夢解釈・分析するためのアプローチ　■０３■　ＴＯＰ　０１■０２■０３■０４■０５■０６■０７■０８■０９■１０■１１■１２■１３■１４■　ドリームワーク

よりよく生きるために非意識のレベルから行動をコントロールしているもの。それが「感情や情動」です。　

感情や情動の基礎は遺伝子に組み込まれ、体験にともなう記憶がそれを強化する仕組みになっており・・・
その役割を果たすのが・・・夜の脳の活動。その際に生じる随伴的な現象が「夢見」だといえるでしょう。

睡眠時の脳は、感情や情動をともなう記憶を・・・さまざまなイメージを使って再現することで・・・
コントロールすべき行動のプログラムをリハーサルし、感情や情動の機能を強化しています。

言い換えると、現実的な場面において適切な行動が選択されていないという情動的な体験があれば・・・
非意識は・・・感情や情動にはたらきかけて、その部分を補おうとする「夢」を展開するのです。

誰にも「心の偏り」があります。それは・・・ある意味で「その人らしさ」なのですが・・・
場合によっては「生きづらさ」にもなります。夢は・・・そのような「心の偏り」を補おうとしているのです。

「感情や情動」は意識が推し進める「理性的な判断や思考」よりもある意味で、より洗練された脳の機能から生まれてきます。
あなたの「生きづらさ」を解消するアイデアや現実認識の枠組みの歪みを指摘するメッセージを提供してくれるでしょう。
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