1981年にリニューアルされた二代目のC50です。別パーツが多用されていますが、エンジン側の分解は難しくありません。
動力ユニットの先端は前デッキに差し込まれています。後方には左右に丸いピンが出ていて、旧C62同様になっていますが、ボディ側には丸穴が見えません。 |
後方のピンはこの位置にあります。火室を左右に広げて抜き取ります。給水ポンプのすぐそばなので、給水ポンプを破損しないように気をつけます。 |
旧C50の場合、テンダーを分解する機会のほうが多いかもしれません。 テンダーの上廻りと下廻りは、図の位置にあるツメでパチンとかみ合っているだけです。 |
テンダーの上部と台車枠を持ち、上下に引き離すように少し力を入れて分離します。 うまくいかなければ、左右に少しゆすりながら試してみます。 また、力を入れすぎてテンダー上部を内側に曲げないように注意します。 |
分解したテンダーです。 テンダー内の集電ブラシには、モーターのリード線がハンダ付けされています。 ハンダ付け用具をお持ちでない場合は、リード線を切らないよう十分ご注意ください。 |
旧D51に付属の重連用カプラーを取り付けるには、上下を分解する必要があります。
方法は製品に付属している説明書「重連用カプラーの取り付け方」に記載されているとおりです。
説明書は中敷の下にあるので気付かなかった人もいるようですが、今まで私が買った製品の中で1回だけ、本当に説明書がなかったことがありました。