エギングによるアオリイカ釣り中毒症を発症した悲しい男の物語

〜アオリイカ(あおりいか、水イカ、モイカ)は50代男の心を魅了する魔性の魚〜

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  エギングでのアオリイカ釣行記(2022年)  〜ハガイカばかりの釣り日誌〜
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 ハガイカ
和 名  : はがゆい
英 名  : hagaika kuyasika
地方名  : ハガイカ
生息域  : 西日本地区、主に九州全域に生息するが転勤等により日本全国〜まれに海外にも生息する。
        釣り人の腕に左右される部分が大きく、上手な人には釣れないが、下手な人にはいつも釣れ
        るという不思議なイカである。

        九州人ならもうお気づきとは思いますが、要はボーズという事です。

        釣れなかった人が、帰り際に捨て台詞として「もー はがいか」とこの言葉を残したのに由来する。
        九州弁で ”はがゆい” ことを ”はがいか” と言います。

      *実はこれパクリです。だいぶ前先に帰る釣り人に釣れましたか?と尋ねたら ”ハガイカ” が釣れたと聞き思わず爆笑でした。



風にもめげず出陣 ・・・

 多分今年最後の釣行になるだろうと、気合を入れていた土曜日昼前。
 ふと、翌日の平戸の天気をみると、何と風速6m。

 今年の釣行はあえなく終了。
 するはずだった。


 酒かっ食らって、1時頃寝たが、5時前には目覚め、なかなか寝れない。


 ええい、ままよ。
 ダメ元で致し方なく、西海市へ出陣。


 最初のポイント。
 
ゴーーーーーーッ と凄まじい強風で、すぐさま移動。


 次のポイント、先客あり。 その次へ。


 やはり強風だが、何とかシャクレない事はなさそう。
 義姉へのお土産をかけ、気合を入れて釣行開始。


 シャクル→フォール シャクル→フォール

 その5〜6投目。


 
ズンッ   
 きったーーーー


 なんと早々にヒットしたのだ!!。
 おまけに、ボチボチと相手は引く。

 慎重にやり取りしていたのだが、3〜4回目の引き込みに


 
スポッ


 ちゃらりーーーーーん、鼻から牛乳ーーー

 見事にダイオウイカは深海に帰って行かれた。



 
「何で、すぐに外れた後、フォー―ルしなかったんだ!!」



 あまりのショックに、引き戻す術さえ忘れてしまっていた。



 それでも、気を取り直して何とかシャクリ続ける。
 が、当然ながら、次は来ない。


 
”イカかーーーーーーーねーーーーーだーーーーーー”
 ”イカかーーーーーーーねーーーーーだーーーーーー”


 頭の中は既に、悲運の大間マグロ漁師山本さん状態。


 30分、1時間・・・・・
 時間ばかりが無情にも過ぎ去っていく。


 「大体、こんな爆風の中、きっとイカだってどこかでじっとしてる。」
 「そもそも今日は、釣れた釣れないでなく、来た事自体に価値があるんだ!」



 ネガティブシンキングキングが頭の中でフルマラソンをする。

 それでも、ハガイカだけは嫌なので懸命にシャクリ続ける。


 すると、そんなヒデに遂に西海市の女神がほほ笑んだ。



 ”ビシッ”

 「きっ、きっ、北の盛り場ーーーー」



 何と半分諦め気味のシャクリに、ヒットしたのだ。
 ジェット噴射する事から、アオリンに間違いない。


 慎重にやり取りし、水面に上がって来た本命。

 が、何と王貞治、一本足打法!!


 
1ハイ確実にゲットする > ギャフを洗いたくない


 さほど大きくなく、抜き上げも頭によぎったが、お土産を考えギャフを投入。
 無事アオリンは取り上げられ、勝負はついた。
 アオリイカ440g

 これで、通常は第三のビールだが、最近は頂き物のスーパードライ350ml をすきっ腹に
 飲んだぐらいにテンションが上がる。


 「ちょっと本気出せば、まあ、こんなもんやな。」


 さっきまでのネガティブはどこへやら。
 当然の如く、鼻高々になる、のーーーてんきなヒデであった・・・・・・


 ハガイカを逃れれば、全てが満足。
 その後、数か所ラン&ガンするも更なるヒットはなし。


 眠気には勝てず、11時前にはとっとと納竿した。


今日の釣行歌  
    
〜爆風に めげずハガイカ 逃れたぞ 海の恵みに 感謝するのみ〜・・・by ヒデ


 釣行日
 場 所
 潮
 使用エギ
 釣 果
2022.12.11
西海市
中潮
パタパタ3.5号/ピンク系
アオリイカ 440g−1尾 





3分刈り ・・・

 我が家のチビレンジャー長女、次女とも家を出て、福岡に行った。

 ママレンジャーと2人となり、独り言が増えた気がしないでもない(笑)。


 日曜日朝、たーーーーーーっぷり寝た後、昼飯を食いに平戸へ。

 以前一度言った事がある、 ”くまざわ” という平戸城近くの古民家カフェに行った。
 カツカレーを食ったがなかなかうまかった。あとサラダが新鮮。これはお勧めである。


 飯を食い、川内峠でしばし歩き、己の足の弱り方を痛感。


 そして、ちょびっとシャクッタ。

 何とそこで、またまた、山じゃなく、ハガイカップメンバーの 大ちゃん に未知との遭遇した(爆)。


 1ハイゲットし、早起きしないでも良いと確信したりした。
 アオリイカ360g
 釣行日
 場 所
 潮
 使用エギ
 釣 果
2022.11.20
平戸市
中潮
パタパタ3.5号/ピンク系
アオリイカ 360g−1尾 





久々に早起きして ・・・

 ママレンジャーは用事で、ちょびっと帰省。

 一人ぼっちのヒデは、当然ながら日曜日朝じっとしていられない。
 久々に早起きして、
”ラドヒー” を目指す。


 普段食べない朝食をなぜだか釣行時には取る。
 途中寄ったセブンで、いつもの様に高級カフェラテLと菓子パンをチョイス。


 コーヒーマシーンの前に移動し、何気にLボタンを押す。
 カップに注がれていく、高級カフェラテのはずが、


 
”オーーーーマイゴーーーーット!!”


 注がれているのは、何とコーヒー。
 そう、間違ってボタンを押してしまったのだ。

 一瞬このままやり過ごそうかと思ったが、やはり、高給カフェラテが飲みたい。
 止む無く店員さんに、その旨話すと、コーヒーを捨てて、入れ直しさせてくれた。


 ありがとうセブンさん!


