・慧可: |
えか(ゑか)。禅宗の第二祖。 |
・求道: |
仏道の場合には「くだう」と読む。 |
・断臂: |
達磨に入門を許されず左ひじを切断して求道の誠を示し、ついに許されたという慧可断臂の故事。真偽不詳。 |
・信疑: |
信ずることと疑うこと。 |
・無端: |
思いがけず。 |
・殉難: |
他宗の讒訴に遇い、取り調べなしに処刑されたといわれる(106歳)。 |
・直躬: |
身の行いを正しくする人。すなわち慧可を指す。『鞠躬(きくきゅう・つつしみ深いさま)』とも考えたが。 |
※ 転句は『倒置法』となっております。意味は「宗敵に遭い殉難を受けるは思いがけないこと」で、『安積艮斉作・墨水秋夕』の第七句『雲山未遂平生志』 の意味は『平生未だ遂げず雲山の志』を倒置したものを倣った。
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