[2007旅日記表紙へ]        [写真展を開く]            [ホームへ]

77回目・2007 夏の北海道旅行旅日記5 
リアルタイム旅日記として作成

 8月11日 出発〜新日本海フェリー] [8月12日 天売島] [8月13日 幌加内〜サロマ湖〜ウトロ]
 [8月14日 羅臼岳登山] (8月15日 知床半島〜川湯) [8月16日 摩周・阿寒エリア〜鹿追]
 [8月17日 東雲湖〜白金温泉] [8月18日 十勝岳登山] [8月19日 新日本海フェリー〜帰宅]

8月15日

 


朝の羅臼岳には雲が・・

 昨夜は登山の疲れもあって、熟睡いたしました。気温も前夜より低かったのもあったと思います。ユースホステルデビューでしたが、とほ宿よりは楽な感じで、これなら利用するのも良いかな・・・と思いました。
 朝起きて外に出てみると、まあまあ晴れています。ただし、羅臼岳の山頂には厚い雲が掛かってます。。。今日は名古屋のネッ友さんが登山予定日なのですが、登っているのかな〜。。。とにかく、携帯が圏外なのでその辺りの情報が・・・。


知床峠。羅臼岳山頂には雲・・・

 朝一のバスでカムイワッカへ向かう方を見送ってから、朝食タイム。そして8時にユースを出発します。まず、知床自然センターに立ち寄ってから、知床横断道路に入ります。相変わらず羅臼岳の山頂を取り囲むように雲が掛かっています。しかも、その雲の動きが速い・・・・。
 標高をぐんぐんと上げていきます。所沢ナンバーのバイクが追い越しざまに手を挙げてくれるのが、なんか嬉しい♪
 そして、知床峠に到着。とにかく、風が強い。。。凄まじい強風ですが、寒くないです。気温が高いため寒くないんですね。気持ちいいくらい。。
 目の前の羅臼岳、昨日は山頂まで登ったんです。なんか信じられないような。。

 知床峠を出発して、羅臼側へ下っていきます。羅臼湖入り口前を通過しますが、路駐するスペース、駐車出来ないようにしてあります。なので、車は停まってません。この時に羅臼湖行きを決めました。
 で、いったん羅臼市街のセイコマで昼食を購入して、再び知床峠に向かいます。羅臼湖入り口バス停でバスの時刻を確認して、知床峠駐車場に車をおきます。準備をして峠駐車場を出発。30分待てば10時35分発の羅臼行きバスが来ますが、ここは歩いて羅臼湖入り口へ向かいます。


知床横断道路を歩いてます。


羅臼岳・・・相変わらず雲が・・・。


ほんの僅かな雪渓が残ってます。

 羅臼湖往復して、徒歩で知床峠を越えてウトロ温泉まで行ってた時の事を思い出します。風は強いけど、天気は羅臼側はとても良いです。国後島もとてもよく見えるくらいです。途中に雪渓が残っている場所があるんですけど、今年もまだ雪渓が少しだけ残っていました。
 バスより早く羅臼湖入り口バス停を通過しますが、羅臼行き側のバス停、入り口からかなり離れた場所に立っています。。。


路駐出来ない仕掛け。

 さて、羅臼湖入り口には駐車禁止の立て札が等間隔で立てられていて、物理的に路駐出来ないようになっています。
 とはいえ、その場所から離れた場所に4台の路駐が。。。
 羅臼湖登山道入り口の入山届けに記入して、出発します。羅臼湖へ行くのは一昨年の秋以来だと思います。コースは頭の中に入っているので、コース状況を思い出しながら歩きます。
 まず、しばらく歩くと「一の沼」に到着。雨が続いたのか湖面がいつもより広い気がするような。。。一の沼を過ぎてしばらく、ハイマツのトンネルを背をかがませながら突き進み、坂を下りきった場所が「二の沼」。
 湖面の水が枯れる事もある二の沼ですが、しっかりと水をたたえた湖面が波立っています。ただ、羅臼岳は山頂に雲が掛かって。。。


一の沼


二の沼

 二の沼を出て坂を登り視界が開けると、「三の沼」。σ(^^;一番のお気に入りの沼です。しかも、誰もいない〜♪ 三の沼に人がいないなんて、いつ以来だろうか。。。ただ、風が強いために湖面には波が立っています。
 羅臼岳はあと一歩で山頂が顔を出しそうな気が。。。 


