

弥殺前提無し。息子と男同士の会話をしたいばかりに暴走する父。
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殺父妄想第11段――家族の団らん編 5

長雨続きで退屈しきった父。
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殺父妄想第10段――家族の団らん編 4

家族の絆を深めようと、へたな考えを巡らせる父。
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殺父妄想第9段――家族の団らん編 3

弥勒も交え、珍しくしみじみ(?)している父。
よろしかったらこちらから読んでやって下さいませ。




殺父妄想第8弾――家族の団らん編 2

復活した絶好調の父。
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殺父妄想第7弾――家族の団らん編

らんま風ドタバタ家族を目指してみました。
よろしかったらこちらから読んでやって下さいませ。




殺父妄想第6段――後朝の別れ編

小説風に書いてみたら、なんだか長くなってしまいましたので別にしました。
よろしかったら、こちらから読んでやって下さいませ。

父に名前がないので、なんだか真面目に演技してるギャグのようです…。(笑)




殺父妄想第5段――うる星風味編

西国の陽気な大妖怪。気は優しくて力持ち。そんな殺父のただ一つの欠点、それは――。

「おっ嬢さーん、お茶しましょーーー!」
「父上ーー!血迷うのもいい加減にして下さい!」
若い娘と見れば声を掛ける女好きの軽い父をいつも諫める役目は長男殺生丸。
母はすでに匙を投げ、「週一で帰ってくれば文句はないわ」と言いたげにほったらかし。
潔癖な殺生丸は強大な父を尊敬しつつもそんな女好きを恥じ、父が女を引っかけるたびに毒華爪でお仕置きをしては連れ戻しに行くのが日課だった。
やがて父は人間の女を寵愛し、母とその女の間を往復するようになる。とりあえず落ち着いたからにはこれで良いか――と無理矢理自分を納得させる殺生丸。
とにかく女を口説くときの父はスケベ親父そのもので、どうあっても納得できるものではなかったのだ。
やがて父は亡くなり、殺生丸は母も亡くしたという弟を気遣い様子を窺いに行く。
その時見たものは、人間の女(桔梗)と戯れる(こう見えた)弟の父そっくりの情けない姿。
(……父のスケベの血、恐るべし…私は絶対にこやつのようにはならぬぞ!)
涙ながらに誓う殺生丸。

そして50年後再会した弟はまたもや女(かごめ)を連れている。それも前に見たのとは別の女だった。
(こやつは…たかが50年かそこらで連れ添う女をかえるというのか…)
人間の寿命という物を完全に失念している殺生丸は、犬夜叉がやはり次々に女をかえる軽い男にしか見えず、衝撃と共に嫌悪を感じる。
そしていつのまにか犬夜叉の側にはもう1人の女(珊瑚)がいる。
(こ、この者は同時に二人の女を連れて歩くというのか…なんというふしだらな!こやつには道徳心というものがないのか!)
自分は絶対に二股、三股などかけぬ!女などに気を取られてたまるか!と改めて誓う殺生丸。その結果いつのまにか妻を迎える前に子持ち(りん)となるはめに。
それよりも――殺生丸は何の因果かと手で顔を押さえつつ、やはり耐えられずに今日もお仕置きの毒華爪をふるう。
「お嬢さん、そこで手相を見てしんぜましょう!私の子を産んでくれませぬか?」
「この不埒ものめがーーーー!」
女を避けているうちに何故か口説き倒され懇意になってしまった人間の弥勒法師は、父同様の女と見れば口説きに走る男だった。
「週一で帰ればいいわ」という母の心境にもなりきれず、殺生丸の浮気者をお仕置きする日々は今日も続いている。



……一応、弥×殺か?別人過ぎると思いつつ、結構はまってるように感じるのは何故だろう…。



殺父妄想第4段――悩める父編

冷たい月のように美しい全妖の兄、殺生丸。
太陽のように熱い半妖の弟、犬夜叉。
「好き」などという言葉も必要がないほど、互いを特別に思っていた兄弟。
どんな時でも二人で居ることを望み、互いの事だけに関心を持っていた兄弟は、やがて当然のように身体の関係を結んでしまう。
半妖の自分とは違う兄の身体に興味を持った弟犬夜叉は、無邪気に兄にそれを要求し、そして殺生丸もそれを受け入れる。
身体の快楽を知った犬夜叉は毎日のように兄を求め、二人の関係はやがて一族全員に知られる。
異腹の兄弟――困ったことだと思いつつも男同士なら子ができる事もないし、そのうちに適当な女が現れれば関係も終わるだろうと、いささか呑気に考える父。
だが二人の間の愛着はいっこうに薄れる気配もなく、それに焦れた存在が直接殺父に 物申してきた。
それは殺生丸の母。つまり、殺父の正妻である。
殺生丸の母は人間の女を寵愛し、子供まで成した殺父に愛想を尽かしており、息子殺生丸に期待を掛けていた。
そして自分の親戚に当たる娘を許婚として定めていたが、殺生丸はまったくその娘に目を向けようともしない。
これはあの女の息子、忌々しい半妖のせい。
怒り心頭に達した殺母は、殺父に最後通牒を突きつける。