 
ボケたら知らん!
 そうママレンジャ−に日頃釘を刺されているが、既にぼけ老人化の自覚があり、ちょっぴり怖いヒデであった。


 そんなアクシデントもあったが、ここぞと決めた、最初のちびっこいポイント到着。
 先客あり、次に移動。


 今度は入れた。
 しかも、辺りはまだ暗い。

 ふと空を見上げると、本当に美しい星の数々。
 なんだかとっても得した感じがした。


 気合を入れて、釣行開始。
 シャクシャク、シャクシャク 

 潮も良い感じで流れており、期待におっぱいが膨らむ・・・・・・ 
こらこらこらーー くそ親父ーーー


 シャクシャク、シャクシャク
 ヒデのイカレーダーの反応は高いのだが、全く当たりすらない。


 あっという間に、1時間以上が経過。


 「そもそも、イカの目の前にエギがちょうど飛んで、それをイカが食う。」 
 「そんな事は、交通事故みたいなものなんだ。」



 最近メンタルが本当に弱くなった。

 イカ釣りに最も重要な要素は?
 それは、どんだけ釣れなくても、ひたすらシャクリ続ける折れない心


 そう思っている。


 
ダメなんだなーーーーー それが!! (爆)


 1時間程度で、負け犬根性になりながらも、何とかシャッていた。


 すると、フォール後の何となくぎこちなくなった次のシャクリに


 
”ズンッ”


 来ったーーーー


 竿先に伝わる重量感。
 何だかイカらしくない感じもする引きだが・・・・・


 アオリイカ240g

 上がって来たのは、本当に秋イカサイズのアオリン。
 そう、単にイカの引きもよく分からなくなってしまっていただけだったのだ!


 うーーーん、これでハガイカ逃れ、満足満足。
 あのへんな大会のせいで、最近1ハイ釣れるまで常に強迫観念に襲われている気がする。


 でも、その重圧から解放され、気分良好、地合いかと思ったが続かず。


 周りはすっかり明るくなり、マズメ終了後、フォール後のシャクリに


 ”ズンッ”
 ”きったーーーー”



 今度は、確かなイカの引きで、さっきよりも大きい。
 慎重にやり取りしていたのだが、3〜4回目の引き込みに

 
”スポッ” と外れてしまった。

 ガチョー――んと落ち込みながらも、すかさず、フリーフォール。
 10秒ほど待った後の、シャクリに



 ”ズンッ”

 
「きっ、きっ、北の灯りーーーー」



 見事に引き戻し、ヒデのサル並みの頭が、アオリンに勝った瞬間だった。


 アオリイカ390g
 
 上がって来たのは先程よりも一回り大きいアオリンだった。


 しかし、引き戻しは無茶嬉しい。
 悦に浸るヒデであった。


 次なる、ヒットを求め、シャクっていると、後から呼ぶ声が、

  
「ヒデさんじゃないですか?」


 振り返ると、そこには自分に話しかける山があった・・・・

 もとい、目を良く凝らすと、山並に大きな、ハガイカップメンバーの 大ちゃん だった。


 そう、偶然にも、同じ場所でシャクっていたのだ。
 おまけに、大ちゃんの話によると、地元の漁師、 影ミツ君 も近くでシャクっているという。

 そうそう、後で、その影ミツ君から、イカのCG写真が送られてきた気もするが、多分気のせいだろう。


 その後、場所を移動し、しばしシャクッタが、久々の早起きに眠く昼前には納竿した。


今日の釣行歌
    
〜アオリンと ヒデの頭で 知恵比べ 今回は勝ち 至極満足〜・・・by ヒデ


  釣行日
 場 所
 潮
 使用エギ
 釣 果
2022.11.6
平戸市
中潮
パタパタ3.5号/ピンク系
アオリイカ 240g、390g−2尾 





遂に出陣 ・・・

 言い訳をすると、週末悪い天気が続いたり、家のチビの引っ越し他、ずっと日曜日は忙しかった。

 とか言いながら、スーーーーーーー っかりさぼり癖がついていた。

 そう、シャクリにさえ行かない、
”ダメンガー” になってしまっていたのだ。


 聞いた話によると、Tシャツは コンスケ君 がすーっかり気に入り、目に入れても痛くないほど可愛がって
 いるらしい。
 もう嫁には出さないとの事で、ヒデも安心している。


 が、こんな事ではイカ釣り師として失格の烙印を押されてしまう。


 という事で、ちょっぴり早起きし、いつ以来か記憶がないくらいに久々に西海市へ出陣。


 昼頃からは雨予想であり、早めに勝負をつけないと・・・・
 珍しく、暗いうちに最初のポイント到着。


 ところが、予想はしていたが、人人人・・・・・・・・
 皆さん今日は雨ですよーーーー


 と叫びながら、次の小さめの波戸に到着。
 先着1名様。幸い、何とか入る事ができた。


 チョー――久々。

 その一投目、期待に股間を膨らませエギを投げる。 
(世のレディーの皆さん誠に失礼!)


 うーーーん、久々の海はやっぱり気持ち良い。

 シャクシャク、シャクシャク


 一投目男の名にかけて、シャクルも残念ながらヒットなし。

 最近通っている整体屋さんのおかげで、手首の状態も割と良い。


 ところが・・・・・・・


 しゃくれどもしゃくれども、本当にうんともすんともすっとこどっこいとも言わない。
 先行者も同様。


 日は昇り、あっという間に朝マズメは終了。

 移動を決意し、早速動く。


 ところが、行くところ、行くところ本当に人だらけ。

 うーーーーん、
 
「間違いなく、イカの2倍は人がいる!!」


 移動を繰り返し、やっとの事で入れるポイントを見つけた。
 が、墨跡ナッシング。

 それでも、再度シャクリ始める。


 シャクシャク、シャクシャク  ・・・・・・・  チーン


 やはり、墨跡なく、人も居ないというのはそういう事なのだ。


 「ヘボンガー、ヘボンガー、やっぱりヘボなヘボンガー」


 当然ながら頭の中では、一休小僧が大運動会。


 
「黙れ一休!!」
 「”ダメンガー”から ”ヘボンガー” に格上げしたんだから文句を言うな!!」
 「釣りに来たんだからそれで良し。結果じゃない、過程が大事なんだ!!」



