KATO製蒸機の分解(4) 旧C57・C55

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旧C57

1980年代〜1990年代のプラ製蒸機の基本となっていた模型です。

C57の上回りを固定する2箇所 組み合わせの構造は旧C50と同じです。動力ユニットは先端と後方のピンで上周りに固定されています。この構造は多くのマイクロエース製品にも共通です。
後方のピンを外す 火室下部を広げてピンを外します。そのあと動力ユニットを後方に、次いで下部に引き抜くようにして外します。
なお、内部のウエイトが動力ユニットにひっかかって外しにくいことがありますので、そんなときは車体を前後にカタカタ揺すりながら外してみます。
分解したC57 分解は難しくありませんが、組み立ての際にボディーがなかなかうまく合わないかもしれません。ボイラー内のウエイトが邪魔をします。
ウエイトとのかみ合わせ ボイラー内のウエイトと、動力ユニットの突起との位置関係を示します。
この2箇所がきちんとかみ合うことを意識して組み立てます。
ウエイトの位置 ウエイトには前後のがたつきがあります。
まず後方に寄せてから動力ユニットを合わせ、そのままウエイトを一緒に前方に寄せながら動力ユニットを完全にはめ込むようにします。
キャブを下にして上下を合わせる キャブを下側にすると、ウエイトが後方に寄せられます。このまま動力ユニットを組み合わせます。
キャブを上にして完全に組み合わせる 上下をひっくり返すと、ウエイトが前方に寄りますから、動力ユニットの突起とあわせたままフロント側をきちんと差し込みます。うまくいかないときは、内部のウエイトをカタカタ揺すりながら動力ユニットと合わせてみます。

C55

構造は旧C57と同じなので、同じように分解します。
ただし、ボイラー内のウエイトの前後のガタが旧C57より少ないようなので、組み立てはやりにくいかもしれません。


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