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これは風散士雅兄の詩で、読みも風散士雅兄のものです。
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墨守
邦家憲法元無力、
不想油船襲海賊。
墨守前文底改更、
狭量黨是疑良識。
邦家の憲法 元無力、
想はず油船の 海賊に襲はるるを。
前文を墨守して
底
なん
ぞ改更せん、
狭量の党是 良識を疑ふ。
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・墨守: ふるい習慣や自説を固く守りつづけること。
・無力: 憲法上我国に交戦権がないこと。
・油船: タンカー。(船は公海上であれば我国の領土であるに等しい。)
・前文: 憲法の。
<補足>
先日メディアで、紅海において海賊の出没への対抗策として、“自衛艦の護衛を視野にいれては” との報を聞いて作る。
以前、某党の党首が『もしも日本が外国に襲われたならば如何にすべきか』の問いに対して『万歳(降伏)すればよい』との答えを聞いたことがあるが、我国のタンカーが襲われたならば、降伏して海賊に蹂躙を許してもよいのであろうか?
2008.10.20
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