 そう自分に言い聞かせる。


 そうそう、先日だったか、影ミツ君 がアオリンを10ハイも、20ハイも釣ったなんて話してた。

 若いのに、もうボケが・・・・・
 きっと奥さん、
「ご飯食べたかなーー」 何て言われて困っているだろな。


 そんな事を考えながら、あそこと決めた、最終ポイント到着。

 ここは、墨跡チラホラ。


 シャクシャク シャクシャク


 涙目で、墨跡付近をシャクル。
 それでもイカは来ない、来ない。


 致し方なく、少し離れた所で、遠投。


 シャクル フォール シャクル フォール

 次のシャクリに、



 ”ズンッ”

 
「きっ、きっ、北の一本釣りーーーー」



 竿先に伝わる、確かな生物感。
 西海市の女神はヒデにやっと微笑んだのだ。

 アオリイカ320g

 上がって来たのは、秋イカサイズのアオリン。

 いやーーー、その昔飲み屋で酔っぱらったおねーちゃんにほっぺにチューされた時ぐらい嬉しかった(爆)


 1ハイ釣れれば、すーーーーっかり満足。

 久々の早起きで眠いし、昼前にはそそくさと納竿した。


今日の釣行歌  
    
〜半分は 諦めていた 事はない 釣れればそれで 全て満足〜・・・by ヒデ


  釣行日
 場 所
 潮
 使用エギ
 釣 果
2022.10.9
西海市
大潮
パタパタ3.5号/ピンク系
アオリイカ 320g−1尾 





久々の出陣 ・・・

 最近の日曜日の過ごし方。
 土曜日の夜、ビールと焼酎と、ハイボールを早起きを気にせずにしこたま飲む。
 当然ながら、日曜日の朝は起きれるはずもなく、午前中はだらだらと過ごす。

 そういうのが定番化していた。


 個人的に、エギンガーにはランクがあると思っている。


   
 1、エギンガー : シャクリに行ってイカを複数釣り上げる人

    2、ショボンガー : ちびっこいイカを釣って難を逃れる人
 影ミツ君

   
 3、ヘボンガー : イカが釣れず、猫の恩返しを得られず、涙目になる人 コンスケ君

    
4、ダメンガー : 釣る、釣れない以前に、イカ釣りに行かない人

    
5、番外編  :  青物釣りに行って、 ”瀬を釣る人” カズ会長


 時間は有限。
 このままでは、 ”ダメンガー” になってしまう。


 という事で、久々にちょっぴり早起きし、平戸に出陣。


 最初のポイント到着。
 先客あり。


 このくそ暑いのに、皆本当に好きねーーー


 すかさず移動。
 その途中、時々人がいる、今まで入った事がないポイントが空いておりふと目に留まり、叩いてみる事に。


 水深のないポイントなので、名前が分からん、シャロー用エギを投入。


 その一投目。


 最近新たに通っている整体院が自分にマッチしたのか、手首の状態も良い。
 本当に、らくーーーにシャクレル。


 シャクル、フォール、シャクル、フォールを繰り返す。
 数回繰り返した後、少しエギの頭を起こし気味にゆっくり沈めていると、ラインが少し張ったような・・・・。


 すかさず、合わせを入れる。


 「ツンっ」
 「きったーーーー」



 
何と、ファーストヒットビビンバキムジョンイル。


 大きくないものの、竿先に伝わる、確かな獲物の引き。
 サイズなんて全く関係なく、無茶無茶嬉ピーマン。


 たぶん、顔は学生時代の遊園地のバイト。
 回転する遊具で、カップルできていた、女の子のパンツが見えた時ぐらい、にやけていた事だろう(爆)


 その引きを十分に楽しみながら、獲物は引き上げられた。


 アオリイカ280g

 上がって来たのは、まさに秋イカサイズのアオリン。


 
「よし、これでハガイカ逃れ。満足。満足。」 ・・・・・  こらーーーそんなんで満足すなーー



 大会であれば、飛び上がって、きっと叫んでいたであろう。


 でも、ファーストヒットに気合が入る。


 サイズアップを図り、すぐさま次を狙う。
 ところが・・・・・


 「ゴロゴロ」 ・・・・・ 「ピカッ」   光る稲妻  ではなく、

 
「ゴロゴロ」 ・・・・・ 「まっずーい」  すぼむお尻。


 ヒデは普段、2食ッカーで朝食は食べない。
 が、釣行時だけは、パンと高級カフェラテを飲む。

 そう、その慣れない朝食が腹を刺激したのだ。


 それでも、次のヒットが欲しく我慢したが、デーーーーンジャラスな雰囲気がしてきたので移動する事に。

 トイレ到着。
 そこには、洋式と和式があり、当然和式を選択。


 
ふーーーーーーーーー   $%#’)(%”JGE"#'   


 うーーーん。えも言われぬ。

 まさに、薬師丸ひろ子、セーラー服と機関銃。


   
カ ・ イ ・ カ ・ ン !


 うんうんを済ませ、次のポイント。魚釣り師のみ。
 しばしシャクルも、オーラ―を感じず再移動。


 次のポイント到着。
 釣れていないのか、先行客1名、後は魚釣り師のみ。


 シャクシャク、シャクシャク。

 うんともすんとも、言わないまま、無常に時間だけが過ぎて行く。


  
 「一投目男、健在!!」


 家のママレンジャーには、不名誉な称号を貰っている。
 そう言われるのが嫌で、頑張ったが、ヒットなく、諦め気味のあっち向いてほいのシャクリに、


 「ツンっ」
 「きったーーーー」



 ヒデの人の気配を消した、高等テクに、イカが堪らずヒットしたのだ


 アオリイカ440g  

 今度のは、さっきより大きい。
 抜き上げられそうだが、逃がしたら嫌なので、久々にギャフを投入。

 なぜか一回で、ギャフかけ成功した(爆)


 これで、エギンガー格付け、1に昇格決定。



 資源を大事にするヒデとしては、これで帰ろうかとも思ったが、プチ移動し再度シャクル事に。



 しばらくシャクッた後、攻め方を少し変え、フォールしているエギの頭を上げ気味にフォールさせてみると
 竿先に重みが。

 すかさず合わせると、


 「ツンっ」
 「きったーーーー」


 アオリイカ550g
 
 今度のは、先程より、更にサイズアップ。


 そして、そのしばらく後、同様の方法で攻めていると、またしても、竿先に重みが・・・・・・


 ”ビシッ”

