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リアルタイム旅日記5周年記念
58回目・2005 夏の北海道旅行旅日記−2
リアルタイム旅日記として作成

[8月6〜7日 出発〜函館〜瀬棚] (8月8日 奥尻島) [8月9日 奥尻島〜ニセコ]
 [8月10日 ニセコ〜積丹〜羽幌] [8月11日 羽幌〜名寄〜網走] 
[8月12日 網走〜摩周岳〜川湯] [8月13日 川湯〜阿寒〜糠平〜日高]
 [8月14日 日高〜支笏湖〜札幌] [8月15〜16日 新日本海フェリー〜帰宅]

8月8日

 

ハロゲンランプが強烈。。。
イカ釣り漁船の出航前

 昨夜、乗船車両待機所で車中泊ポイントにしたのですが、港で「イカ釣り漁船」の出航準備を見かける事が出来ました。とにかく、もの凄い明るさのハロゲンランプでしょうか、イカを集めるための灯りですね。まるで周りが昼間のように明るかったです。この灯りが「漁り火」の光なんですけどね〜。また、沖合の雲に反射する漁り火の灯りがなんとも幻想的でした。
 この旅最初の車中泊ですが、まあまあ熟睡出来ました。12時過ぎに寝て、5時過ぎに一度目が覚めるまで起きませんでしたから。

山の上から瀬棚市街を眺める
立象山展望台からの眺め

 5時にいったん目が覚めた時、外は小雨が降っていました。でも空は明るい・・。
起きたのは6時半過ぎです。すてせに雨も上がっていて、晴れ間も見えています。朝の行事を済ませて、近くのセイコマへ朝食の買い出しに出かけます。帰り際に立象山展望台のほうに立ち寄ってみます。

奥尻島行き「ニューひやま」
「ニューひやま」に乗り込みます

 キャンプ場に併設されているこの展望台からは、瀬棚市街が良く見渡せます。天気はまあまあですね。雨さえ降らなければ問題ありませんし。

 港に戻ってテレビ見ながら朝食タイムにします。
8時半にターミナルで乗船手続きを済ませます。車両待機所には数台しか車停まっていませんでしたが、車両手続きは混んでいて実際にはかなりの台数が乗り込むみたい。
手続きを終えて外に出ると、奥尻島を朝一で出た「ニューひやま」が到着していました。車両待機所はいつのまにか満車になっていました。ほとんどが道内ナンバーの車です。レンタカーも見受けられますね。

瀬棚港を出港します♪
瀬棚港を出港〜

 9時を回った頃に乗船が開始されました。バックで「ニューひやま」の腹の中に収まります。ほどよい乗り具合の2等に陣取ります。礼文島行きのような護送船状態では無いのが良いですね。のんびり出来ますし。
 すべての車両を飲み込んだ「ニューひやま」は、定刻に瀬棚港を出港したのでした。
                       
10時作成

青空の下奥尻島が近付いてきます
奥尻島が近付いてきます♪

 出航後は朝の分の旅行記を書いて過ごし、その後は奥尻島のパンフレットを眺めながら、ボ〜ッと過ごします。
瀬棚から奥尻島までは、1時間35分・・・気が付くともう奥尻島が間近に迫っていました。北檜山沖をずっと航行するので、進行方向左側にはずっと毛無山が見えているので、利礼航路なんかと比べると、ちょっと違和感があります。

奥尻島に入港します^^。
奥尻島・・・帰ってきました^^

 とは言え、一年ぶりの奥尻島が間近に迫ってきました。3年連続3回目の奥尻島。

 奥尻港に入港し、接岸体勢に入ります。ターミナルではお馴染み「うにまる君」が手を振ってお出迎えしてくれています。・・・・・暑いだろうに・・・(^_^;
 接岸を前に車両甲板に移動します。そして、午前11時に奥尻島に上陸を果たしました。

ウニ丸君♪
うにまる君^^

 今年の目標であった、一年の内に奥尻・利尻・礼文・天売・焼尻の5離島に訪れるという悲願を達成した瞬間でもありました(^O^)v

宮津弁天宮
宮津弁天宮にお参り

 さて、奥尻島に上陸してとりあえず、奥尻島と言えば「なべつる岩」にご挨拶を済ませます(笑)。その後再びフェリーターミナルに戻り、お土産を物色した後、いつものように反時計回りで島周遊に向かいます。
 まず立ち寄ったのが宮津弁天宮。付近を飛び回るスズメバチに怯えつつ、急な階段を下りて上って、弁天宮参拝を済ませました。

