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−強じん鉄骨住宅−

「JFEフレームキット」は、木造軸組工法(在来工法)の柱、梁、筋交、土台などを鉄骨に置き換えたものです。鉄骨部材(柱、梁など主フレーム)と建築に必要な設計用入力ソフト(AI-FRAME)、構造計算書、構造図面などで構成された「JFEフレームキット」を使用すれば、木造感覚で鉄骨造住宅が建てられます。



*赤い壁が構造上必要な壁として差となる部分です。


2×4【1階】

JFEフレームキット 【1階】

外壁部分だけでなく内部まで伸びる耐力壁とそれに付随した垂れ壁

ツーバイフォーと変わらない開口部を維持しながら耐力壁は外壁部のみ



2×4【2階】

JFEフレームキット 【2階】

内部に現れる耐力壁により必然的に制限を受ける空間割り

自由にパーティション分けが可能な大空間が作成される




構造体に求められる品質で、最も重要で基本となるのが安全性です。
その第1は耐震性、耐風性です。

住宅には、建物そのものの重さや人や家具などの大きな荷重がかかっており、長年にわたりそれらを支え続け、なおかつ地震や台風の大きな力を受け止める「耐力」が必要です。シロアリ対策も重要です。シロアリ被害に気づかず大きな地震などで思わぬ被害を受ける場合もあります。

さらに近年、揮発性有機化合物(VOC)に関する問題が数多く取り上げられています。VOCの中には毒性が非常に高い化学物質も含まれており、放出された場合、その量によっては大気汚染や水質汚染の原因となることもあります。

また、呼吸等によって体内に取り込まれると、頭痛、めまい、吐き気、気道刺激などの健康障害シックハウス症候群(室内の薬害汚染)の原因となると言われています。
特に住宅(室内空気)汚染に関連する問題として取り上げられており、住宅メーカーなどでは室内VOC濃度の削減努力が行われています。


木造住宅の約半数が、震度6弱以上で倒壊の危険性
出典:日本木造住宅耐震補強事業者協同組合 耐震診断調査より

日本木造住宅耐震補強事業者協同組合の耐震診断調査によると、調査対象3万7685件の木造住宅2階建て(在来工法)のうち、ほぼ半数が震度6弱以上の地震で倒壊する危険性がある事がわかった。

また、同じくアンケート結果によると「経済的な理由から」耐震改良工事を「考えていない」と回答したのは46%とほぼ半数にのぼっている。

このことから分かるように、将来にわたって補強工事などメンテナンス費用がかからない丈夫で長持ちする構造体を選択することが大切です。




部材は、亜鉛めっきで表面処理しており、20年保証*1が可能なため、住宅の耐用年数を左右する骨組には最適です。 また、柱と梁はボルト接合のため、増改築が比較的簡単です。

家族構成の変化による間取りの変更や増築にも対応出来るため、長い間安心して住み続けることができます。

*1:鉄骨材に対する20年保証については、手続きが必要です。JFE担当者にお問い合わせください。尚、この保証は「JFEフレームキット」を使った住宅に対してではなく、その構造部材である鉄骨材に対してのものです。

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