 
「きっ、きっ、北の灯りーーーー」



 今度は、先程までのサイズと違いサイズと違い、重量感がある。
 久々に鳴るドラグ。念のため、途中で追い合わせを入れる。


 今年の春到来間違いなし。


 引きを存分に楽しんだ後、獲物は水面に上がって来た

 アオリイカ1150g

 すかさず、ギャフを巨乳じゃなく投入・・・・・

 なぜか不思議と、今回も一回でギャフかけ成功し、勝負はついた。


 こうして、遅ればせながら、今年キロアップの春が来た。



 そうそう、例のエギンガーの格付け。
 エギンガーの上に、キロアップゲットの、「スーパーエギンガー」 が新設された。


 そうして、ヒデはその栄光ある格付け、「スーパーエギンガー」 の称号を得た。


 ”ダメンガー” からの、何と4段階昇格。

 その記録は、永遠に破られる事はなかった・・・・・・・・・・めでたし。



今日の釣行歌  
    
〜ダメンガー そんな時代も あったっけ 平民達よ 平伏したまえ〜・・・by ヒデ


  釣行日
 場 所
 潮
 使用エギ
 釣 果


2022.7.17
平戸市
中潮
名前分からん3.5号シャロー/ピンク系
プレミアムアオリQ3.5号/グリーン系
パタパタ3.5号/ピンク系
アオリイカ 280g、440g、540g、1,190g−4尾 





 釣行日
 場  所
 潮
 使用エギ
 釣 果

2022.6.19
佐世保市




ハガイカ大漁
 土曜日夜しこたま飲んだ。
 翌朝起きれるはずもない。

 それでも、近日ママレが門司に行くため、お土産のイカが必要。


 夕マズメ2時間一本勝負にて、近場に出陣。


 普段行かない地磯へ行った。
 水面ギリギリの、磯に乗ってシャクっていたら、靴が波でびしょ濡れになった。

 その後は靴の濡れを気にせず、頑張った。


 が、



 チーーーーーーン


 拝啓 姉さん!
     イカはおりまへーーーん 2  (涙)





第28回ハガイカップin黒島(2022.5.23) ・・・
 大人気ない大人の祭典、

 ”第28回ハガイカップ” を開催。


 開催前日には、希望者による前夜祭を実施。
 最近めっきり弱くなったので、大人しくしておこうと思った。


 が、酒というのは本当に恐ろしい。
 皆に乗せられて、久々に ”華麗なる舞” を披露した。

 でも、今回はちょっぴり覚えているが、迎えに来てくれたママレンジャーの車に乗り込んだあたりから
 ちょっと・・・・・
 でも、今回はママレをタクシーの運ちゃん扱いにはしなかったようだ。


 ソルマックを飲み、ヘパリーゼを飲んだものの、やっぱり頭は重い。
 本当に毎回毎回、いい加減学習しろよと、自分に言いたい(爆)


 朝起きて、移動、フェリー乗り場到着すると、既に多くの参加者は雑談していた。

 重い頭を抱え、フェリーに乗り込む。
 横になって睡眠を貪りたかったが、先客あり。


 仕方なく、椅子に座って少しでも回復するように目を閉じた。
 小一時間フェリーに揺られ、黒島に到着。


 今回の参加者は、総勢16名+みっちゃん。


   ・佐世保組・・・ 影ミツ君 、 コンスケ君 、Y君 、  KIYO君  M君・I君新人、 
             ヒゲ君 、大ちゃん 、ヒデ

   ・西海組・・・・・ N君

   ・福岡組・・・・・ カズ会長 、だっちゃん 、マキちゃん新人

   ・佐賀組・・・・  SIN君 

   ・広島組・・・・・ ぶーちゃん一家
   
   ・大分組・・・・・ リッチメン君新人


 そして、恒例の挨拶をする事に。

 
(実は今回の開催に当たり、パンツデスマッチを逃れる秘策を用意していた)



 
「今回でハガイカップも何と28回目を迎えました。」

 「こんなバカバカしい大会が、15年もの長きに渡り継続していることを主催者として嬉しく思います。」

 「さて、前回の大会の挨拶が非常に長かったと、ぶ−ちゃんにお叱りを受けました。そこで今回は手短に
  いきたいと思います。」


 「全国デカイカハンター党のカズ君!!」


 「今までこの大会において、君と私のみが、パンツデスマッチというリスクを背負って大会を戦ってきました」
 「しかーーし、それがいかにバカバカしい事であるかとやっと気づきました。」


 「そこで今回はルールを変えたいと思います。」


 「もし、今回パンツデスマッチに参加しても良いという勇気あるチャレンジャーが現れ、そのチャレンジャー
  3人でも、4人でも構いません。」


 「その中から、ハガイカTシャツを着る者が現れたなら、今まで大会開催を阻止して来たコロナに文句
  を言って

  コロナのバカヤロー、コロナのバカヤロー、コロナのバカヤロー、

  そう叫びながらTシャツを着ようではありませんか!。」


 「しかーーし、私も鬼ではない!」


 「じゅうふく じゅうふく ビビッて叫んでいた君がやりたくないというなら、それもやぶさかではない。」
 「やりますか、それともやりませんか?」


 カズ君   :  「ぶーちゃんもやるなら。」


 
巻き添えを避けるため、完全スルーするミジンコみたいなぶーちゃん。
 
渋っていたカズ君だが結局


 カズ君   :  「やりましょうかね。」


 
残念ながら、第1作戦失敗し、第2作戦に移る


 「それでは、新たなチャレンジャーを募集します。チャレンジャーはいませんか?」


 シーーーーーーン。
 ヒデの読み通り、チキンな奴らから返事はない。

 
しめしめ、このまま、逃げ切れるかと思っていたら、


 ぶーちゃん   :  「2人でやらんといけんやろう。名物やん。」


 
と、とんでもない、暴言を吐くではないか!!
 