賽の河原
賽の河原です

 宮津郵便局に立ち寄ったあと、のんびり景色を眺めながら走り続けて、賽の河原に到着です。食堂が混んでいるので、先に写真を撮って過ごす事にします。
 それにしても、天気良いです。出発前の予報だとあまり良くなかったのに、良い感じで晴れています。まさに「離島晴れ男」なのかも♪

奥尻島の生ウニ丼〜♪
奥尻島最初の生ウニ^^。

 賽の河原にはオニユリの群生があるのですが、潮風の影響か半分近くが立ち枯れ状態で、それでも花を咲かせているものもあったり、その生命力はすごさを感じます。
 少し景色を眺めたあと、食堂に入り、奥尻島で最初の「ウニ丼」を頂きます。
 奥尻島のウニはキタムラサキウニなんですよね〜。奥尻でバフンは見た事ないし。でも奥尻のウニ、美味しいです〜。甘みがあって♪

ここの景色は奥尻島一番のお気に入り♪
海栗前地区の海岸線

 ウニ丼に満足して、島周遊に出向きます。
ここ稲穂地区は、北海道南西沖地震で最初に津波が到達した場所。海岸沿いに付く堤防でには、当時の津波の高さてある印がいくつも見かける事が出来ます。
 バス折り返し場所を通過すると、道は細くなり上り坂を越えて、奥尻で一番のお気に入り景色である、海栗前地区の海岸に出ます。海の色がキレイ・・・。ふと見ると、海岸を人が歩いています。降りられるみたい・・・。

 と言う事で、車を停めてその人達と入れ違いで海岸のほうに降りていきますが、たどり着くまで背丈程ある草をかき分けて、海岸にやっとこ出る事が出来ました。。
 間近で見る海岸の景色も、良い感じですね〜♪

浜辺まで降りてみました。
海岸まで降りてみました


良い天気です♪

 少し景色を眺めたあと、再び草をかき分けて車に戻ります。とはいえ、車の周りには数多くのアブとスズメバチが・・・。どうも赤いもの目掛けて突っ込んでくる傾向がハチ達にはあるようです。。。車内にハチが入らないように乗り込む時が冷や冷やものです。。 

まるでお花の絨毯
白い絨毯のように・・・


この辺りは放牧場です

 海栗前を出発して坂を登ってしばらく走ると、道の脇に広場のような空間があって、そこに白い花がまるで絨毯のように広がっているのを見て、つい写真を撮ってみたりします。
その先しばらく走ると道はダート路になります。途中放牧場があってウシさんが食事中でした。この辺りの景色も良い感じなんですね。写真撮るには♪

球島山からの眺め
球島山山頂からの眺め

 ダート路を抜けてしばらくして産業開発道路に合流します。
天気が良いので、とりあえず球島山の方に向かう事にしました。途中2台の車とすれ違い、駐車場に着くとだれもいませんでした。
 山頂に登って、景色を独り占めします♪ちょっと雲が掛かっているけれど、眺めは良いですね。しっかりと「なべつる岩」もよく見えますし♪
 少し眺めて球島山をあとにします。

 産業開発道路に出て西海岸目指して走ります。しばらく走って美ノ歌地区付近で所々視界が開けて海が見えるポイントがあるので、その都度車を停めて写真を撮りつつ過ごしています。海の色がキレイ・・・さすがは日本海側ですね〜。

海の色が青々と(^^)
とにかく海の色がキレイ(^^)

緑色があまり良くないです。。
お気に入り場所なのですが、緑の色が・・

 しばらく降りた所で、幌内地区のお気に入りポイントに到着。日差しが強いためか、緑の色がちょっと好みではありませんでした。日が陰った方が良い感じになるのかも。

幌内海岸
幌内海岸。。。

 坂を下りきった幌内海岸では、何組かのグループがキャンプを張っています。
ここから先は海岸沿いを走り続けるのですが、津波対策で高い堤防がずっと続いているので、景色は望めません。ただ、所々で海岸に出られる場所があるのですが、その場所には必ず車が停まっています。ちょっと海岸に出てみると、予想通り海水浴をしている人達がたくさん・・。夏ですね・・・(笑)
 写真だけ撮りますが、その先々で海水浴組が気持ちよさそうに海に入っているのを見て、「海パン持ってくれば良かった・・・」とか思ってしまいます・・・(笑)

林道からの景色。
「ホヤ石の滝」は見つからず・・

 気が付いたら時間も16時近くになっていたので、残りは明日に回すことにしましたが、「ホヤ石の滝」の近くの林道を歩いてみる事にします。
ガイド地図によると、林道から「ホヤの滝」に出るような道があるみたいなのですが、林道をしばらく歩いたものの、道は見つからずに残念・・・。
 とりあえず、林道からの景色だけ写真に撮っておきます。良い景色ですね〜。

