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敷地の形状(土地の形、方角、道路の位置付け)や、建築条件(建蔽率、容積率、道路斜線)を把握してから希望の間取り(プラン)を概略でも決めておく。
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いつ頃欲しいか、いつ頃建てたいかを、あらかじめ決めておく。
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在来木造か、プレハブか、ツーバイフォーかとどのようか構造にするかを、それぞれの特性を理解し、方針を決めておく。
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お手持ちの資金と借入金の予算をつかんでおく。
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4つのポイント設定が終わったら、注文先業者を選定して4つの条件について相談する(意見を聞く)。
業者を選ぶには、経験、実績、営業状況(資産状況)を考察して選ぶ。
又、その業者が既に建てた家(現場)を見てその家の居住者からも参考意見を聞くことも必要です。営業マンだけではなく工事担当者とも会って意見を聞くことも必要です。
住宅展示場のモデルハウスは往々にして”見せる家”で自分が住む家ではないと考えながら見学することが大事です。
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注文先業者(メーカー)が決まったら、業者から出た設計図と見積書を良く考えながら読んで、不明な点は納得できるまでじっくり質問することです。
業者の話す専門用語はお客様が判らないのは恥ではありませんので判るまで質問することです。
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設計図が確定したら提出された工事見積者から実行予算を決める。見積書の内容は納得がいくまで質問を繰り返し理解しましょう。
自己資金との兼ね合いからも工事金額の決定は慎重にしましょう。懐具合も勘案して多少の値引きは交渉しても合理的な見積書であれば無理な値引きはお互いに不信感を生じ、意思の疎通がなくなって却ってマイナス面を作ります。値引きよりも次の予算を確定し確実な実行予算を確定しておくことのほうが大事です。即ち建物本体の見積のほかに付帯する別途の工事予算または支出予算を計上してもらうことです。
次の項目をチェックしておきましょう。
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1. 解体費
2. 設計費や申請費用
3. 水道・電気・ガス・電話の引き込み予算
4. 地鎮際・上棟式の有無と予算
5. 登記量や融資(公庫、銀行など)のための費用
6. 引越しや仮住まいの費用
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設計図と実行予算が決まったら工事を発注します。工事発注には必ず建設工事請負契約書を取り交わし、その際には前途の別途工事予算書も受け取っておきます。
工事金額をあらためて確認し、支払条件や引渡し条件も確認しておきます。
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着工の前に色合わせを済ませておきます。業者の営業や工事担当者と、設計図面・見積書をもとに外壁や内壁の色・住宅設備機器などを選びます。小さなサンプルで選ぶのと実際に仕上がってみた感じとでは印象がずいぶん違うことが往々にしてありますので注意してください。(面積が広がると明度が上がります)又、住宅設備機器などはメーカーのショールームへ行き実際の品物の大きさ、色などを確認しておくと良いでしょう。なお、使用する材料などは健康と環境面を考慮した新素材やホルムアルデヒド抑制製品を使用するように交渉してください。
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現場にはできるだけ出向いて工事進行状況を確認し現場打ち合わせや質問をする。施工後の変更や手直しは予算が増加し工期が伸び仕上がりも良くないので要注意です。現場でのお茶菓子は常識の範囲内とし、職人さんとの長話は工期のロスです。
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引渡しを受けるときは良くチェックして後日に悔いを残さないように遠慮なく申し出る。又、住宅設備機器などの使用方法を良く聞き、保証書・取扱説明書を必ず受け取っておくようにします。
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増改築・バリアフリーリフォームの方へ”補足のアドバイス”です |
間取りの変更のための柱や、筋交いや耐力壁の除去の際には、建築士や工事責任者とよく相談してからにしましょう。 耐震を第一に考えてください。
土台や柱の脚部の腐食・摩滅・虫害がないかをチェックしましょう。壊したり剥がしたりしてみないとわからない場合が多いので現状復帰には予算が伴います。
バリアフリー対応にする場合は、高齢者の方のためはもちろんですが、幼児対策も考慮しましょう。
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