その後すったもんだした挙句そんな暴言は当然無視しながら、最後通達を。


 「じゃーー、今回はなしにしようね!!」


 
逃げ切った・・・・・と思った次の瞬間、


 
「ハイ!」


 と何とN君が名乗りを上げ、結局今回もパンツデスマッチを繰り広げる事になった。




 ヒゲ君の挨拶の後、それぞれのポイントへバラバラに向かう参加者達。
 いつも単波戸を目指す宿敵カズ君は今回は長波戸へ。


 ヒデはフェリー乗り場で一番乗りを目指すつもりだったが、挨拶で準備ができていないため
 同じ考えのフライング、ぶーちゃんとだっちゃんに先を越され投げる場所なし。


 すぐに、移動を。
 次に考えていた、内湾テトラも先客。

 これで、すっかり予定が狂う。


 単波戸を目指すつもりではなかったが、結局はそうなり、途中人が叩いていない所を
 攻める作戦に。


 ところが、シャクレども、シャクレども、反応はない。
 所所にいる参加者も同じみたい。


 その内に、携帯のラインの音が鳴りだす。

 影ミツ君、KIYO君、そして宿敵カズ君まで・・・・
 おまけに、KIYO君のはデカいではないか。


 カズ君の予想通り、今日は長波戸デーだったみたい。


 単波戸到着。


 先行していた、コンスケ君、大ちゃんもヒットはないみたい。
 例年なら、墨跡もあるのだが、今年はほんのちょびっと。


 いやーーな、予感が脳裏をよぎる。


 それでも、一縷の望みをかけ、シャクル、シャクル。


 
「何か、最近、ヒデのエギをイカが避けてる気がする・・・・」


 ネガティブシンキングに頭が占領されていく。
 その昔、エギングを始めた頃は、どんなに釣れなくてもその場所でとことん粘れた。

 が、最近は・・・・・
 根性なしになったって自分でも思う。


 そうこうしているうちに、また鳴るライン。
 そこにはまたまた見たくない、ぶーちゃんの釣り上げたイカの姿があった。


 このままではいかん。
 現状打破のため、早めに長波戸へ移動する事に。


 途中寄り道しながら、叩くも、ヒットない。
 それどころか当たりすら・・・・・


 長波戸先端には、初のヘボンガー連覇のかかる、だっちゃん、そしてSIN君、ぶーちゃんがいた。
 当然ながら、ぶーちゃんは満面の笑みで、ヒデを弄って来る。


 本当にこんなバカな大会を考えたのは誰なんだ?


 だっちゃんはまあ当然として、SIN君も今回は苦労していた。
 そのSIN君が飯食いだしたのを真似して、ヒデも昼飯に。


 時間がもったいないので、片手におにぎり、片手にロッド。
 座って横着していたら、何とお気に入りのパタパタピンク君が海底に引っかかった。


 大分外そうと頑張ったが、最後は殉職。
 エギを失うのが一番嫌いなヒデは更にブルーーに。


 飯を食い終わり、ラインを結び直し、ハガイカを逃れるべく再度もがく。


 回りも、ヒットなかったが、その膠着状態を遂にSIN君が破る。
 上がって来たのは、600g程度の食べ頃サイズだった。


 残り時間1時間程度。
 うーーーん、こうなればテトラしかない。
 普段、防波堤しかいかない、ヒデはテトラはちょっと怖い。


 でも、意を決してテトラに。
 エギもチェンジし、色も変え、ない頭を使って頑張った。


 しかーーーーーーし。


 ちーーーーーーん。


 今日の黒島のイカ君はヒデに冷たかった。


 集合場所に戻りながら、我が頭はその儀式でいっぱい。


  
「グー チョキ パー」
  「グー チョキ パー」



 その時ヒデに、グーが降臨した。 
 よし、グーで行くぞ。


 それでも、まだ諦めきれず、最後フェリー乗り場で1投するもヒットなく万事休す。


 そして、閉会式へ。


 優勝は

 
 優勝した KIYO君

 KIYO君。 

 ハガイカップ史上初、何と2,050g というビックサイズをゲットし優勝をかっさらった。


 ちなみに、KIYO君今回のエギング何と3年ぶり。
 前日、リーダーとPEの結び方をユーチューブで学習したそう(実話)。


 ただ、今回いったん優勝となった。
 が、大会前日の公約 
”リーダーとPEの結び方を蝶結びでする” に違反してしまった。


 まるで、最近の政治家を思わせる公約違反。
 このため、残念ながら、ハガイカップ競技規則 第43条3項により優勝は取り消しとなった。


 はっきり言って、人が、2kg を釣ろうが、3kgを釣ろうが、ジャンケン当事者にとってそんな事は
 微塵も関係ない。


 頭の中は、 ”じゃんけん” のみ。
 それが証拠に、トロフィーを授与する際に、ビニール袋に入ったまま渡そうとした(爆)


 そして、本日のメーーーンイベント


 今回、参加者の半分8名が、儀式の当事者。
 やはり、かなり渋かった、


 そして、チャンピョンKIYO君の公平なジャッジの元に始まる儀式。


 いい年こいた、おっさんが真剣にジャンケンをする。
 もし小学生が見たら、何と言うだろう。


 そして、運命の1回目、

   
出さんば 負ーーーーけの ジャンケンポン

 
じゃんけん大会  

 ヒデは初志貫徹。降臨のグー

 だッちゃんのアンポンチンのパーに邪魔され、1回目での決着ならず。
 その後は、何を出したか覚えてないが、数回目のあいこの後何とか難を逃れた。


 そして、いよいよ、だッちゃんの史上初、ヘボンガー連覇をかけた最後の戦い。


  
出さんば 負ーーーーけの ジャンケンポン
 
 じゃんけん大会
  だっちゃん、マキちゃん、M君のグーに対し、写真左下コンスケ君はチョキ


 
エギンガーとして、一皮むけた瞬間だった。


 
 ハガイカTシャツを着るコンスケ君     ハガイカTシャツを着るコンスケ君

 そうそう、コンスケ君、今回の大会において、漁網に絡まり死にかけていた小猫を救って
 あげた心優しい救世主。


 
”猫の恩返しはTシャツでした”


 そう語る、彼の背中は少し寂し気だった・・・・・・・チャンチャン



 
参加してくれた、皆さん本当にお疲れ様でした。

 事故怪我等なく、無事今回も大会を終える事が出来て良かったです。


 天然ちゃん、わざわざ港まで来てくれてありがとうなーーーー



 
こうして、ハガイカップは15年というその長い歴史に終止符を打ち、
 その後2度と開催される事はなかった・・・・・・・

参加してくれた皆さん 参加してくれた皆さん

今日の釣行歌
  
   
 〜イカさんよ どんなエギでも 食わないと 好き嫌いでは 病気になるよ〜  ・・・by ヒデ





ハガイカップに向け ・・・

 来週はいよいよ、Tシャツを着せられて笑われる会、
 もっ、もとーーーーい。

 なんちゅう不吉な。


 
”人にTシャツを着せて笑う会” が迫って来た。


 全くビビってなんかいないが、ちょっぴり早起きして西海市に向け出陣。
 朝マズメなんて過ぎ、すーーーーっかり明るくなった頃最初のポイントに到着(爆)

