Gear

Wear

humane Book Other 時合1

【 竿の修理作業】竿六本、リール1個全て壊れたまま投げっぱなしなっていたので修理を行いました。良い所取りで何とか使える竿に仕上げるため、ガイドを全部取り外し 、同じメーカー同士の近い竿の号数の部品を組み付けました。といかにも簡単そうに書いていますが、実際は山の道具のバーナーとコッヘルでお湯を沸かしながら、そこに竿に接着されたガイド部分を浸けます。-1-

しかし、お尻の部分の磨耗はありません。ガマカツのは磨り減っていましたそんな作業をして結局2本の竿が出来上がりました。圧巻はシマノとガマカツの合体です。エアノスの元竿とレイダムの4番以降を組み付けてみました。完全な形で竿は出ませんが、何万も出して修理するより、カッコ悪くても安いが一番です。 これもトップガイドを付ければ3本目の予備竿です。-4-

【ハリスの沈下速度の実験】実験対象はハリスの2号と4号です。 その2種類を同じ長さに切って水槽につけます。どちらが早く沈むのでしょうか?

私は表面積の小さい2号だと思っていました。水面の上から落とすと確かに2号が早かったのですが、実際の釣りではハリがついていますのでこれでは現実味が無いと思い、左記の絵『検証2』を行ってみました。-5-

時合2
確立

しかし、そう簡単には外れません。大きい元竿の部分は頑丈ですので、ペンチで軽く握って左右にガイドを回すと外れますが、トップに近づくほど慎重さが必要です。間違うと、直す目的が壊す作業になります。しかし、トップガイドは何度沸騰したお湯に浸けても外れません。 最後の手段はライターであぶる事でした。竿を燃やさないように離して、しかもカーボンに遠い先端部分をライターで暖めます。-2-

竿のガイド外し作業

同じ長さ (5cmほど)を水中に浸け、残りのハリスの殆どは空中部分に有ります。指を離します。するとどうでしょうか、想定していたのと違い4号ハリスが早く沈みました。3回やっても同じ 結果でした。

次は検証その3です。ハリスを水面下に垂直にします。すると、またもや2号ハリスが糸癖の為か浮いてきました。全て私の考えと違っていました。このことは『4号ハリスは表面積が大きくタナが取れていない』と言う仮説を打ち砕いてしまいました。-6-

ニ月
太い1

やっていると、空気がたまっていたらしく熱で膨張して大きな音を残して、ガイドは飛んでいってしまいました。

また、元竿の栓は『αZOOM ISOスペシャル』が金属製で、ガマカツやシマノのエアノスはプラスチックでした。金属製は手入れの悪い私には結構大変、塩でネジ部が固まってなかなか動きません。-3-

実験室の検証2

穏やかな水中では4号ハリスの方が早く、ハリスの太さは沈み込みにはそれほど影響が無いと言えそうです。それでは何故ハリスが太いと釣れないのでしょうか。しなやかさの違いなのでしょうか? 実験設備は波を発生することも出来ます。これも余り違いが無いように思えました。

それでは魚から見えやすいのでしょうか? 残念ながら魚の目に代わる設備は我が家のお風呂にはありません。

太い2
太い3