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68回目・2006 夏の北海道旅行旅日記−2
リアルタイム旅日記として作成

 [8月12日 出発〜新日本海フェリー] (8月13日 小樽〜恵山〜江差)
 [8月14日 恵山〜島牧〜比羅夫] [8月15日 ニセコ] [8月16日 積丹〜羽幌]
 [8月17日 羽幌〜雨竜沼] [8月18日 秩父別〜旭岳温泉] [8月19日 旭岳登山〜札幌]
 [8月20〜21日 新日本海フェリー〜帰宅]

8月13日

 
 昨夜は奥尻島の、青苗灯台の光と青苗地区の夜景を少し眺めてから、寝に入りました。起きたのは目覚ましセットした3時半でしたから、しっかりと熟睡しました。
 起きて朝の儀式を済ませて、外を見てみると小樽の夜景が間近に。すでに小樽港に入っているようです。
 4時を過ぎてほとんどの人達が起きてきて、洗面所は大混雑になっています。ベットに戻って下船開始まで本を読んで過ごします。

小樽港上陸後に日の出♪
小樽港上陸後に日の出♪

 4時10分過ぎに、車両甲板への移動が始まりました。
乗客が多いのでさぞ時間が掛かるだろうと覚悟していましたが、予想外にスイスイ流れて車両甲板へ移動出来ました。
 車に入りしばらく待ち続けて、4時半過ぎに「ゆうかり」の体内から排出されて、久しぶりに小樽港に上陸しました。外はすでに明るくなっています。
 外に出てまず目に入ったのが、朝日・・・。すごくキレイです。すぐにターミナル駐車場に車を止めて、急いで朝日の写真を撮ってきます。


小樽に到着した「ゆうかり」

 朝日を撮ったら、「ゆうかり」の姿も写真に撮っておきます。帰りは「らいらっく」ですからね〜。。。「ゆうかり」とはしばらくお別れになります。

 上陸してから10分以上経っていますが、まだ乗用車の下船は続いています。
旅行記は「ゆうかり」体内でアップを済ませていたので、4時50分頃に小樽港を出発しました。
 小樽からは一路R5号を倶知安方面に向かって走り出します。小樽市街を抜けて余市を抜けてそのままR5号をひた走ります。

長万部駅に到着です
長万部駅に到着しました。

 余市からニセコ方面へは、余市でレンタカー借りてニセコの紅葉を見に行くのに何度か走ったことありますが、夏は初めてですね。
 倶知安市街を抜けて比羅夫地区を抜けます。羊蹄山はすっぽりと雲の中。。。アンヌプリは中腹から雲の中に隠れてしまっています。

 ガラガラのR5号をただひた走り続けます。蘭越、黒松内と道の駅スタンプが押せないのが、ちょっと悔しかったりして。。。

出来たて直後の「かにめし」♪
名物駅弁出来たての「かにめし」

 快調に走り続けて、7時過ぎに長万部駅に到着しました。ここで朝食タイムにします。
長万部駅といえば全国的に有名な駅弁「かにめし」です。販売業者のかなやは、長万部駅前にあり、駅弁販売はこの時期7時から行っています。
 意外にも長万部駅の「かにめし」を食べるのは、今回が初めてだったりします。できたてホヤホヤの「かにめし」、とても美味しかったです。人気駅弁の理由を感じ取れました。
 食べたあと、駅構内を見てみますが、「北斗星3号」の文字が・・・。あと1時間以上後ですけど。。。

北斗星3号とすれ違いました〜(^^)
北斗星3号とすれ違いました(^^)

 長万部駅を出発して、再びR5号を南下します。ずっと函館本線と併走を続けているので、かなり期待が持てます♪
 八雲の手前あたりで「スーパー北斗2号」とすれ違い、その数分後に「北斗星3号」とすれ違いました。思わず写真とったりして・・・(^_^;


森駅に立ち寄ります

 森の道の駅に立ち寄った後、森駅に寄ってみます。駅に着いたら、ちょうど「スーパー北斗4号」が停車していて、発車していきました。
 で、森駅といえば当然「いかめし」です。こちらもほぼ作りたてを購入して、森駅を出発しました。

 森からはR278号を走り続けます。しばらく函館・砂原線と併走しています。
渡島半島に入ってから、霧雨が降るようになってきました。まるで霧が掛かるみたいな感じ・・・。天気は良くないですね。

鹿部間欠泉です。
鹿部間欠泉。なかなかの迫力♪

 走ることしばらく鹿部に入り、まずの目的地「鹿部間欠泉」に到着しました。別府温泉地獄巡りの「竜巻地獄」と同じ間欠泉です。
 300円の入場料を払って中に入ります。ここの間欠泉は約12分間隔で温泉を吹き上げています。今日は風が強いために高さ調整のカバーが掛けられていました。

 しばらくして、間欠泉が吹き上がりました。写真撮っているうちに止んでしまいました。どうやら、ここの間欠泉は30秒程度の吹き出し時間の様です。


いかめし♪

 でも10分待てば再び吹き上げを見る事が出来ます。ホントほぼピタリで10分おきに吹き出している感じです。吹き上げサイクルが短いのは、待たなくて見られるから良いかも。
ちなみに、こには足湯も備わっていたりします。
 ちなみに、吹き上がりを待っている間、森駅で買った「いかめし」を食べてました。本家・森駅で「いかめし」を買うのは、これで2度目・・・・かな。やはり、ご当地で買うのが一番美味しいですね♪

