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HP開設8周年記念
83回目・2008 GW春の北海道旅行 旅日記−6
リアルタイム旅日記として作成

4月26日 出発〜新日本海フェリー] [4月27日 ニセコアンヌプリ春スキー] [4月28日 ニセコ〜支笏湖〜増毛]
 [4月29日 北竜〜滝上〜紋別〜網走] [4月30日 網走〜知床半島〜羅臼]
 (5月1日 羅臼〜知床半島〜砂湯) [5月2日 阿寒摩周エリア〜上川] [5月3日 旭岳春スキー]
 [5月4〜5日 芦別〜登別〜太平洋フェリー]

月1日

 
 昨夜は0時半まで話し込んでしまいました。。。
しっかりと熟睡出来ましたね。起きたのは7時半。外を見てみると曇り空ですが、雲が薄く日も少しですが射し込んでいます。天気は良さそう。去年・一昨年と雨でしたからね〜。。。
 朝の儀式を終えて、朝食にします。その朝ご飯は、昨夜メンメの湯煮を作った煮汁でのおじや。それとカレイの煮付けであります。おじやですが、メンメの出しがとてもよく利いており、かな〜り美味しい♪ 一晩おいたカレイの煮付けですが、こちらもなかなか美味しかったりします。


朝、天気は良さそう♪


朝食です。

 食後は昨夜の旅行記を仕上げて、9時に宿を出発します。まず羅臼市街にある知床倶楽部に立ち寄り、らむねさんと1年ぶりの再会♪。で、スノーシューを取り出し靴を履き替えて、準備を整えます。車は知床倶楽部の駐車場に置いておきます。そして、ツアーには参加しないkajinさんを見送ってから、知床倶楽部を出ます。
 まず、セイコマで昼食を購入して、らむねさんの運転で出発。
熊ノ湯前のゲートに到着したのが9時58分。待ちの車は数台。。。そして、10時にゲートが開いて、知床横断道路に入っていきます。
 ぐんぐんと標高を上げて、夏場の羅臼湖入り口を通過して少し走った場所で、車を降ります。ここが出発地点。
 と、その時、kajinさんがやって来ました。で、挨拶して走り去っていきました(^^)/


知床横断道路のゲートが


開く瞬間(笑)

 さて、スノーシューを履いて準備します。通過する車の人達がみな見ていきますね。
スノーシューを履き、いよいよ出発します。今回のツアー、番屋のご主人の他に、秋田からのお客さんである、Kさんの合わせて3人で羅臼湖を目指します。
 まず出発してしばらく緩やかな上り坂を歩きます。風がなま暖かい。。。
麓の羅臼市街では結構冷たい空気だったんですが、標高の高いこの辺りでは、明らかに麓より気温が高く風も暖かいです。


スノーシューを履きます


あの山目指して歩きます♪

 歩き始めて少ししたら、なんと「三の沼」に到着しました。道路からこんなに近かったなんて。。。湖のほとんどは雪に埋もれていますが、一部がすでに露出しています。冬の三の沼は、こういう風景になるんですね。。。
 夏場の展望台も雪の下なので、その場所まで歩いて羅臼岳を背後に写真を撮って、三の沼を後にします。


雪に埋もれた三の沼


展望台から羅臼岳を

 夏場は熊笹に覆われている場所も、いまは雪の下。とても歩きやすい。
 谷になっている場所は、完全に雪で埋め尽くされていて、地形は読みとれません。。その谷を横切ってしばらく歩き続けます。
 巨大なせっぴ・・でしょうか、雪の斜面が現れますが、とても良い感じの斜面で、スキーで滑りたくなってきます(^_^;


谷は雪で埋まってフラットに


雪解けが進んでいる湿原帯

 この斜面を通り過ぎると、夏場の湿原帯に出ます。結構雪解けが進んでいて、夏場の木道が一部姿を見せています。この湿原帯を眺めながら先に進みます。
 しばらく歩き続けると、見えてきたのが五の沼。その先に羅臼湖と知西別岳の姿。もう、その姿を見ただけで感動♪
 見晴らしの良い場所に出るため、少し登山をして高台へ。


斜面登って高台に


この時期しか見られない風景

 いや〜、素晴らしい眺めであります。
 五の沼と羅臼湖をこんな感じの俯瞰で見る機会なんて、まずないですからね。。反対方向の奥地に四の沼の姿も確認出来ます。
 しばらくここからの景色を堪能して、登ってきた斜面を降りて五の沼の湖畔に出ます。雪解け時期の湖面が、また美しいんですね。とっても、綺麗。


五の沼


五の沼湖畔

 写真を撮って五の沼を後にして、ちょっと歩いて、羅臼湖に到着。
 展望台が姿を出しており、ここで一休み。4年越しのリベンジが、ここに達成されました。天気も良く風が強いけど、とても暑い。。。