民宿「清運丸」です。
今日の宿・民宿「清運丸」

 さて、車に戻ってあとは一路奥尻地区目指して走るのみです。
途中。青苗郵便局に立ち寄ってハガキに風景印を押して投函し、午前中が見頃の長浜地区の海岸線を走り続けて、奥尻地区に入り、今夜の宿である、民宿「清運丸」に到着しました。去年まで泊まっていた民宿「いしおか」の斜め前の宿になります。
                    
21時15分作成

 宿で手続きを済ませて、夕食の時間を確認しつつ宿の方に温泉に行く事を伝えておきます。部屋に入ってひとまず一休み・・・。写真の選別と加工を済ませて、17時過ぎに宿を出発して先にフェリーターミナルに立ち寄ります。ターミナル前にあるグレ電で朝書いた旅行記をアップします。

神居脇温泉
神威脇温泉です。良い湯です♪

 さて、奥尻市街から幌内へのショートカットコースを走ります。この道、なかなかに運転していて楽しいのです♪
 先ほどとは違い、目的地に向かってただ普通に運転します(^_^;。島の反対側に行くのって、かなり時間がかかるんですよ、奥尻島の場合。いかに島が大きいかを実感します。だからこそ、車両航送代が掛かっても車で乗り込む価値があるのです、奥尻島は。
 走る事20分くらいで神威脇温泉に到着しました。

夕日♪
神威脇からの夕日♪

 奥尻島唯一の天然温泉。しかも、2階の展望浴場からは夕暮れ時の日本海が良く見渡せます。日本海を眺めながら温泉に浸かる・・・良いですね〜♪
今度来る時は、ここ神威脇の民宿に泊まるのも良いかも。なにしろ、民宿の宿泊客がこの公共浴場にやって来ていますからね。
 ちなみに、ここ神威脇温泉ですが、2階の展望浴場は塩素濾過した温泉水で、1階の浴場が源泉かけ流しになっています。温泉好きとしては当然1階の浴室を試してみますが、浴室に入ってすぐに違いに気が付きます。匂いが違う。食塩泉独特の匂いに包まれており、また温泉に含まれる土の成分が肌に付いたりします。まさに源泉そのものです。少し源泉を楽しんで、温泉を出ます。

夕焼け空
夕焼け空(^^)

 さて、夕日が良い感じなので、温泉の建物の裏側の海岸で夕日を眺める事にします。奥尻島に来て3回目にしてようやく、夕日を眺める事が出来ました。ただ、水平線に雲が掛かっているので、水平線に沈む夕日は残念でしたが、太陽が雲に沈んだあとの、薄く夕日に焼けた雲がかなりキレイで、しばらく見入ってしまいました。

夕食です(^^)v
夕食です(^^)v

 さて、時間も時間なので、一路宿に向かって走り続けます。
20分程で宿に到着しました。すぐに夕食タイムにします。時間が遅いのでσ(^^;の方に一人いるだけですが、逆にのんびり食事を楽しむ事が出来ます。
 で、夕食ですがこれまた豪華・・・。ウニ・ウニ汁、アワビ・・・・等。なかでも、アワビは小さいという事で、2個付いてきました。2個という事は「アワビの肝」も2個付いているという事で、かなり得した気分。この「肝」がビールに合うんですよ〜^^。


アワビ♪


鍋にも丸ごと

 また、びっくりと言えば、ウニ汁の中にもアワビが「まるごと一個」入っていた事・・。つまり、アワビは3個付いていた事に・・。これにもびっくり・・・。さすがに、このまるごとアワビは食べるのに苦労したけど、美味しかった〜(^^)v
 この食事だけで、また来年奥尻島に来たくなります(笑)。

ライトアップされたなべつる岩
夜の「なべつる岩」

 食後は衆議院解散のニュースを眺めながら、旅行記を書いて過ごします。
一段落して携帯でアップをしたら、離島の夜恒例の、夜道散歩に出かけます。涼しくて静かで波の音がして、気持ちいいですね。
 ライトアップされている「なべつる岩」を海岸に降りて、メール打ちながらまったり・・・として過ごします。漁り火もキレイ・・・。
 しばらく眺めて、宿の方に戻りました。相変わらず「うにまるモニュメント」が怪しく輝いています。宿の窓から見る事が出来ないのが、ちと残念かも・・・。

               走行距離・117km
                  
23時15分作成

 

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