「あの半妖を放逐し、殺生丸から遠ざけよ。さもなくば殺す!」
言い分としては殺母の方が理にかなっていることを認めざるを得ない殺父。
どちらも可愛い息子――だが、この関係はやっぱりまずい。
どうにかして二人を遠ざけようとする殺父だが、殺生丸も犬夜叉もそれを頑として拒む。
このままでは、犬夜叉は妻の手に掛かって殺されてしまう。
そうなったら、殺生丸はどうするのだろう。
母の言いなりになる筈もなく、最悪、自分の母を手に掛けることもあり得る。
二人の間の絆はそれほど強い。
そう思った父は最後の手段に出る。
犬夜叉の心を反転させる術を使ったのだ。
すなわち、執着は嫌悪へ。
あれほどまでに愛した殺生丸に向けられる犬夜叉の目は、冷たい憎悪に満ちている。
そして一族すらも嫌い、飛び出していく犬夜叉。
理由が判らず、あまりの衝撃に立ちすくむ殺生丸。
愛情から来る強すぎる悲しみ、痛みは、強すぎる憎しみに変わる。
息子二人が憎み会う様に心を痛めた殺父は、いつかこの術を二人でうち破れるようにと二振りの刀を作る。

この刀がいつか憎しみあい、離れていった二人の絆を呼び戻してくれるように。


完璧、犬殺……というか、近親相姦認める親ってのもなんだかなぁな気がしますが、日本でも古代は異母兄妹間の結婚が認められていたし、まあ、そんな感覚と言うことで…。



警告:脳みそわいてる妄想2回目です。ドロドロ嫌いな方はご注意。

殺父妄想第3段――愛憎ドロドロバージョンアップ編 

西国を支配する妖犬一族。そこはもっとも力の強い長がすべてを支配するのが当然の社会。
長である殺生丸の父は闊達で大らかな誰からも愛される長ではあったが、一方では慣習に従い一族をすべて当然のように自分の「物」として扱っていた。
長の意志は絶対であり、長老ですら意見することは出来ない。
父は美しい妹を自分の妻とし、そして美しく育った我が息子まで夜伽の相手として閨に引き込むようになったのだ。
父の夜の相手をすることに苦悩を覚えるも、一族の掟には逆らうことが出来ない殺生丸。
表情を表す事は少なかったが、殺生丸は実はとても情愛が深い性格(あ、嘘臭い)だった。無邪気に新しい玩具を求めるように自分を求める父を拒むことは出来なかったし、その事によって自分よりもさらに苦しんでいた母が父と閨を共せずようになった事に安堵もしていた。
だから父が人間の女を寵愛するようになり、館を留守にするようになると素直にその事を喜んでいた。
だがそこに転機が訪れる。人間の女が死に半妖の弟が引き取られることになったのだ。

肉親の情が深い殺生丸は(やっぱり嘘臭い)自分に弟がいたことを喜んだが、父が弟に後見人をつけようとしている事を知り、衝撃を受ける。
父は一族や家族を愛する男だった。例えその形がどうであれ、その情愛は間違いなく深い。だが、残念なことに父は性的なことにまったく道徳観を持たない男でもあった。だからこそ、自分の妹や息子とも身体の関係を持って平然としていられたのだが。
そしてそれは一族の男にほぼ共通した特徴でもあった。父のいう後見人とはただ弟の教育や養育を任せるだけでなく、身体の関係も含まれているのである。
弟にまで望まない身体の関係を強要させることは出来ない。弟は半妖であり半分人間なのだから、一族の掟に縛られることはない。習慣に従うこともない。
そう思うも父が自分の言葉を聞き入れることなどあり得ない。悩みあぐねた殺生丸は館に来た犬夜叉を罵倒し蔑み、犬夜叉が自ら一族に愛想を尽かすようにしむけたのである。
殺生丸の思惑の通り、一族に嫌悪を持って飛び出していく犬夜叉。
半妖の子が人間の世界でも苦労することは目に見えてはいたが、それでもせめて弟にだけは自由に生きて欲しいと願う殺生丸。

