今度は公式側です。給水温め器と接続する配管は、コンプレッサーとシリンダーからの配管2本だけです。
コンプレッサーをハンダ付けし、吸気管を0.4mm線で作って取り付けます。 途中に調圧器をそれらしく作ってみても面白いと思います。 |
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(6)コンプレッサー排気管 実機では給水温め器からコンプレッサーまで、斜めにだらしなくボイラーを横切って配管されているものもよくありました。 |
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切断した前端は、0.4mm真鍮線をL字型に曲げて、給水温め器までつなぎます。 | |
ここでハンドレールを取り付けますが、また寸法ミス?らしく長すぎます。 ただし、その後のバリエーションでは長さが修正されているように見えるものもあります(組み立てにもよって変わるので断言はできません)。この場合、指示どおりカットすると長さが足りなくなるので、あらかじめ仮組みしてみたほうがよいようです。 こちら側の冷却管G-2も、このへんで取り付けておきます。 |
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(7)気筒排気取り入れ管2 非公式側で取り付けたのと同じ要領で、止め弁と配管を取り付けます。 こちら側はハンドレールの位置が低い関係で、先に付けた非公式側の対象形ではうまくつかないと思います。実際に合わせてみて真鍮線の形を決めます。 |
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ハシゴを取り付けます。 非公式側の配管を浮かせすぎてしまったようで、長さが不足気味で苦労しました。 |
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これで給水温め器の7本の配管を含む、ランボード上の配管は全部終わりました。 だいぶにぎやかになりました。 |
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ランボード下の配管も行います。 給水ポンプの下側に給水管とチリコシを付け、G-18パーツで一体の配管を取り付けます。 |
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公式側のランボード下には、G-19パーツとG-13パーツで配管を表現します。 後ろ側につくG-13は、後ろ端をキャブ内側に一段折り曲げてキャブの床の穴に固定しておきます。 |
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私が一番苦手とするデフの取り付けです。 必ず、キャブの後方からも見て、キャブ側板とデフが揃って垂直になっていることを確認します。 その後のキットではデフ裏に補強表現と取り付け足が付き、位置決めがしやすくなっているものがあります。 |
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前デッキにステップ、エアホース、カプラー開放テコなどを取り付けます。 初回キットでは前部カプラーにはZゲージ用のマグネ・マティックカプラーを使うよう指定されており、ダミーカプラーすら付属していませんでした。仕方なく、マイクロエース蒸機のダミーカプラーをあとで接着しておきました。 |
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すべてのハンダ付けが終わったら、ホワイトメタル製のエアタンクとオイルポンプ箱をランボードに接着します。 お召し仕様:ランボード上にステンレス製の柵(K-3〜K-5)が付きます。私はボイラーバンドの削り出しがしにくくなるのを恐れて塗装後に接着しましたが、ここでハンダ付けしておいても、何とか削り出しはできる模様です。 |
さて、デフはうまくついたと思ったのですが、塗装後に見ると、デフの上についている前方のステーの高さが、左右で食い違っていました。