知西別岳


そして、羅臼湖♪

 雪解けが進んでいるので、大分湖面が見えてますけど、それがまた良い感じ。


 


知西別岳と羅臼湖


 

 展望台からちょっと離れた場所に移動して、ここで昼食タイム+休憩にします。念願かなった残雪羅臼湖を眺めながらの「おにぎり」の美味しいこと(^^)。
 食べている最中、歩くスキーの人が一人知西別岳方面へ歩いていき、しばらくして2人組が展望台にやってきました。
 食後は、後の斜面を登って雪滑りをして楽しみます。子供のような笑顔で何度も滑っているKさんの笑顔が素敵でした(^^)♪
 しばらく休んだ後、時間も時間なので、後ろ髪を引かれつつ羅臼湖を出発します。今度は背後の知西別岳にも登りたいですね。。。


おにぎりタイム♪


斜面で雪滑り♪


結構な急斜面です♪

 羅臼湖を出発して、再び五の沼の前を通過します。五の沼・・・何度見ても美しい。夏場とはまた違った表情であります。
 五の沼を通過して、最後にこの時期だけしか見る事の出来ない「3.8の沼」を目指します。そこへ向かう途中の景色も、夏場見られないものなので、とても新鮮であります♪


帰りも五の沼を通って。。


しぱらく雪原を歩き続けて。。

 五の沼を通過してしばらくあるいて、3.8の沼に到着しました。
いや〜、もの凄く美しい湖であります。まだ雪解けの最中で全て溶けると五の沼に匹敵する広さとの事。とにかく美しい。。。


沼が見えてきました。。


3.8の沼です♪

 しかも、溶けた湖の湖面にはなんと逆さ羅臼岳の姿が。もはや、この美しさは三の沼以上であります。とにかく、笑うしかありません。この美しさの前には。。4年間待ち続けたご褒美を、知床の神様から頂いた・・・そんな気持ちであります。


 

3.8の沼と羅臼岳


ゴールです。。

 時間の許す限り、ギリギリまで3.8の沼を眺めて、思いっきり後ろ髪を引かれて3.8の沼を後にします。
 あとは三の沼のかなり横をショートカットして、15時ちょうどに知床横断道路のスタート地点に到着しました。
 素晴らしかったです。4年間待ち続けた甲斐があったというもの。最後の3.8の沼の美しさに、ホント感動いたしました。今度はぜひ知西別岳から羅臼湖を眺めてみたいものです。

 らむねさんの送迎で知床倶楽部に戻ります。あまりの暑さで水を飲みきってしまっていたので、水を飲みながら一休み。そして、16時にご主人、Kさん、らむねさんに見送られて、知床倶楽部を出発して、まずは熊ノ湯に浸かって汗を流し、道の駅にある市場でメンメを自宅に送ってから、羅臼を後にしました。

 羅臼を出発して、ひたすらR335をひた走り、標津からR244に入って走り続け途中から道道をひたすら走って別海市街に入ります。ここにあるドライブイン「ロマン」のポークチャップで夕食にしよう・・・と考えていたんですが、なんと休み。。。HPでGW期間中は無休と書かれていたのを確認して来たのに、定休日で休むとは。。。
 仕方ないので、とりあえず清ノ湯でお風呂にします。食塩泉のモール温泉はとても良い湯であり、ぽかぽかと温まります。で、鏡見てびっくり。ものすごく日焼けしています。。


ドライブイン「ロマン」は休み(T^T)


別海温泉「清乃湯」

 お風呂の後は、とりあえず何か食べておかないと・・・と思って動き出してすぐに、「海鮮工房・やっとこさ」というお店を見つけたので、入ってみます。居酒屋ですがご飯物もあり、海鮮丼にしてみました。やってきた海鮮丼は予想に反して豪華なもの。これで980円は安すぎ。しかも美味しく頂きました♪
 食後は一路、弟子屈目指して走ることにします。。


夕食の海鮮丼


海鮮工房「やっとこさ」

                       21時45分作成


摩周駅です。

 別海を出発してR243をひたすら北上して、弟子屈市内に入りJR摩周駅に到着。摩周駅の待合室にて、旅行記を仕上げます。その間に釧路行き鈍行が到着して十数分停車したあと発車していきました。
 旅行記をアップして、今夜の車中泊ポイントに移動します。R391を走り続け、川湯温泉のセイコマでビールと朝食を購入して、今夜のPキャンポイントである屈斜路湖・砂湯に到着しました。車中泊組がいるかとおもいきや、誰もいない。いるのはエゾシカさんだけ・・・(^_^;。ただ、キャンプ場にはけっこういるみたいです。
 明日の天気はいかに。。。
               本日の走行距離−216km
                      
23時15分作成

 

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