やがて父が亡くなり、殺生丸は長となって一族を解散しようと鉄砕牙を求めるようになる。
その旅の中で殺生丸は犬夜叉が封印され、そしてまた蘇ったことを知る。

弟を憎む芝居を続ける殺生丸。万が一にも弟が一族に戻ろうと考える事があってはならないと思っていた。だが、そこで予想外のことが起きる。
亡くなったはずの父が「妖は死んでも土に埋めとけば蘇る説(byうしおととら)」により復活してしまうのだ。(作品が違うだろう、というツッコミはなし)
竜骨精、鉄砕牙、天生牙、黒真珠。そういった物が出会ったことにより、父の躯に生気が注がれていったらしい。当然のように殺生丸の前に現れ、当然のように関係を求める父。
終わったはずなのに――再びの悪夢の日々に打ちのめされる殺生丸。
だがさらに最悪なことに旅の途中の犬夜叉と、気ままに空を行く父が出会ってしまう。過去に対するこだわりなど持っているはずもない父は、父として犬夜叉の成長を喜び、そして館に遊びに来ないかと誘う。父の大らかな人柄と強さに好感を持ち、館に来る犬夜叉。
自分と父のただれた関係を知られたくない殺生丸はことさらに犬夜叉に冷たく当たるが、その理由が理解できない父は殺生丸と犬夜叉の兄弟間の仲介をしようなどと思い、帰ろうとする犬夜叉を引き留める。
その一方で相変わらず殺生丸を求める父。彼には親子間の関係を殺生丸が恥と思い、弟には知られたくないと願う感情も理解できなかったのだ。彼にとっては至極当たり前のことだったのだから。
そしてついにその関係は犬夜叉に知られてしまう。月夜の夜、眠れずに庭を歩いていた犬夜叉は襖を開け放しての二人の情事を目にしてしまうのだ。
汚らわしい、と思う反面、父に抱かれる殺生丸の艶めかしい姿に犬夜叉は自分でも知らない熱情を感じ混乱する。
犬夜叉は翌日父に目にしたことを問いつめる。だが父にはなぜ責められるのか、犬夜叉が怒っているのか判らない。彼には罪悪感などまるでないからだ。
罪悪感のない父は、まるで楽しい思い出語りのように昔のことを犬夜叉に話す。それに気がつき、話を止めさせようと割って入る殺生丸。だが父は自分と殺生丸の関係も、そして犬夜叉を引き取った後どうするつもりだったのかもすべて話してしまう。
犬夜叉はそこで初めて殺生丸が自分に辛く当たったのは、自分を守るためだったという事を知る。
犬夜叉の中で今まで兄に感じていた反目のすべてが愛情に変わる。

「お前は半妖だ――一族に縛られることはない。人の世界でお前らしく自由に生きろ。
私は――逆らえない」
「お前を縛り付ける因習を自分で断ち切れないというのなら、俺が切ってやる!今度は俺がお前を守る番だ!絶対に俺がお前を自由にしてやる!」

自分を自由へと解き放ってくれた殺生丸を守るため、犬夜叉は父との対立を決意するのだった。

殺生丸が情愛深いってのも似合わないが……犬殺…?Σ( ̄□ ̄;!!



 
兄のご両親について妄想してみました。
 
(注:脳みそわいてる妄想なので、適当に笑い飛ばしてくださいませ。うちの殺生丸の裏設定ではありません。)
 
殺父妄想第1段――真面目編
 
妖犬一族の斎姫であり、美貌を謳われた殺母。
本来純潔であるべき斎姫であるのに、その美貌に心を奪われ強引に妻にしてしまう殺父。
父の強引さに愛を感じつつも、自分の役割を誇りとしていたためにそれを汚されたという怒りを抑えることが出来ず、子(殺生丸)が出来たあとも父に冷たい母。(多分別居か館の正反対の対に住んでて、めったに顔を合わせることがないと言うことにしておきます)
妻を愛しながらも、冷たい関係に疲れ果て、優しく従順な犬母に惹かれてしまう殺父。
 
殺生丸は母の手元で育てられているのでしょう。父は母の元へ訪れるけれども、冷たくあしらわれ、それこそ追い返される恰好で母の住む屋敷に長居することもなく、息子とゆっくり過ごすことも殆ど無い。父は息子を愛してはいるが交流が殆ど無く、息子も父を尊敬しているけれど間近で見る母の態度に素直に父への愛情を表に出すことも出来ない。母は常に毅然と美しいけれど、その分情愛を表に出すことが無く、常に孤独を感じながら育つ殺生丸。
 
そんなこんなしているうちに半妖の弟誕生。知らないふりをしつつも、心中穏やかでなく夫と人間の女との逢瀬を見ていた殺母は、これに耐えきれず病に倒れるとか自害するとかで最悪の結果に。夫を待ちつつも素直に寂しいと言えずに意地を張り、ついに心が通じ合わないままあの世に去る母。父を尊敬しつつも母の気持ちを察してやれなかった父への不信感などから心が冷えてしまう殺生丸と、それに心を痛めながらも今更どうやれば息子の心を癒せるのか判らない殺父。
やがて愛した人間の女も息子を残して死別。半妖故に妖怪の血に心を喰われる危険を秘めた定めを負わせてしまった息子。
 