三の沼


逆さ羅臼岳・・・とはいかず。。


三の沼


振り返ると羅臼岳♪

 そんな三の沼を出発して、しばらく歩き続けます。時折、羅臼側の自然ツアーの集団とすれ違います。そんなとき、湿原の場所にてツアーガイド中の「番屋北浜」のご主人と再会。まさか、羅臼湖へのコースで会うとは思ってもいませんでした。。。びっくり。。
 自然ツアー集団とすれ違っていたので、「もしかして・・・」とは思っていたけど、まさか実際に会うとはね。。。
 しばし挨拶の後に、先へ進みます。しばらく歩き続けて、「四の沼」。ここの湖面も波立っていますが、青空と緑の景色がとても良いです。


湿原で番屋北浜のご主人と再会(@@


四の沼

 四の沼を出てすこし歩くと、知西別岳が大きく見えて「五の沼」。ここも風が強くて湖面に波が。。。でも、良い景色。


知西別岳と五の沼


五の沼


木道の先に羅臼湖。

 五の沼を出て少し歩いて視界が開けると、知西別岳の下に羅臼湖・・・。数人とすれ違った事もあり、羅臼湖展望台には誰もいません。展望台に人がいない・・・・って、ホントいつ以来だろうか。。。

 展望台に到着して、まずは写真を撮って過ごします。そうしているうちに、後続が数名やって来ました。それでも全員合わせて7〜8人(3人は小中学生、つまり4人は家族連れ)です。
 展望台に座って昼食タイム。風がとても気持ちいい♪
 夏の羅臼湖に来るのは、いつ以来だろうか。。少なくとも4〜5年は来ていないと思います。そんな久しぶりの夏の羅臼湖。初めて訪れた時と景色はまったく変わっていません。それが安心感に繋がっています。この景色を眺めていると、落ち着きますね。


 


羅臼湖


 


羅臼湖と知西別岳

 結局、50分くらい展望台にいましたが、その間に来たのは4名だけでした。路駐禁止の施策が生きているようです。羅臼湖はこれくらいの人数が一番良いですね。
 簡単にアプローチ出来ない施策だけが、今のところ羅臼湖を守る一番の手段なのかもしれません。ホントに行きたい人は、羅臼の自然観察ツアーに申し込むか、知床峠から歩いてくるか、羅臼からタクシーかバスで来るか、その3択のいずれかを選択する方法。簡単にアプローチ出来てしまうと、知床五湖の二の舞になってしまうから。。


三の沼でまったり・・・♪

 バスの時間に合わせて、50分まったりした後に、羅臼湖展望台を後にします。行きより帰りの方が時間的には短くなります。
 行きより早い時間で、三の沼に戻ってきたので、誰もいない三の沼展望台で、しばらく羅臼岳を眺めつつ、まったり・・と過ごします。20分前になって三の沼を出発して、バスの時間の10分前に羅臼湖入り口に戻ってきました。届けに記入してバス停へ向かい、5分遅れでやってきた14時のバスに乗り込み、知床峠で下車して車に乗り込み、知床峠を出発。


マッカウス洞窟


光っているのがヒカリゴケ


夏場の相泊温泉です。

 いったん道の駅「らうす」で買い物をしたあと、相泊方面に向かいます。途中「マッカウス洞窟」に立ち寄って、ヒカリゴケを観察。今日も薄緑色に光ってました。。
 番屋北浜の前を通過して瀬石温泉も通過して、相泊温泉に到着。GWは何もないただの露天風呂ですが、夏季はしっかりとした屋根が付いていて、男女別に簡易浴室となっています。海側が開けているので開放感は変わらず。とても良い湯でした。


霧の摩周湖。第一展望台から。

 温泉を楽しんだ後は、あとは今夜の宿泊地である川湯温泉を目指して走り続けるのみです。ほとんど通い慣れた道でもあるので、快適に走り続けます。
 R243の弟子屈手前でネズミやってましたが、GWと同じ場所でした。弟子屈に入ってそのまま摩周湖横断道路を走り続けて、摩周第一展望台に立ち寄ります。摩周湖は微妙に霧が掛かってました。その直後に霧で真っ白な状態に。。。第3展望台の方は完全に霧の中でした。
 硫黄山の前を通過して、今夜の宿である川湯温泉の民宿「我家」に到着したのです。
                  走行距離−287km(14日分含む)
                     
22時作成

 

 ↑一番上へ

[2007旅日記表紙へ]     [次のページへ]      [ホームへ]