ほとんど子供たちのプールと化しています・・(^^;
水無海浜温泉は・・・

 間欠泉を見た後は、再びR278号を先に進みます。しばらく走り続けて、国道から道道へ、恵山岬の方に進みます。
 恵山岬の先にあるのが、水無海浜温泉。満潮時に水没する温泉です。ちょうど11時過ぎでしたが、干潮時で入浴出来る時間帯でした。
 しかし、露天風呂は子供達のプールと化していました。。。写真だけ撮って退散する前に、温泉に手を入れてみましたが、これがなかなか良い湯加減。閑散期に来てみたいですね。


恵山岬です。


天気悪いのが残念・・・


恵山岬の日帰り温泉施設

 露天風呂から少し戻って、恵山岬に。
天気が良ければ、良い風景が見られたんでしょうけど、この霧雨まじりの天気では。。写真だけ撮って岬を後にしようかと思っていましたが、この恵山岬の前に日帰り温泉「とどぽっくる」という施設があるので、ついでに温泉に浸かってきます。食塩泉と炭酸水素泉でしたが、どちらも良い湯でした。


「ごっこ汁」美味しかったです♪

 恵山岬を出発して、再び国道に合流して函館方面に進みます。
途中、道の駅「なとわ・えさん」に立ち寄り、「ごっこ汁」が目にとまったので、買って食べてみました。「ごっこ」とは魚の名前で、鱈に似たような食感で、骨もバリバリ食べることが出来て、なかなかに美味しかったです♪

 道の駅を出発して、しばらく走った後に国道から道道100号線に入ります。函館市街中心部は通らずに、郊外をかすめるように先に進むのが目的でしたが、函館市街に入って、見事に渋滞していました・・・(T-T)

初めて知内駅のホームに立ってみました。
知内駅ホームに立ってみます

 ノロノロ運転の末に、函館市街を抜け出してR228号に出て、ひた走ります。函館山を眺めつつ、いつもパブタイムの食堂車から見ている道を走りますが、交通量かなり多いです・・・。ただ、ひたすら走り続けます。
 木古内を過ぎて知内に入ります。道の駅「しりうち」に立ち寄りますが、知内駅と併設されているんですね。この知内駅のすぐ先が青函トンネル入り口になります。
 ちなみに、知内駅に停車する列車は上下合わせて4本のみです。。


「姫の湯」。コンコンと沸き出ています

 知内駅を出発して、松前方面に向かって走り続けます。
知内温泉の近くに「姫の湯」があるので、立ち寄ってみたくなり道草しました。ナビ画面にも姫の湯は載っていて、それはすぐに見つかりました。
 この姫の湯、使われることのない温泉がコンコンと湧き出ています。匂いは鉄錆の感じがしたので、おそらく鉄泉でしょう。けっこう湯量も豊富のようで、利用されていないのが、あまりにももったいない気がしてなりません。。。。源泉温度は良い湯加減なんですけどね。

 知内で出て福島町に入ります。
ここ福島で空腹だったV35君の給油を先に済ませます。718km走って65L給油ですから、軽くリッター10kmを越えています♪
 給油したあとは、「青函トンネル記念館」を見学してきました。青函トンネル工事の流れなどを紹介している施設で、興味深く見学してきました。ちなみに入場料は400円。


実際に使用された巨大な掘削機


青函トンネル記念館


青函トンネルメモリアルパーク

 トンネル記念館を出て、道の駅「横綱の里ふくしま」に寄って、スタンプ押してきます。隣には横綱記念館もありますが、時間無いのでパスしました。
 この市街地から少し離れた吉岡地区に、青函トンネルメモリアルパークがあります。パークと言っても、ただの広場ですが、記念碑が建てられていたりします。この真下あたりに、吉岡海底駅があるんですよね〜。

 福島を出て、再び松前目指して走り続けます。
この区間には、かつて国鉄・松前線が通っていたのですが、廃線跡は全然見当たらなくて、松前温泉手前でいきなり、松前線の廃線跡である鉄橋と橋脚が現れました。でも、見つけられたのは、これだけですね。

旧・松前線の廃線跡
旧・松前線の廃線跡


でも見つけられた廃線跡はこれだけ


松前温泉

 さて、今日のお風呂は松前温泉です。
国道から結構内陸に入ったところにあり、なかなか良い湯でした。銭湯と同じ380円ですからね〜。のんびり・・・と温泉に浸かって、休憩室で一休みして出発します。
 今日は曇り空なので、夕日は諦めていたのですが、空を見ると夕日の方は晴れています。


夕焼けはさほど焼けず・・・

 松前市街地を抜けて日本海が見えた時に、雲に沈む大きな夕日を見る事が出来ました。ただ、写真に撮ることが出来なかったのが、残念でしたけど夕日が見られたのでヨシとします。
 しばらく追分ソーランラインを走り続けて、海が見える駐車場に入って、しばらく夕焼けを待っていました。期待していた程は焼けませんでしたが、それでもうっすらキレイな夕焼けを見る事が出来て満足です。
 夕焼けを眺めた後は、今夜の車中泊ポイントを目指します。
                      
21時15分作成


夜の江差駅に立ち寄ります

 当初、車中泊ポイントは道の駅「上ノ国もんじゅ」を予定していたのですが、駐車場がいっぱいだったのと、夕食が食べたかったので、そのまま江差を目指しました。
 江差市街で何か食べようと思っていたのに、みんな閉まっている・・・・(T-T)。あいているのは居酒屋くらい・・・・。仕方ないので、江差での夕食は諦めて、江差駅に向かいました。駅待合室で旅行記を仕上げます。
 江差駅を出発して、道の駅「えさし」は混んでいるので通過。で、道の駅「あっさぶ」を車中泊ポイントにしました。グレ電とコンビニも近くにあるので便利です。
                本日の走行距離−522km

                      23時55分作成

 

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