 誰も居ないなんてことは当然なく、多くが既にシャクっていたが、入れない事はない。


 手前に陣取り、釣行開始。


 シャクシャク。シャクシャク。


 一時間ほど経過。
 うんともすんとも言わない。


 周りも同様で、そそくさと移動。
 次の小さいポイント、先客あり。


 次のポイントで、少しばかりシャクルもオーラなく、すぐ移動。
 次は初めてのポイント。
 しかーーし、風が少し強くなり、すぐ近くに移動しシャクルも気配すらない。


 
♪ボーズボーズ、くそボーーーズ

     来週、パンイチ 踊ろうかーーーー



 頭の中では、一休小僧が大運動会。
 おまけに、最近ちょっと釣れないだけでも、すぐ心が折れそうになる。

 そうヒデは、かるーーーい、”釣れないかもしれないシンドローム” を発症していたのだ。


 
「今日イカさん、運動会だった!」


 ママレへの言い訳が頭の中をかすめながら、以前一度行ったきりのポイントへ。
 墨跡、ナーーーーーーーッシング。


 しばらくシャクルも、隣りの人も全く当たりすらなく、再移動。


 次のポイント。
 貸し切り。おまけに墨跡もほんのちょびっと。


 シャクシャク、シャクシャク


 
「そもそも、今年はアオリン少ないんだ。」
 
「ジャンケンで勝てば良いんだ。」
 「シャンケンで!」



 超ネガティブシンキングに頭の中が占領されていく。


 それでも、頑張ってシャクリ続けていた、気のないシャクリに



 
”ズンっ” 

 「きっ、きっ、北の岬ーーー」



 ヒデの人の気配を消した、高等技術にイカが堪らずヒットしたのだ


 ズシンと来た後に引っ張るので、間違いなく藻ではない。


 慎重にやり取りし、獲物は無事取り上げられ、勝負はついた。


 アオリイカ510g

 上がって来たのは、春イカには遠いが食べごろサイズのアオリンだった。


 昔々、忍びの者は、己の気配を消してその任務を遂行したという。 



 
”忍者シャクリ”



 新たな高等技術を、ヒデがまたまた習得した瞬間だった。


 そうそう、昼前に納竿し、再度サイズアップを目指し近くのポイントへ夕マズメにちょびっと行った。


 すると、たーーーくさんの人がいる波戸の先端に、地元の漁師  影ミツ君 がいた。
 彼は、一応サラリーマンの振りをしているが、本業はイカ釣り漁師。


 会社に一応出勤するのだが、営業に行く振りをしてポイントへ向かうのだ。
 良い子のみんなは決して真似しないように!!。



 さあ、これで大会に向け、準備は整った。


 前人未到の、ヘボンガー連覇へ向け、  だっちゃん  期待しているから(笑)!!


今日の釣行歌  
    
〜連敗で 大会だけは 避けられた 日曜誰が 泣くのだろうか〜・・・by ヒデ

  釣行日
 場 所
 潮
 使用エギ
 釣 果

2022.5.15
西海市
大潮
パタパタ3.5号/ピンク系
アオリイカ 510g−1尾





 釣行日
 場  所
 潮
 使用エギ
 釣 果

2022.4.24
佐世保市




ハガイカ大漁
 連休にママレの実家に帰る。

 お土産のイカを楽しみに待っている義姉のために、何としても
 釣らなければならない。

 しかーーーし、


 拝啓 姉さん!
     イカはおりまへーーーん  (涙)






 釣行日
 場  所
 潮
 使用エギ
 釣 果

2022.4.17
平戸市




ハガイカ大漁
 久々に、ちょっぴり早起きして、平戸に出陣。

 ここぞと決めた、最初のポイント。
 人、人、人・・・・・

 次も、同じ。


 考えが甘かった。

 入れる所を探しながら、リンリンカンカンしたが、


 やってもうたーーー   (涙)





チビレンジャー長男と ・・・

 すっかりチビでなくなったが、呼び名は未だに ”チビレ” が大分より帰省。
 土曜日の夜、大酒食らったが、それでも近場に出陣。


 運転はチビレ任せの為、ヒデは昼飯とちょびっとビールをコンビニて購入。
 帰宅後、その空き缶を見たママレンジャーにはお叱りを受けた(涙)。


 本当に久々のポイント。
 墨跡は、チラホラ。


 ヤッホーさんのお天気はやはりあてにならず、結構な向かい風。
 それでも、デカイカを求め、気合を入れて釣行開始。


 シャクシャク。シャクシャク。

 結構な向かい風に嫌気がさし、内湾攻めに変更。

 すっ飛んでいくエギ。
 
 
 シャクシャク。シャクシャク。



  
イカ、かーーーーねーーーーだーーー

     イカ、かーーーーねーーーーだーーー


 本当に我ながら、最近、全く粘りがない。
 既に頭の中は、悲運のマグロ漁師、山本さん状態。


 チーーーーン。

 内湾も諦め、次は地磯へ。


 シャクシャク。シャクシャク。


 ふと波戸先端で粘っていたチビレを見ると、そこには見たくない光景が・・・・・

 何と獲物をヒットし、やり取りしているではないか!!


 
”エアーシャクリの達人なのに!!” 


