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C51の組み立て(2)

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第二セッションはランボードからです。全体の仕上がりを最も左右するのは、このセッションとキャブの出来栄えです。

ランボードの部品 ランボードは、前方の一段下がっているところとデッキの曲面が曲げ済みとなっていて、丁寧にダンボールで挟まれています。
その後のバリエーションでは、ダンボールの有無や折り返し加工の有無は色々です。
ランボードの折り曲げ

ランボードを外側から上に180度折り返し、模様が上面に出るようにします。
※左の写真は裏返しにしている状態です。

その後、全体がまっすぐになっているかどうかを確認します。
歪んだまま2枚をハンダ付けすると、修正できなくなることがあるためです。
後方にある左右のエアタンクの取り付け部も、直角に起こしておきます。

ランボードの貼り重ね

ランボード裏の角穴に順にハンダを流して、折り重ねた2枚を固定します。

さて、電子工作用の30Wのハンダごてでは、さすがにやりにくくて閉口したので、実験は打ち切りました。
ここからの作業は80Wの銅こて先のハンダごてで作業しています。
ただし、ロストパーツの取り付けにはいいのですが、Nゲージの小さく薄い金属板に対してはパワーを余し気味です。コテが長く遠くなるので作業性もやや落ちます。このキットの場合は説明書のとおり、40W〜60Wのコテが1本あれば足りると思います。

板台枠先端 実物で前デッキに半月状に出ている板台枠の先端は、1枚の板を折り曲げて組み立てます。
両サイドを90度立て、上部の網目模様のステップは180度折り返します。
折り曲げの様子

折り曲げたらハンダを流して固定します。

前デッキには網目になっている外板を重ねてハンダ付けしてから、組み立てた板台枠先端部を取り付けます。
これでランボードの準備は終わりです。

キングスホビーのC51に比べると、前後のランボードが一体になっていたり、フチのハンダ付けがなかったりで、ランボードの組み立てはずいぶんと簡単になっています。

ボイラー先端の固定

ボイラー先端の下部をぴったり合わせてハンダ付けします。
丸い穴にはあとで下廻りをネジ止めするために、このあと「ボイラーボス」を差し込んでハンダ付けしておきます。ボイラーボスの内側にはネジが切られています。

後ろ側の火室付近は、丸まっているのを丁寧に少し開いて、垂直に降りるようにしておきます。

ランボードの仮留め

準備ができたボイラーの下部の切り欠きに、ランボードのブリッジをはめ込んでハンダ付けします。
ぴったり合わないときは、切り欠きの前後をヤスリで削って合わせます。

左右のランボードが同じ高さで、ボイラーにまっすぐ付いていないと見苦しいので、最初は1点のみ仮付けし、曲がりを直してから本付けします。
必ず後ろから見て、左右のランボードの高さが食い違っていないか確認します。

キャブの仮留め 組んでおいたキャブをボイラー後部にはめ込んで、どこか1箇所を仮付けします。
キャブの修正

上下左右、前後から見て、時間をかけて曲がりを修正し、本付けします。
キャブにねじれが生じていて、公式側から見ると前に傾いているのに、非公式側から見ると後ろに傾いているなどということも起きます。軽くひねって直ることもあるのできちんと調整しておきます。でも、ひねって直るようなものは、また歪みやすいような気がします。

まだ2時間経っていませんが、ここで全体の形はできたので、いったん止めます。


第三セッションです。

煙室扉の部品構成 煙室戸は3つの部品の重ね合わせで、さらに外側に手すりが付きます。
真鍮挽物の煙室戸の直径は、ボイラーの内径よりも若干小さくなっています。
2枚目に重ねるスリットの入った丸枠(D-3)の直径が、ボイラーの内径と同じで、内側にぴったりはまります。
一番表になる板(D-4またはD-5を選択)の外径は、ボイラーの外径と同じです。
煙室扉の固定

煙室戸とD-3がボイラー内に完全に入ります。
煙室周辺は、ハンダごてが入らないため、扉のフチに外側からハンダを流して固定しました。

あまり考えずに取り付けてしまったのですが、説明書どおり、ボイラー周辺のすべての部品を取り付けてから、最後に取り付けたほうがよいようです。そのほうが製作中に前からもハンダごてを入れられるので、ハンドレールや煙突などのハンダ付けがしやすくなります。

ライトの固定 ライトは取り付け座に重ね、合わせ目にハンダを流して固定します。うまくいかないときは、1箇所をハンダメッキしておくと楽です。
ドーム湯口のカット サンドドーム、スチームドームの裏側に出ている足は、取り付けてからでは切断しにくいので、あらかじめ短くしておきます。
ボイラー上部の部品

前から煙突、給水温め機、スチームドーム(汽笛がついているもの)、サンドドームの順にはめ込んで固定します。
このとき、前から見て一直線になっていることを確認し、曲がっているようであれば適当に削ったりして修正します。

先に煙室扉を固定してしまったため、煙突と給水温め器を内側からハンダ付けできず、仕方なくエポキシ系接着剤で固定しました。

発電機取り付け 発電機周辺の部品を、裏側からハンダ付けして固定します。
コンプレッサー台座

コンプレッサーと給水温め器を取り付ける部品(D-7)をハンダ付けしますが、向きがあるので注意します。
取り付け穴が真ん中に開いているのがコンプレッサー側、取り付け穴が端に寄っているのが給水ポンプ側です。

写真を撮っていませんが、煙室左右のランボード上にある箱(A-3)も取り付けておきます。

これでボイラー上にディテールパーツを取り付ける準備ができました。


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