瑛子双鴎闘一鷲　碇豊長の詩詞　投稿

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　この詩は瑛子女士の作品です。 ******************

　雙鷗鬪一鷲
　　　　　　　

阿拉斯加炎氣入
森森山岳峭巍巍
夏雲漾漾戲天界
風信梢梢敉翠微
一鷲銜枚拘守確
雙鷗合力敢行揮
空中戰略集団衞
不敵交鋒惕惕違

　　　双鴎一鷲と闘う　　　（微韻）

阿拉斯加(アラスカ)に炎気入り
森森たる山岳　峭(しょう)巍巍(ぎぎ)たり
夏雲漾漾(ようよう)　天界に戯れ
風信梢梢(しょうしょう)　翠微敉(いつく)しむ
一鷲(いっしゅう)銜枚(かんばい)　拘(こう)守(しゅ)確(しか)して
双鴎(そうおう)合力(ごうりょく)　敢行(かんこう)揮(ふる)う
空中戦略　集団の衛(まも)り
不敵(かなわぬ)交鋒(こうほう)　惕惕(てきてき)と違(さ)る

〇森森＝木々が高くそびえるさま　　〇峭巍巍＝山が広大　　〇漾漾＝ただよう　〇天界＝大空　　〇風信＝季節風　　〇梢梢＝風に吹かれて鳴る木の音　〇翠微＝薄緑のもや　　〇銜枚＝口にくわえる　　〇合力＝力を合わせる　　〇交鋒＝戦い　　〇惕惕＝驚きおそれる

空の安全保障～大空中戦！まさに是！集団的自衛。
鷲に捕まった仲間を救おうとして、果敢に攻撃を加えるカモメ。結局、鷲が逃げ切ったという。武器を持たない集団的自衛、あっぱれ。