 ハガイカップで追い込まれるように、意気消沈するヒデ。
 まさか、チビレに先を越されるなんて。


 「たっ、立つんだヒデーーーーー」
 「俺、真っ白になっちゃったよーーーー」



 涙ちょちょ切れのヒデであった。


 そうそう、後で分かったのだが、イカかと思った、その獲物は実はオオモンハタだった。
 チビレは、エギでなく、実はジグを投げていたのだった。


 しかし、そのオオモンハタ。
 帰宅後、アラをみそ汁にしたのだが、いや――――うまいのなんの。

 アラカブをはるかに凌ぐうまさだった。


 起死回生をかけた、地磯でもホゲり、段々と追い込まれていく。


 しかたなく、波戸に戻る。
 そして、ここで、星野監督が動く。


 「代打、立浪!!」  これまた古ーーーい


 定番の足のついているエギピンク系から、昔の名前で出ていますのプレミアムアオリQ緑系にチェンジ。
 シャクシャク、シャクシャク。


 その3投目。
 フォール→シャクリを繰り返していると、


 
”ズンっ” 

 
「きっ、きっ、北のみれん酒ーーー」



 星野監督の采配が、見事に的中したのだった。

 ハガイカの呪縛から逃れ、無茶無茶うれうれピーーーーーマン。


 獲物は、追い風の中、まあまあの引きをみせ、無事水面に上がって来た。


 自分のギャフを洗いたくない姑息なヒデは、チビレに指示を出す。


 
 「タモ、タモーーーーー。」


 正直者のチビレは、何の疑いもなく、タモですくってくれた。
 我ながら、悪代官のヒデであった。


 アオリイカ590g

 しかし、まだチビレが小さかった頃、良く公園で遊ばせて、夕方日が暮れて家族は車中に残したまま
 一人寒い中よくシャクったっけ。


 そんなチビレが成人し、こうやって一緒に釣りに来る日が来るなんて・・・・・・。


 チビレは、大分に戻るため、イカを肴に一杯は叶わなかったが、前日には一緒に大酒飲んだ。
 酔いちくれて、息子と話すのは、やっぱり良いものである。


 ヒデの死んだ親父は下戸で、一緒に酒を酌み交わす何て事はなかった。
 酒飲んで、バカ話の1つもしてみたかったと今となっては思わなくもない。



 そうそう、どっかの漁師みたいに、資源を顧みずたくさん釣ってしまう君!(影ミツ君)、


 そんな事ではエギンガーとしてまだまだ青い!!




 ”資源を大事に、1ハイのイカにただひたすら感謝する”



 SDGs



 それこそが、真のエギンガーだーーーー



今日の釣行歌  
   
 〜危ないぞ ホントはボーズ 覚悟した 春イカはいつ 巡り合えるか〜・・・by ヒデ

 釣行日
 場 所
 潮
 使用エギ
 釣 果
2022.3.27
佐世保市
長潮
プレミアムアオリQ? 3.5号/緑系
アオリイカ 590g−1尾 





 釣行日
 場  所
 潮
 使用エギ
 釣 果

2022.3.20
平戸市




ハガイカ大漁
 風の噂では、

 ”人にTシャツを着せて笑う会” の開催が決定したとかしないとか。

 全くビビってなんかないが、思い切り早起きして、6時過ぎ起床。
 外はすーーーー―っかり明るくなっていた(爆)

 やっぱ久々飲むと、飲み過ぎていかんのーーー


 しかし、ポイントはイカより間違いなく、人が多い。


 起きた時点で、すでに勝負はついていたのかもしれない・・・・・



 やっ やってもうたーーー   (涙)





久々の出陣 ・・・

 1月末に出陣して以来、釣行していなかった。

 先週も行きたかったのだが、時化にて断念。
 今週もヤッホーの予報では、風速5mだった。


 土曜日結構飲んだが、それでもちょびっと早起きし、平戸へ向け出陣。

 釣行時のみ食べる朝食のため、途中セブンに立ち寄る。
 今回も菓子パンと、高級カフェラテLを購入。


 前回、
”カフェラテぶちまけ事件” を起こし悲惨な目に合ったので、今回はカップ置きの下は何も置かず
 ラテが安定するように置いた。


 人ってちゃんと学習する生き物である(爆)


 久々に食べる朝食に、胃もびっくりし、平戸につく頃にはもよおしてきた。


 「ふーーーーーっ」
 色つやも良い、うんうんもしっかり出て快調快調・・・・・
 って変な説明まで入れるなーーー。



 ここぞと決めた、最初のポイント。
 一級ポイントだが、エギンガー僅かに4〜5名。

 それもそのはず。
 当たらなくて良い時は当たる、ヤッホーの予報通り、ポイントは爆風状態だった。


 弘法筆を選ばず、ヒデは風なんかには負けず。


 という事で、気合を入れて釣行開始。


 追い風に乗りすっ飛んでいくエギ。
 シャクシャク、シャクシャク。


 それにしても、ニュー――ロッドは軽い。
 痛めている、手首にかかる負担がかなり軽減され、これは本当に良い。


 シャクシャク、シャクシャク。
 表層を攻めたり、中層を攻めたり、深層を攻めたり・・・・・・。


 サル並みの頭をフル回転させながらシャクリ続けるも、

 うんとも、すんとも、すっとこどっこいとも言わない。


 回りも同様で、30分、1時間、と時間だけが虚しく過ぎていく。
 そのうちに、一人帰り、団体さん帰りと波戸は次第に寂しくなって来た。


 
「ヘボンガー、ヘボンガー」
 「やっぱり、ヘボな、ヘボンガー。」
 


 頭の中では、一休くそ坊主が大運動会。



 ここで遂に長嶋監督が動く。

 
「代打、クロマティー」 っていつの話だーーーー。



 あそことあそこを考えたが、結局はあそこへ(爆)


 ここも先程同様風が強い。
 エギンガーたった1人と、エサ釣り師数名。
 おまけに、墨跡もふるーーいのがほんの少し。


 貸し切りとあんまり変わらない状況なので、手前から順に攻めていく。


 シャクシャク、シャクシャク。


 
「イカさん、今日卒業旅行で、皆留守だった。」


 ママレンジャーや、チビレンジャーへの言い訳の文句が自然と頭に浮かんでくる。


 そのうちに、あまりの風のためか、波戸先端のエサ釣り師まで帰っていく始末。


 野球でいえば、9回ツーアウトランナーなし、迎えるバッターはライトで8番、通称”ライパチ君”。
 うんうんで言えば、公衆便所まで車であと5分、尻すぼめ状態。


 そのくらいのピンチに追い込まれるヒデ。


 最後の一縷の望みをかけ、エサ釣り師後の先端に陣取る。

 追い風に乗りすっ飛んでいくエギ。
 あまりの風に、なかなか沈みにくいライン。


 その数投目。

 かっ飛んだエギを、数回、シャクル→フォールを繰り返した後、糸ふけを取ろうとしたら、
 何だか重いような・・・・・


   「きっ、きっ、北のさすらいーーーー」


 バックオーライ、結果オーライ、今夜のおかずは、

 
エビフラーーーーイ



 なんと、勝手にイカが食らいついてきたのだ。
 しかもすっげー追い風でぶっ飛んで行っているし、ラインを巻くのもすっげー重い。
 途中逃げたら嫌なので、かるーーく追い合わせを入れる。


