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この詩は瑛子女士の作品です。
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花木蘭
往昔六朝民話榮
柔然北魏慘凄爭
阿爺恐恐受軍帖
子女覦覦願點兵
辞去黄河流水囁
遠來山砦苦行程
十年歸沐雲鬟理
門立花蘭火伴驚
花木蘭
往昔六朝 民話栄ゆ
柔然
(
じゅうぜん
)
・
北魏
(
ほく ぎ
)
惨凄
(
さんせい
)
の争い
阿爺
(
あや
)
恐恐として
軍帖
(
ぐんちょう
)
を受け
子女
覦覦
(
ゆゆ
)
として 点兵を願う
辞して去る黄河 流水の
囁
(
ささや
)
き
遠く
来
(
きた
)
る
山砦
(
さんさい
)
苦行の
程
(
みちのり
)
十年へて
帰沐
(
き もく
)
雲鬟
(
うんかん
)
理
(
ととの
)
え
門に立つ花蘭
火伴
(
か はん
)
驚く
〇往昔=遠い昔 〇柔然・北魏=北方の異民族(この戦いに木蘭がかりだされる) 〇阿爺=お父さん 〇恐恐=びくびくする 〇軍帖=召集状 〇覦覦=ひそかに願い望む 〇点兵=徴兵 〇帰沐=家に帰って髪を洗う 〇雲鬟=美しいまげ(女性の豊かな髪を雲にたとえた語) 〇火伴=戦友
父親に従軍の命令がきたとき,病で任にたえぬ父親に替わり,娘の木蘭が男装して,従軍し軍功をたてる。 南北朝期の北方の民間民謡に由来するとされる
。木蘭従軍の故事は後代,詩歌の題材となるほか,現在の京劇など 伝統戯曲においても《花木蘭》の題で演じられている。 杜牧の「木蘭廟に題す」・「木蘭辞」を読んで。
2015.7.4
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