二人の女性と二人の息子を深く愛しながらも、誰1人として幸福に出来なかった己の不甲斐なさを悔やみつつ戦いの中で命を落とす殺父。
そして父は願いを込めて二人の息子に二本の刀を託す。
 
一つは半妖の息子が妖怪の血に喰われず健やかに生きられるようにとの願いのこもった鉄砕牙。
そしてもう一つは、自分が凍てつかせてしまった心を癒してくれるようにとの願いを込めた天生牙。父として何一つしてやれなかった殺生丸への贖罪の思いを込めて…。
 
…何て、殺母が今でも健在だったりしたら大笑いの妄想ですね。(^^;;)
なお殺母斎姫妄想は、殺生丸に何か「生命」に関わるような特殊な力があればいいな、という願望からです。斎姫=斎宮。巫女さんみたいなもんです。
ちなみにうちの兄ちゃんの裏設定は「ろくな交流のない親子関係」だけ。
本編でどんな設定がこれから明かされるか判らないので、怖くて深く捏造できない…。
 
殺父妄想第2段――愛憎ドロドロ編
 
一族の繁栄のため政略結婚で結ばれた殺父と母。母は誇り高く傲慢で冷たく一緒にいて楽しい、という女ではなかったが美貌はピカ1。長子をもうけた後は義務は果たした、とばかりに当たり前のように別居状態に突入で跡取り息子は父の元へ。父の妖力と母の美貌を受け継ぎ利発で聡い息子に、親ばかの欲目抜きで大満足の父はどこに行くにも連れ歩き、愛情を注いで育てていたのだが――いつしか父は気が付いてしまった。自分が息子に父としてだけではない尋常ではない執着を抱いていることに。
 
他人の息子への誉め言葉も以前は鼻高々で「もっと言ってくれ」何て気分で聞いていたのが、今じゃ「人んちの息子馴れ馴れしく話題にしてんじゃねー。その前にじろじろ見てんじゃねー」という嫉妬混じりの感情が湧いてくるし、息子が同年代の者と一緒に鍛錬してるのを見ただけで相手をいびってしまうというガキ丸出しの行動を思わずとってしまうようになるし、もう自分でもどうにもこうにも収まりがつかず、ついにある夜、一線を越えてしまう。
父の思いがけない行動に驚きながらも、敬愛する父との絆がいっそう深まった気がして行為を受け入れる殺生丸。
だが行為を重ねれば重ねるほど自分の執着が強く抑えきれなくなっていく事にやがて父は恐怖を感じるようになる。
殺生丸を自分だけのモノに、殺して、喰らって、誰の目にも触れさせず、どこにも放さず。
そんな衝動を抑えるのに精一杯で、精神的に徐々に追いつめられていく殺父。
そしてそんな父の殺生丸への執着はやがて一族の間の口の端に上るようになり、母の耳にも届いてしまう。
息子に夫を奪われた。信じられない関係に母として女として屈辱のどん底に落ちた母は我を忘れて同衾中の二人を襲撃し、そして我が子殺生丸を殺そうとする。
殺生丸を助けようとし、妻である殺母を手に掛ける殺父。衝撃を受ける殺生丸。
すべてが一陣の風のようなあっという間の出来事。妻の血にまみれた手と亡骸を目にし、そしてショックを受けている最愛の息子の姿に、頭が急激に冷える殺父。
 
自分が自分を抑えきれずに欲望のままに行動した結果、誰よりも大切な息子が母に殺されそうになるほど憎まれ、そして父が母を殺す現場を目撃させるという残酷な思いをさせてしまったことへの後悔から殺父はその場から逃げ出してしまう。
 
迷い犬のようにボロボロになった殺父を見つけ、そして深い慈悲の心で救ってくれた人間の女。
その女との間に新たな息子をもうけ、ようやく心穏やかに平常心を取り戻す殺父。殺父は自分が始めてしまったことだから、すべての決着は自分でつけねばならないと殺生丸の元へむかう。
だが殺生丸は父が自分の前から姿を消した事で自分は捨てられたのだと思い、愛憎の狭間で殺父と会うことを拒む。今も誰よりも愛おしい殺生丸を苦しませることしかできない事に、悩み苦しむ父。
自分が苦しむのは当然の報いだが、せめて殺生丸だけは自分の事から解き放たれて自由に幸せになって欲しいと願い、自分の牙から刀を作らせる父。
 
だが逢うことを拒む殺生丸に直接刀を渡すことが出来ず、やがて戦いの中で父は命を落とし、刀は人手を介して殺生丸の元へ。
未だ父の真意は伝わらず、愛憎の迷路から抜け出すことの出来ない殺生丸。
彼の心を解きほどける者はいるのか……。
 
 
愛憎ドロドロもわりと好きかも知れない…とちょっと思った。