 そして、勝負はついた
 アオリイカ470g

 上がって来たのは、食べごろサイズのアオリンだった。



 
”空気投げ”

 その昔、柔道の神様と言われた、三船久蔵は、159センチ、56キロという小さい体を使い、
 足腰を使わず腕だけで相手を投げたという。



 
”しゃくらずに釣る”


 ヒデが、イカ釣りにおける極意を会得した瞬間だった・・・・・・
チャンチャン



今日の釣行歌  
    
〜一流は しゃくらないでも イカ釣れる ハガイカップは いつでもどうぞ〜・・・by ヒデ

  釣行日
 場 所
 潮
 使用エギ
 釣 果

2022.3.13
平戸市
若潮
パタパタ3.5号/ピンク系
アオリイカ 470g−1尾





ニューロッドを引っさげて、遂に始動 ・・・

 ここ最近、シャクリにさえ行かない、
”ダメンガー” になってしまっているという自覚はあった。

 このままではいけない。
 という事で、本当にいつ以来が記憶がないくらい、久々に早起きし平戸へ向け単独出陣。


 釣行の際は普段食べない、朝食を食べる。

 今回もセブンに寄り、新作パンと、高級カフェラテLサイズを購入。
 目覚めのラテをまずは一口。


 「うーーーん、やっぱラテはセブンやな。」


 自分の仕事用の軽ワゴンでの出陣で、カップ置きには、伝票他を突っ込んでいて少し不安定状態
 だったのだが、そのままラテを上に置いて、パンを頬張りながら発車。


 ところが、いったん信号停止し、発車しようとした際、パンが袋から出て何と汚いマットの上に落ちた。


 3秒ルールを適用し、次の信号で止まった際に拾い上げ、当然ながら頬張る(笑)


 きれいに食べ終わり、カフェラテを飲もうとしたら・・・・・


 
オーーーーーマイゴーーーーーーット


 たぶん、パンを拾おうと前かがみになった際に何とカフェラテは見事に転倒。
 真横になって、それこそ、一滴も残っていなかった(涙)


 おまけに、サイドブレーキの回りは、まさにカフェラテまみれで悲惨な状態。
 しかたなく、少し濡れたタオルを敷いた。


 今日の釣り日誌。

 
「カフェラテがひっくり返った時点で、既に勝負はついていたのかもしれない・・・・」


 そんなネガティブ日誌が、頭を駆け巡る。
 だ、ダメだ、ポジティブシンキング。


 「こんなどん底に落ちたんだから、後は上がるだけ!!」


 そう考えを切り替えたものの、高級カフェラテを再度購入する気にはなれなかった。


 そして、今日はここと決めたポイント到着。

 先行者が数人居たが、幸い無事陣取る事ができた。
 墨跡、ボチボチ。
 いやがうえにも気合が入る。


 
「ニューロッド(ダイワ / EMERALDAS AIR AGS83M) に墨付けするどーーーー」


 気合を入れて、釣行開始。
 最初はかるーーく投げて、ロッドの感触をつかんでいく。


 シャク、シャク、しかし、軽い。
 ロッド重量87gという軽さを痛感する。
 これなら、痛めている手首にかかる負担が本当に少ないはずだ。


 その後も、シャクシャク、シャクシャク。


 しかーーし、ヒデも回りも全くヒットなく時間だけが過ぎていく。


 小一時間程経過。
 何となく、潮の感じが変わったような・・・・


 「ツンっ」 

 なんだか、竿先に生物感を感じる。


 チビイカ

 上がって来たのは、ちびっこいとんがり君だった。

 これでハガイカを逃れ、ほっと一安心するヒデ・・・・・
こらーーーそんなんでほっとするなーー


 墨付けの記念の一杯なので、持って帰る事にした。


 よし、これで地合い。と思ったものの、後が続かない。


 代打、緑系エギ(名前忘れた)!


 パタパタの呪縛を逃れ、久々のエギを巨乳じゃなく投入し、攻めていなかった内湾を攻める。


 しばらく後、


 
ズンッ。

 きったーーーー

 アオリイカ230g  

 作戦成功、時計はSEIKO、金八さんはセンコー・・・・・・コラー


 秋イカサイズだが、久々の本命に上がるボルテーーージ。


 これで地合い突入。

 更に、ズンッ


 ちびっこいので、ジェー――んとルマンのヒデは優しくカンナを逆さにしてリリース。


 これが、更なる、幸運を呼ぶ。


 ズンッ


 また来たーーー



 アオリイカ230g
 
 今度は、王貞治、見事な一本足打法。

 ほぼ先程と同じサイズをゲットした。


 これで地合い終了し、その後もヒットなく、ラン&ガンダムロボコップ。


 次のポイント到着。


 エギは勝負のパタパタピンクにチェンジ。



 ほぼ貸し切り状態で、手前から攻めていく。


 そして、しばらく後、フォールしていくエギ。
 ラインが少し張ったような・・・・・


 すかさず合わせを入れる。


 ”ビシッ”

 
「きっ、きっ、北のウミネコーーーー」



 今度は、さっきまでのおこちゃまサイズと違い、重量感がある。

 ユルユルのドラグが、わずかに、チリチリと音を立てる。



 慎重に、引きを楽しみながら、獲物は水面に上がって来た

アオリイカ700g
 
 すかさず、ギャフを貧乳じゃなく投入・・・・・まだ言うかーー

 スルスルと伸びていくギャフ。
 本当にいつ以来だろうか?


 お決まりの空振り、何て事もなく、一度で無事アオリンにかかり、勝負はついた


 こうして、ヒデのニューロッドは、華々しいデビューを飾ったのであった・・・・・・・めでたし。



 そうそう、インターラインと比較して、エギが格段に飛ぶようになったことを最後にお伝えする。



今日の釣行歌  
    
〜ニューロッド おいらは君を 待っていた 釣れないボスと もう言わせない〜・・・by ヒデ

  釣行日
 場 所
 潮
 使用エギ
 釣 果


2022.1.30
平戸市
中潮
パタパタ3.5号/ピンク系
プレミアムアオリQ?3.5号/グリーン系
アオリイカ 700g、230g、230g、チビリリース−4尾
とんがり君チビー1尾 





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